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カテゴリ:子育て奮闘記
お友達母子2組と一緒に、ボーネルンドとゆう遊び場にお出かけした日の出来事。
いつも通りSさんの車に皆乗せてもらい約30分、わくわくしながら現地に向かった。 そこは0~3歳の幼児用遊び場と、大きな子用の遊び場に分かれていて、 我々はすいている幼児用遊び場の方へと入った。 部屋の中はふわふわクッションのミニ滑り台セットや、おままごと玩具、トンネルくぐり遊びなど 色んな道具があって、長女1歳4ヶ月は大喜びだった。 さすが会社が経営しているだけのことはあって、危険因子は何ひとつとない。 私はかなり安心して長女を野放しにしていた。 お友達のお子さんはまだ歩き始めたばかりとゆうこともあり、おとなしく座って2人遊んでいた。 でもそこに!なぜか小学生くらいの男の子がいて始終2人の遊びを邪魔しにくるのだった。 どうもお兄ちゃんらしく、お母さんは7ヶ月の弟さんにつきっきりである。 お兄ちゃんの様子など、まったくもって無関心で視界にすら入っていないようだった。 「まぁ、仕方ないかな」と私は遠くの長女を目の隅にやりながら、その様子を見ていた。 Sさんもそんな感じだった。 ところがKさんは違う!お兄ちゃんが邪魔しにくる度に、ダメよと注意する。 それこそ何度でも。 しかし何度言っても聞かない、効かない! そこでなんとKさんは、その子のお母さんに直接注意しに行ってきたのだ!! どうも我慢の限界にきたらしく、ほったらかしのお母さんへと怒りの矛先は向かってしまった。 帰って来るとKさんは少しすっきりしたようで、 「注意しない親がいるから、子供はダメになる」みたいなことを言っていた。 う~ん、まったくもって正論。 Kさんみたく「自分が正しいと思ったことは例え他人であってもちゃんと口にする」スタイル。 少し惚れ惚れてしまった。今時他人の子を叱ったりできるヒトは少ないだろうし。 この一連の行動には、私への学びが含まれているのでは、とも思った。 ~周りに合わせるばかりでなく、時には自分の意見を言うこと~ 改めて頑張ろうと思うのだった。 きっと私なら、「お母さんも2児育児でおつかれなのよね、仕方ないよネ」で流していたと思う。 たぶんSさんも・・ ま、1件落着したところで又子供達はのびのび遊び始めた。 約1時間、もうそろそろ退室してもいい感じかな?と思い始めたその時! 「*う”わぁ~~ん;☆!!」 何ともけたたましい泣き声が聞こえた。振り向くと・・ 長女がトンネルくくりに失敗し、頭を上に思いっきりぶつけてしまっていたのだ! あちゃ~と思い、最初はたいして気にとめずに抱っこしてあやしていた。 けれど・・ 一向に泣き止む気配がない。泣き声もだんだんひどくなってくる。 何だか嫌な予感がしたかと思うと、みるみるうちに頭に大きなコブがふくれあがっていった。 急に怖くなった私は、洗面所で冷やすべく係りの人に声をかけた。 すると、コブを見たその人もビックリして、すぐアイスノンを用意してくれた。 しかしそれをあてがうのでさえ嫌がる長女。ますます大泣きしてしまって・・。 「少し病院に診てもらった方がいいですよ、頭なので意識に支障でる場合が・・」 と言われ、病院の手配が始まった。人もたくさん集まってきた。 本当に私は怖くなり、ただただ泣続ける長女を抱きしめるだけで精一杯だった。 通りすがりのおばあちゃんもハンカチをくださり、アイスノンに巻いてあてがってくれた。 そして係りの人が戻ってきたのだが、あいにくこの日は近くの病院が休診してるとのことで。 救急車を呼ぶことしか看護の方法はなかった。 しかし、30分程泣き続けた長女も少し落ち着きを戻し始めた。 保険証もない、いったん帰るか、どうしよう・・。 悩んでいたすぐその後ろで、SさんKさんが自宅近くの外科を探してくれていた。 そして電話してみると開いてるとのことで、急いで自宅に戻ることにしたのだった。 車で戻ること約30分、とても長く感じた。 家に入り、保険証を握り締め、再び外科病院まで送ってもらった。 せっかく遊びに出かけたのに、急遽こんな帰ることになって申し訳もなかった。 でも二人はまったくそんなことも言わずに、一緒に長女の心配をしてくれた。 最後病院に入る時、ここまで送ってくれた二人の方を振り返った。 二人は、手を振ってくれていたのだった。 私は胸に熱いものを感じて、病院に入ることができたのであった。 みんな、あったかい。 見ず知らずの人も、あったかかった。 これだけたくさんの人の優しさに触れることができて、長女も私も幸せだと思った。 「ありがとう」 今一度胸でその言葉をかみしめた。 そして結果。結果からゆうと問題なしだった。頭を打った後、大泣きしたのが良かったみたいで。 泣かなかったり、コブも何も出来ない方が怖いとのこと。 幸い長女はすぐ泣き、すぐコブになり、すぐ冷やせたので大丈夫だった。 これもすぐ処置してくださった皆様のおかげ。本当感謝である。 子供はいつなんどきどうなるかわからない。 安全な場所であっても、思いもよらぬ事故が起きたりする。 これからは常に保険証のコピーを携帯しようと思った。 そして、本っ当に子供から目を離しては絶対いけないんだ、と強く強く思った。 こんなあたふたな1日だったけど、こんなこともあるんだなと、 ぜひ皆様にも参考にして頂ければ、と思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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