参議院選挙が近づくにつれ自民党や民主党、公明党などの陰謀や中傷、暴露合戦が激しくなっている。週刊誌では安倍総理の支援組織「安晋会」が耐震偽装問題を起こしたヒューザやアパグループ、さらには金融機関から4億円をだまし取ったとして逮捕された環境ベンチャー企業「イー・エス・アイ」と関連があったのではと報じていた。
特にアパグループの場合、トップが「安晋会」の幹部であったため偽装隠しに「安晋会」がかかわっていたのではという疑惑が取りざたされ、これに関連し冬柴国交相が事実をもみ消すことで公明党が安倍総理に貸しを作ったとも指摘している。しかしこんな危ない話に安倍総理が直接かかわっていたとは常識的にはありえないことだろう。
一方民主党の小沢代表も不動産購入を事務所費で処理したと批判されているが、問題は政治資金の法律自身にあったといってよいだろう。ところが最近TV(2月11日放送たかじんの「そこまで言って委員会」)で、反小沢の民主党議員が本問題を取り上げ小沢代表が「不動産ころがし」をしていたかのようなイメージを焼き付けようとしていた。
今まで政党の議員が自党の代表をTVで非難するのは見た事が無い。事務所費問題では自民党も問題を抱えていたため、民主党議員を篭絡し内部批判させたのかもしれない。「小人閑居して不善を為す」ように「金」や「ポスト」を餌にした陰謀合戦は醜いものだ。国民はこのような陰謀を面白がるのではなく、その裏に何があるのかよく考える必要がある。
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最終更新日
2007年02月19日 09時10分03秒
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