カテゴリ:自然・風景
この前の更新から、ちょうど一か月。
選挙以来だ。 投票率が48.8%と言うのに驚き、 怒り、悲しみ・・・。 落胆していても仕方ない。 でも、れいわ新選組の重度障害を持つ2氏が当選し、 確かに変化の兆しが見えてきたのは、嬉しい。 その間お絵かきに没頭。 秋の展覧会の大きいサイズの作品にフレームとワイヤーを付け、展示可能に。 中サイズの作品の最後の仕上げをした。 それから、小品を8枚くらい仕上げた。 ちょっと疲れ気味と思っていたら、娘が来て、11日の日曜日は、 カズ姫の日本語の生徒も休みだったので、どっか行く? と言う事になって、近場、家から20分くらいの所に行って来た。 下界はちょっと暑め。 ハイマウンテンと言っても、小高い丘だが・・・。 それでも、空気はひんやり。 日向は、一寸暑めだったが・・・。 木陰は涼しい。 赤いトレールを行って、途中で黄色いトレールに分かれる。 黄色いトレールの中ほどに、この山の頂上が有る。 そのくらいの距離なら、4時までには帰ってこられるだろう。 と、軽い気持ちで出かけた。 木漏れ日の林の中は、涼しい。 犬を連れた人が多く、ある人は、大きな岩の上まで犬を乗っけて、 記念撮影。 ここで、森林浴と言う言葉を教えた。 こう言う山道をランニングすることもあるんだよ。 こんな石ごつの道を? などと話しながら、いい気分で進んでいった。 あの地図で、ちょうど、黄色いトレールに交わるちょっと手前の辺で、 喉が渇いたとカズ姫。 え、水は車に置いて来たと娘。 これから、いくら低いとはいえ、頂上まで行くんだから、 喉乾くよねと母。 じゃあ、走って取りに行ってくる、と娘。 丁度いいね、ランニングに!! 二人で、のろのろ15分くらい歩いたところだったか・・・。 彼女は、走ってすぐに引き返した。 カズ姫は、のろのろ先に進んでいた。 と、黄色いトレールへの分かれ道に来たので、 その辺の石に腰かけて・・・、 緑の木々を眺めたり、写真を撮ったりして待っていた。 何組かの人たちが、上から降りてきたり、登って行ったり・・・。 殆どの人達は犬を連れていた。 そうこうしているうちに、娘が汗だくで駆け戻って来た。 早かったね!! 往復12分だったっよ。 まるで、シャワーを浴びたようだっだ。 いくら森林の中の涼しい道とは言え、15分掛かった所を、 ランニングで往復12分で行って来たのだから、凄い!! 水を一口飲んで、黄色いトレールを登って行った。 途中、柔らかそうな苔が有り、花も咲いていた。 道の真ん中に、オレンジ色のもの見えて・・・ 何これ??? 苔の中にも同じものあり・・・。 これも苔の花? 初めて、お目に掛った植物。 疑問符を残して、さらに進む。 小川がちょろちょろ流れていて・・・。 道には、石がおいてあり、石橋を叩きもせず、 ご機嫌で渡っているカズ姫。 頂上までは、石ころだらけの、結構急な坂道。 この写真からは、傾斜は見えないが、結構急。 おまけに、石ころだらけで歩き難いと言ったらない。 ここ下りるの? いやだなー。 下りの石ころ道は危ないし、ひざに負担が掛かりすぎる・・・。 そんなこと言いながら上って行く。 空が見えてきたから、もうすぐ頂上だよと娘。 わー!!と思わず歓声を上げてしまった。 頂上に着くと、この眺め!!! 先に着いた娘は、携帯でパノラマ写真を撮っていた。 NJを一跨ぎして、遠くにマンハッタン全景。 だから、山登りって辞められない。 ぐっと、望遠で寄って見ると、 はっきりエンパイヤステートビルも見える。 二人でこの絶景を満喫。 NJからマンハッタンまで、一望のもとに見渡せるね。 ここで、一望と言う言葉を教えた。 二人で、頂上からの眺めを楽しんでいると、 二人の男性がビーチチェアみたいなのを肩にかけ、 反対側から登ってきた。 二人で自撮りをしようとしていた所だったので、 シャッターを押してもらった。 さっき登ってきたこの道下るの嫌だな~。 とつぶやいていると、 ここから林の中を通って、 赤いトレールに出られる道が有るからそれを下ろう、と娘。 ああ、助かった!! このまま、黄色いトレールをまっすぐ行くと、 赤いトレールと交わる所に出られて、 その辺に滝もあるみたいだけど、今日は、時間的に無理だから、 さっき言った脇道を降りて行こうと進んでいくと・・・。 草原に出た。 草原はもう秋の気配。 そして、草原と言ったらバッタ。 バッタも沢山いたので写真を撮ろうとすると、 パットと飛んでしまうい、写真は撮れなかった。 バッタ、バッタとバッタがいっぱいいるね・・・ などと冗談を言いながら進んでいくと・・・。 小山の頂上の小さな草原はもうすぐ終わり。 こんな平らな道なら、ランニングも楽だけど・・・。 でも、面白くないと娘。 バレエで鍛えたあのカモシカの様な足で走られてはたまらない。 この辺から、下に降りる道が有る筈だけど・・・。 これは、白いトレール。 ペンキで白が付いていた。 林に入るや否や、鹿が林の中を全速力で走っていた。 あ、鹿と言っている間に、姿は消えた。 しかたないね~。 草を食んだり、歩いているのは何回も見ているが、 こんなの初めて。 アメリカ生まれアメリカ育ちなのに結構洒落も出たりして・・・。 そうそう、リスの様な感じだけど、尻尾は細くピント立ち、 大きさはネズミ位のチップモンクと言う小動物も、 森の中をすばしっこく走り回っていた。 地面には、色々な大きさや形のどんぐりがりがいっぱい落ちていた。 そんな中で大きな木の実を見つけて、これ何? それは、クルミよ。 上を見ると、沢山緑のクルミがなっていた。 母たちが子供の頃は、緑のクルミを集めて、土に埋めて置いたものよ。 そしたら、芽が出た? 芽を出させるために埋めたんじゃなくて、 土の中で緑の皮が腐って、 中から固いクルミの実が出てくるのを待つため。 何処でも、楽しい教育の場。 すると、 さっきのオレンジ色のものが、苔など全くない所から生えていた。 枯れた木の枝などから出ているようだから、キノコだね。 暫く行くと、このキノコがお花畑のように出ているところに出くわした。 オレンジ色のキノコのお花畑も見て・・・。 ワクワクドキドキ。 でも、途中に木が倒れていて、道が無くなっていたり・・・ ドキドキわくわくは続く。 この道は、さっきの頂上までの道のように、真っすぐではなく、 ジグザグに下って行くので、可なり下りやすかった。 登って来た道なら、降りられないかったよ。 と言うと、私がおんぶしてあげたよ。 あの道でおんぶ? その方がもっと怖いよ。 それなら、転がって行った方が良いよ。 とは言え、木の根や石ころやありとあらゆる物がごろごろしている山道。 カズ姫は、2回ほど足首をひねってしまった。 大したことは無いようだったが、 その辺に落ちている枝を拾って杖にした。 木が根こそぎ倒れていて、 倒れたままの状態で石も植物も生活しているのに出くわしたり・・・。 足場の悪い所では、杖は本当に助かる。 暫く行くと、こんなキノコに出会ったり・・・ キノコの大きさを知るために、カズ姫の足と比べて見て!!! もうこの辺は、赤いトレールに出た所で、 なだらかな下りで、とても歩き易い道になっていた。 殆どは、土と枯葉の柔らかい道だったが、 所々こんな風に平たい石が石畳風に続いているところもあった。 それでも、この杖は、軽く、バランスもいいので カズ姫用の杖に取って置く事にした。 駐車場に着いたのは、4時半。 2時ごろから歩き始めたから、2時間半。 娘ちゃんにしたら、らくちんな、カズ姫にしたら結構きつかった 2時間半。 でも、楽しく、わくわくドキドキの二時間半。 本当に良い運動になった。 娘は予定では、友達のショーを見に行くために、 4時に家の近くからバスに乗って、マンハッタンに帰る予定だったけれど、 一時間以上遅れて、5時過ぎに、バス停まで送って行った。 明日は 筋肉痛? 捻った足首は? とちょっと心配していたが、 筋肉痛にもならなくて、 足首も全然平気だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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