カテゴリ:野球物語
前回の野球物語でケガが多いと言いましたが、その理由の一つをお話します。
私は身長が165cmしかありません(前に測ったときは166cmでした)。 野球をやる上で、体が小さいのは不利です(私は不利だと感じたことはありませんが)。 体が小さい選手は小技が上手く、足が速くなければ、使ってもらえません。 大きい選手はパワーで勝負できるのに、小さい選手はパワーで勝負できません。 小さい選手は大きな当たりを打つのではなく、内野の頭を越える程度の打撃を求められます。 これは決して悪いことではありませんが、小さいということで「ホームランを打つ」ことがで きないというのは、小さい選手の夢を奪う形になり、残念でなりません。 私は小技は上手い(過去形かも)ですが、足は遅いです。パワーもありません。 でも、敢えて体の大きな選手と同じようなスタイルで臨みます。 いつもダブルスピンで、フルスイングしています。 正直、下半身と体幹ががかなり強靭な肉体でないと、ケガをします。 私はほぼ毎日、体幹と下半身を中心にトレーニングしていますが、筋肉量が足りず、ケガをしてしまう ということです。特に、私は体幹が細いため、腰を痛めやすいです。 また、上半身に肉をつけ過ぎると、膝にきます。15kg体重を上げた時は、膝が悲鳴をあげました。 ですので、また15kg下げました。体重を上げないで、筋肉量を上げるようにしています。 そこまでして、大柄な選手のようにプレーするのは、子どもたちのためです。 練習試合をしていると、たまに近所の子どもたちが試合を見に来ます。 子どもたちの中には、体が小さくて、野球をするのを諦めていた子がいました。 しかし、私のプレーを見て、「小さくてもやれるんだ」と感じてくれたようです。 それから、彼も野球を始めたとのことです。 こんな私でも、子どもにも夢を与えられたんだと思って、嬉しかった。 これからも、このプレースタイルは崩さない。 「小さくてもやれるんだ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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