楽しく暮らそう！

我が家は転勤族だ。
深い理由はこれから追々書いていくが
我が家はずっと借家暮らしをしている。

マイホームを持つチャンスは何度かあったが
夫の婚家ラブのおかげで
見送って今に至っている。

そんなこんなで
２年前の転勤に伴い
我が家は分譲の１戸建てのお宅を
格安で借りる事ができた。

その家のオーナーは
マイホームを建てたが
離婚してしまい、何とか今までその家で
一人で暮らして来たのだが
広すぎるし、経費もかかるので
たまたま縁あって借りる事となった
ファイターズ一家に対しても
仲介業者に対しても

「ほんと助かります。この家は自由に使ってくれても
かまわないので、長く住んでください」

な～んて言ってくれていたのである。

もちろん、我が家はその気である。
手入れのされていなかった庭を
綺麗な庭に生まれ変わらせ、畑なんかも作ったりなんかして
その家にずっと住むつもりで
色々していた。


がっ！！！！！

その家に住んで僅か１年８ヶ月。
家族でドライブと食事を兼ねて出かけている時に
いきなり夫のケイタイに

来年の３月に契約が切れるので
家を出てもらえないか

と、言うではないか！！！！！

理由を聞くと

実は実家の親が
持ち家だった実家を売って
札幌へ越す事になったので
自分（大家）の住む所がなくなってしまうので
ファイターズさんに出てもらわないと
困る状況になっている。

と、大家は言った。

それを聞いて、私達は「出るしかないのか？」と
思った。

しかし、長男は来年受験。
住んでいる地域は分譲のお宅ばっかりで
借家など皆無だ。
受験を控えている息子を転校させるわけにはいかない。

出先で家族全員で家族会議なんぞをした（苦笑）

家族会議の結果

「とりあえず、一年だけはあの家においてもらおう。
大家さんは単身で身軽なんだし、期間付きの借家じゃないんだから
大家さんのほうがどこかアパートにでも住んでもらった方が
いいのでは？１年くらい我慢してもらったっていいだろう」

という結論に至った。

でもって、夫が即効、大家に電話した。

しかぁ～し！

夫の声がどうも沈んでいる。
そして聞こえてきたのが

「あ～・・・・そうですか。それはおめでとうございます・・・」

？？？？？？？
？？？？？？？？

何？？？？？？

話の終わった夫に聞いてみると

どうやら「実家を売る」ってのは
嘘のようで、大家が再婚したそうなんだ。
新しいの嫁の連れ子が今年小学にあがるみたいなので
その連れ子の為にもファイターズさんには出てもらいたい
っていうんだよ。
おまけに赤ちゃんも生まれたみたいなんだ。

(゜Д゜) ハア??

嘘？

普通、嘘つくか？

家を出てもらうために嘘をつく・・・・

馬鹿じゃないの？


こっちだって受験を控えた息子がいるんだよっ！お前の勝手な都合ばっか聞いてられるか！( ﾟДﾟ)ﾄﾞﾙｧ!!

その時から大家への不信は始まった。

しかし、その大家の身勝手な理由（それも嘘までつかれて）で
何の落ち度もないのに
退去を命じられたファイターズ一家。

ここから
怒涛の半年を過ごす事となったのだ。

続く～