にじのはは＿育児日記

息子１号のお話。
高学年になって、
「息子１号くんはのんびりしてるから・・」
では済まないことが多くなってきた。
本人が成長して、それを意識するようになっただけ
なのか？何かの病気なのか、生まれ持った性格なのか？
それとも私の育て方が悪かった？？
定期的にカウンセラーの先生との面談もしてきたが、
カウンセラーの先生いわく
息子１号くんの性格によるところが大きい。と。
確かに「情報の取り込み能力の弱さ」や
「気の散りやすさ」は多少あるものの、問題にするほど
ではないと。
でもね、本人は本人なりに努力してるのよ・・・。
それがまったく報われず、それどころか
ちゃんとやってない、って見られてしまう。
カウンセラーと担任はある程度連携してくださってる
ものの、息子１号の世界は家と教室だけでなく、
今やそれ以外の方が多いくらい。
大好きなサッカー、夜遅くまで練習してるのにコーチ
からは、まじめにやっていない、試合に出さない、
集中しないなら帰れ！と言われ、がっかりして帰宅する
ことも多々。（唯一習い事サッカーのコーチはあたたかく
見てくださる・・）
試合の応援に行ってる親たちからも、息子１号が合間に
どろだらけになっていた・・着替えが遅かった・・また
水筒を置き忘れそうになっていた・・と
いちいち報告が入り、私もうんざり。
かといって毎回試合に付き添うのは、仕事があるから無理
だし。
一番の問題は、息子１号がそういうことを言われて、
泣いたり、反抗したり、そのことを気にして練習を休んだり
するタイプではないことをわかっていて「ネタ」にして
いるということ。
息子１号っておもしろいよね、天然だよね、
って言葉を前後につければ、おもしろい「ネタ」として
成立すると親たちみんなが思っているようなところがある。
そういう親を見て子供たちも、「息子１号には言っても
いいんだ」と思うんだろう、子供たちも右へならえだ。
だから本音は、６年では他のチームに入るか、習い事の
サッカーだけにするかにして欲しかった。
でも何度も何度も話し合ったけど、本人がどうしても
やめたくない！というので意思を尊重した。
サッカー問題がやっと落ち着いた・・（私としては落ち
ついていないけど、とりあえず「続ける」ってことで）
今度は金管バンド。
再来週のコンサートに向けて練習してきたが、今日になって
急に担当の楽器をはずされた・・と言って帰ってきた。
来年度に向けて、小太鼓を担当できることをすごく誇らしく
思っていて、「練習期間が短いけど、必ず覚える！」
と張り切っていたのに。
まぁ覚えてないのならはずされても仕方ないのだけど、
「やらなくていい」と先生に言われたのがショックだった
ようだ。
本人は珍しく「やめる」と言っていたけど、話している
内に落ち着いてきて「明日一緒にやってる友達と相談してみて
から決める」ことになった。
カウンセラーの先生も担任の先生もおっしゃっていたが、
息子１号のいいところは、この「友達とのつきあい」
相談したり時には助けあったりする友達に恵まれている。
それも男女問わず、だれとでも仲良くできる。
（サッカーの友達とはそうでもないんだけどね・・・）
両先生いわく、これができない子がたくさんいる中で
友達との関係をうまく築いているのだから、多少の欠点
を補うに足りるものがある。と。
それからもうひとつ。素直なこと。
これも両先生を始め、習い事コーチにも言われた。

この２つの最強の武器があれば、次から次にやってくる
試練も乗り越えられるのかな・・・。
がんばれ。息子１号！