カテゴリ:自然・風景
後ろ髪を引かれる思いで、
カエタースキル・フォール全景が見える滝壺を後にしたが・・・。 待ち構えていたのは、この急な石段。 下りるのも怖かったが、上るのは体力が続かない。 ハーハ―しながら・・・。 カモシカの様な足でもうずっと先にっている娘が撮ってくれた、 へたっているカズ姫>.< 手摺でもあれば・・・。 其れか周りの石がもう少し高ければ・・・。 色々無い物ねだりをしながら・・。 低い石でも手を突いてやっとの思いで登っているカズ姫。 石段を途中で左に曲がると、なだらかな第一の滝への道。 お母さんもうすぐだよ。 と励まされながら・・・。 よろよろしながら歩いていくと・・・。 またも絶景。 さっきの事は忘れて、 ニッコリのカズ姫。 飛沫で道は濡れ、自分たちにも掛かって来る。 それでも笑顔は消えない。 目の前で、水が無数の矢のように落下してくる様は、 これまた雄大、豪快。 ?滝の途中に人がいる?? もっと寄ってみよう。 おお・・・滝の横にも真後ろにも人がいる。 人間の好奇心は無限・・・。 上から見た時、そこに行くような道も見えたが…。 よろよろしていても行ってみたいカズ姫であったが・・・。 現実は厳しく!! 二段目の滝の真上。 右上の枯れた様な木に注目!! その真上が展望台。 こんな所にも人が・・・。 あらあら、娘ちゃんは、真上どころかあんな所まで行って!! 二段目の滝壺もその下の3段目、4段目の低い滝2つも そして、一番上の滝もずべ手このビデオに納まっていた。 このビデオを見て、4段目の滝を発見した訳だ。 一段目の滝壺からの眺め 西に傾きかけた日を浴びてさらに燃え立つ紅葉の山。 うっとりしていると、 風が出てきて滝が風に飛ばされて如何にも花嫁のベルーノの様だ。 花嫁のベールは見物人たちの上にも降り注いで・・・。 なんかロマンティックだけど、紅葉の季節の夕方には冷たい。 自撮りしている娘の髪も滝と競争の様になびいている。 立ち去りがたかったけれど、 日もだいぶ傾いてきたので・・・。 此処まで書いたら、こんな記事が目に留まった。 日本三名瀑(めいばく)の一つとされる栃木県日光市の「華厳の滝」が11日、ライトアップされた。この日は試験点灯で、夕闇の中、落差97メートルある滝が照明で浮かび上がると、観瀑台にいた人たちが次々とスマートフォンで撮影していた。 那智の滝にも、華厳の滝にも行った。 それではあと一つは?・・・ 追っかけミーハー虫がモゾモゾ動き始めた。 袋田の滝 茨城県久慈郡大子町 落差120m、幅73m/4段 冬の氷爆で名高いのが袋田の滝。 浸食に耐え残った約1500万年前の火山噴出物の末端の断崖という特異な滝。 「四度の滝」という名は、西行が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したという伝承も。 だそうだ。 日本三景も2つ行った。 日本3大鍾乳洞も2つ行った。 日本三名瀑にも2か所。 日本三大大仏は全部と言うか・・・、 奈良の大仏、鎌倉の大仏は問題ないが、 三つめは、高岡大仏。 これは、ご当地ソングよろしく、わが大仏が次だと揉めていて、 自称三大大仏と言う事らしい。 でも、自称候補者もネットで見てみたが、 カズ姫は高岡の大仏に軍配を上げた。 日本にずっと住んでいたら、きっと全てクリアしただろうけど・・・。 そうしたら、ナイアガラの滝にもヨセミテの滝にも行けた分からない。 人生それぞれ・・・。 この先には、まだ石段が待ち受けている。 よく写真を見ると、それも見える。 石段も登り切った所だろうか・・・。 二段目の滝が。 これで滝とも完全にお別れ。 所が、この後が大変だった。 あの急な石段は本当に辛かった。 それが終わってもまだ暫く上り坂。 そこで、バテてしまった。 もう歩けない。 石に座って、水を飲んだりしているうちに少し元気がでた。 歩き始めるともう立っていられないくらい。 また座って・・・。 そうだ、カメラバッグの中に カーネギーホールに行った時に貰って来たコフドロップが入っていた。 飴を一個舐めると、本当に力が湧いて来た。 じゃあ、もう一個。 そしたら、もう大丈夫になった。 立ち上がってゆっくり歩ける。 ゆっくり歩いて、どうにか線路のトレールの所まで来た。 車までは、1.5マイル。 カズ姫が歩いたら、45分はかかる。 と言うと、そんなにかかるなら、私が走って車まで行って、 車を持ってくる方が早いと言う事になった。 その時5:30PM。 娘は、線路のトレールをパーキング場へ向けて、 カズ姫は、すぐ近くの駐車場で石に腰掛けて待っていた。 6:15PMくらいには来るだろうと、 ビスケットを食べたり、周りの様子を楽しんでいた。 ステートパークレンジャーの車もパトロールしていた。 去る車が多いが、来る車もある。 今からならあの展望台も空いているだろうからいい考え。 簡易トイレもあるし・・・。 などと夕暮れを楽しんでいると、6時前、5:55PMにはもう娘が来た。 もうキタの、早かったね!! 線路の道は枕木があるからそれをぴょんぴょん飛び越えながら走って行ったら、 15分で着いた。 それは凄いね。 やっとエクササイズした気になった。 夕日が当たっていて、すごく綺麗だったよ。 フーン。 あの古い駅舎の辺の写真。 こうして写真を見たら、本当にすごく綺麗だった。 やっと娘の感動と興奮が伝わってきた。 紅葉に木々に夕日が当たり・・・。 暖かい夕日の長い影が伸び。 こちらの駐車場もほぼ空。 1時にここを出発した時とは、全く違う景色に見える。 釣瓶落としの秋の夕日。 この辺はもう車の近くだ。 アングルだけでなく、ライティングでも景色はまた違って見える。 カズ姫と歩いて来たら、真っ暗な山しか見えなかったに違いない。 美しい夕景も見え、力いっぱい跳ねながら走ってエクササイズもして・・・。 そして、母も夕暮れの駐車場でリラックスできて。 良いこと尽くめ。 カズ姫と別れたのが5:30PM。 これらの写真を娘が撮ったのは、5:46~47PMの間。 本当に15分で行ったことが実証されていた。 滝の近くの駐車場で5:55PMに合流して、帰路に。 まだちょっと明るかったので、 その辺をちょっとドライブして暗くなってきたので、本当に帰路に就いた。 家まで、2時間と言うから途中のスーパーマーケットでトイレによって。 その頃はもう山も真っ暗。 でも、夕空は淡い光で空を染め楽しい一日の終わりを飾ってくれた。 家に着いたのは8時過ぎだった。 こんなに近くで、紅葉も景色もこんなに楽しめたなんて、 本当にラッキーな日だった。 感謝。 ご常連の皆様方のお陰で、全道程を漏れなくご報告で来た。 楽しんで下さったなら本当にうれしい。 皆様方にも感謝。 完 💓 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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