虹色のパレット

娘の誕生日7・7の4日後、
7月11日、月下美人は美しくさいてくれたが・・・。





光と雲の光芒も美しいある夕暮れ。






雲の神々もお喋りに余念がない。







月下美人の蕾の先も緩んで、
その時を待っていた。









おおーい、早く咲いてくれ！！
と鼻息も荒く急かす神様もいて・・・。





そう急かさないで下さいよ。
私にも私の都合と言うものが御座いますからと
優しくなだめる月下美人の蕾。





私が沈まなければ。
とお日様は最後のキラキラを空に放った。


と、





如何したことか、そのキラキラは空一杯に広がって・・・

おまけに雨もさわさわと降り始めた。







白い月下美人の蕾も幾分ピンクに染まり、

涼しさを運んでくれた雨の音楽に聞き入っていた。





ピンクの空から、ザーザーと降る雨。

何とも不思議な光景。


ピンクの空も、優しい夕立も収まったころ・・・。




やっと私の時が来たと、
安心して、開花開始。






お日様はすっかり沈んで、








空は、夜の闇色に変わり、






ゆっくりゆっくり、自分のペースで
開花を楽しんで・・・。






ついに、満開。

葉や茎が傷んで、それでも、やっと咲いてくれたこの一輪。
かぐわしい香り。
気高い優美な姿。


今日一日、楽しませてもらって、
いい休息の時を持てたカズ姫。


次の日、さっそく更新の準備を始めた。

ところが、その日（12日）の夜、FBを通じて悲しいニュース。

ブルックリンバレーでここ数年、
毎年フープダンスを披露して楽しませてくれていた
フープダンサーの死を知ったのだった。
とても信じられなくて、何かの間違いじゃないかと・・・。

でも、それは本当のことで、もう、すごいショック。

享年30歳。

合掌。


悲劇的な転落事故死と言う情報が入ったが・・・。

もう、とても、更新とか考えられなくて・・・。
ボーっとしていると、

14日。
Jaany (日本芸術化協会)の創始者兼現会長の死亡の連絡。

彼は，3月終わりごろ、COVID-19に罹り、入院。
呼吸器もつけ、集中治療室に入って、治療を受けていたが、
一か月後、回復し、今は、リハビリをしているとの情報。
かなりの高齢なのに、乗り切って、本当に頑張られたんだなと、安心していた。

14日、COVID-19の後遺症と、持病の心臓病が悪化して、
ついに亡くなったという連絡が入った。
享年81歳。

1960年代、貨物船に乗って渡米し、日本人アーティととしての先鞭をつけ、
ご苦労してこられて活躍された飯塚国雄氏。
我らが、Japanese Artists Association of NY の産みの親、育ての親。

悲しみに打ちひしがれていると、


この方は知っている方ではないが、
三浦春馬と言う前途有望な人気俳優の自殺のニュース。

フープダンサーと同じ30歳と言うのが何とも心に重くのしかかった。

娘と同じ年代。

前途有望な二人の若者の死と、
歴史を生き抜き作ってきた方の病死。


そんなわけで、とても何をする気にもならない暑い夏を過ごしていた。

更新する予定だった日から、4週間が過ぎてしまった。


日本も、COVID-19は増加の一途をたどっているというニュースだが、
皆さんにおかれましては、お元気でご活躍のことと信じている。