カテゴリ:文化
26日サンクスギビングの日は、朝のうちは雨。 娘は、朝五時半ごろ出ると言っていたが・・・。 カズ姫が目が覚めたら5:45am。 もうも抜けの空だった。 集合は6時。 パレードは9時から。 観客無し、TV中継のみ。 カズ姫は、遅寝遅起きなので、また一寝入りして目が覚めると、 9時すぎだった。 急いでPCを開けて、ニュースを見た。 ニュースをやっていたが、まだ始まっていない様子。 かなり雨が降っていて、レポーターは傘をさしていた。 娘によると、初め土砂降りだったけど、始まる頃には小ぶりになって、 そのうち止んだと言う事だった。 ![]() 同じ衣装に濃いメーク、マスクまでして。 どれが自分の娘か分からない。 キルティングのジャケットや雨合羽まで用意されていたとは。 私は、ジャケットも雨合羽も着なかったと言うので、 一番左の奥まった所に居るのが娘と分かった。 そう言われてみると確かにわが娘。 ![]() パレードが始まる直前の様だ。 娘は、真ん中で横を向いているターキーらしい。 周りにいる関係者は全員COVID-19の検査を受けてネガティブな人たちだ。 そこまで徹底して実行してくれるのなら、安心だ。 必要い以上に怖がって、委縮するのも良くない。 ![]() 先頭は、メイシーズのトムターキーのフロート。 7人がフロートに乗り 一人が先頭に立ち6人がMACY☆Sのカードを持って行進。 と言う形になったようだ。 矢印がしてあるのが娘。 矢印でもなければわからない。 ![]() この位置で、観客に手を振ってこたえている。 と言っても、観客は無し。 安全な茶の間で見ている人たちにと言う事だけど。 例年なら、沿道に詰めかけた人々の中を20~30ブロックをパレードしているが、 今年は、COVID-19 の為、観客無しでメイシーズのある1ブロックだけ。 2020 The 94th edition of the Macy's Thanksgiving Day Parade それでも、3時間に及中継パレードだった。 カズ姫は、早送りして一応最後のサンタの橇まで見てみた。 歴史や、去年の映像も交えて楽しい企画になっていた。 企画側は、今年は取りやめと始めは思っていたが・・・。 例え縮小してもやろうと決めたそうだ。 94年の伝統。 その間キャンセルは第二次大戦中3回だそうだ。 一切のパフォーマンスは出来なくなっていたので、短くても本当に楽しかった。 と娘は言っていた。 そして、米国民も今年はないと思っていたが、縮小でも行われて、 サンクスギビングのスピリットは盛り上がったと喜んでいた。 11時頃だったか・・・。 娘は帰ってきた。 今年は、安全のため、 衣装は家から着て行って、家で脱ぐと言う方法が取られた。 ![]() とても複雑な衣装だ。 本体の上に、ベストの様にターキーのお腹のデザイン。 ![]() 一番後ろは、ターキーのしっぽ。 その前が、ターキーの足のブーツカバー。 手袋に袖。 何処にも、素敵な樫の葉の枯葉があしらわれている。 ?頭がない? と思っていると、頭の飾りはま付けたままで、お料理を始めていた。 年に一度だから・・・。 ![]() カズ姫が、昔使って居たターキーの飾り物を出してくると・・・ 一緒に写真撮りたい。 それでは、改めて HAPPY THANKSGIVNG!! 落ち葉の中の焼き物のターキーさんと、 ドングリの帽子を被ったターキーさんからのご挨拶。 どんぐりのターキーは直ぐにキッチン行ってお料理開始。 キリが良いところで、 今日は暖かいし、いい天気だから森にでも行かないと言う事になって、 散歩に出かけた。 まるで春のような暖かさ。 娘は途中でジャケットを脱いだ。 ![]() 森の入り口近くに夕日が当たった素敵な樫の大木があった。 此処だけ晩秋。 ![]() 夕日がしっとりと燃える秋色の樫の葉たち。 ![]() 春芽を出してから、季節の移り変わりを経験した木の葉たちの 深く複雑な思いの詰まった豊かな秋色。 生まれ成長して思い切り命を燃焼して・・・。 豊かに最後を迎える。 木でも動物でも人間でもそれが自然の美しい摂理。 ![]() 途中で折れてしまう枝もあり・・・。 ねえ、なんか道が綺麗になっていない? そうだね、これなら迷わないね。 ![]() 掃かれた木の葉は広い広いふかふかベッドの様。 ![]() じゃあ此処で恒例の証拠ツーショット。 カズ姫は、この4月からCOVID-19の為、 自宅で開いている花水木学習グループを休校にした。 それ以来髪は染めていない。 はっきりしない日々はお互いに良くないので、 9月からは塾は辞め、長い教員生活に終止符を打った。 髪は自然に任せることにした。 生徒って先生の一挙手一動をよく見ている。 特に年は凄く気にしている。 だから髪は染めて子供たちの心の平穏を保ってきたが・・・。 もうその必要もない。 ありのままの自分でいい。 こんなことを書く積もりはなかったが・・・。 今日の散歩で、ソーシャルディスタンシングで遠くを回ってすれ違ったご婦人が、 ”貴女も、私と同じね。” と言って自分の髪の毛を指していた。 ❓ 見ると上は白髪で下の方は、染めていた頃の色がまだ残っている感じ。 ”そう、そう、自然が一番よね。” とカズ姫の返事。 ”そう。貴女とても美しいわよ! と褒めてくれた。 ”有難う!!” とお互い笑顔で別れた。 アメリカ人て本当に褒め上手だ。 有る時、安いヘアダイに変えたら紫色になって、えー・・・。 先生、髪が紫、おしゃれしているの? 生徒の第一声。 そういう訳じゃなけど・・・。 カズ姫は自分には見えないし普段からまったく気にしない人だ。 素敵な髪だねとか、カッコいい若者からも道を歩いていて褒められた。 あ、そうなんだと思いながら、有難うとにっこり。 そんな瞬間、なんか人生って面白いと思う。 自分でで良いとか悪いとか決める必要もないことがいっぱい。 森では、迷子にならなかったが、此処で横道にそれてしまった。 お許しを。 ![]() 今まで、道がこんなにはっきり分かったことはない。 これなら絶対に迷子にならない。 落ち葉が積もると本当にどこが道だか全く分からなくなる。 こんな小さな森でも一度娘と迷ったことがある。 ![]() あ、心配していた通り今日は小川の水か多い。 昨日今日と雨が随分降ったものね。 さあ、カメラはバッグにしまって、 肩から滑り落ちない様にどっこいしょと、 勢いを付けて肩にかけ・・・。 ![]() そんな様子は娘によってちゃんと撮られていた。 確りカメラバッグとポケットを抑え、いざ出陣スタイルのカズ姫。 二つの大きい石を伝わってどうにか飛び越えた。 何処も彼処も辺りは樫の葉の落ち葉だらけ。 ねえ、そこへ行くターキーさん。 落ち葉ん中で遊んできたでしょう。 ![]() 頭に、ドングリの帽子や葉っぱが一杯付いているよ。 ああ、森は楽しいね。 こんなことならコスチューム全部付けてくれば良かったと残念がるターキーさん。 ![]() 森を出るともう夕暮れ。 ![]() 夕日って本当にか暖かい色合い。 それに眩しい。 ![]() 東の空には白い月。 菜の花や月は東に日は西に・・・。 でも、今日は・・・。 ![]() 秋の森月は東に日は西に。 蕪村師にお許しを請う。 ![]() もう直ぐ日は沈む・・・ こんなに下で、こんなに暖かい色。 早く帰ってお料理しなくっちゃあ、と家路を急ぐ娘。 ターキーさんは、帰ったらすぐにキッチンへ。 面倒がらずに手間暇かけて楽しそうに作ってくれる。 そして出来上がった、サンクスギビングのフィエスタ!!! ![]() 先ずこれからご紹介しよう。 皆様ももうご存じのハロウィーンの時のパンプキンピックの小さいほう。 それはまだ冷蔵庫で健在だった。 カズ姫は自分では決して作らないが、お料理番組を見るのが好きだ。 これはと思うものがあると、娘にメールしておく。 この時は、パンプキンを使ての料理で、 お、これはあのパンプキンを使って出来そう。 娘は、自分流にアレンジして、 サンクスギビングの一品にした。 オーブンから出てくるこんな感じで・・・。 蓋を取って、ナイフを入れる。 ![]() 八つにナイフを入れて、はい出来上がり 見ていたお料理で、どうして食べるのだろうと思っていると、 最後こんな感じに花になった。 此処が一番気に入った。 そしたら、本当に素敵にできた。 ![]() では、サンクスギビングの全料理をご披露しよう。 我が家は、ベジタリアンなのでターキーは食べない。 飾り物のターキーも、お料理するターキーも安心。 ①スペシャルオケージョンの特別なワイン。 で乾杯。 ②ストリングビーンズのキャセロール。 本当に美味しかった。 その隣は、 ③我が家のターキーの丸焼き。 実は、カリフラワーの丸焼きだ。 去年これを作って、本当に美味しくてこれは我が家の伝統になりそうだ。 その隣が、 ④スタッフトパンプキンの丸焼き。 また右に戻って、 ⑤フレッシュ野菜サラダ。 ⑥フレンチレンティルの煮物。 ⑦フレッシュクランベリーから作ったクランベリーソース。 また右に戻って、 ⑧作りたてグレービー。 コクがあって買った物とは比べ物にならないほど美味しい。 その隣 ⑨芽キャベツ、ルタバガ、ニンジン等々野菜のオーブン焼き。 前列左 ⑩ストーブトップスタッフィング どれもとても美味しく、 これも美味しい、あ、これも美味しいじゃんの連続。 娘は食べるの大好き作るの大好き。 カズ姫は、食べるのも作るのも面倒臭い。 ヘルシー・イージー・美味しいのカズ姫呼んで、 カズ姫の3シー料理。 お腹いっぱい食べて、テーブルを片付け、 次に出た来たものは・・・。 ![]() パンプキンパイ。 これは、コーモリと猫のカービングの大パンプキンから作った ピューレの冷凍を使って焼いた物。 ![]() それに、オーガニックアイスクリーム付き。 どれも、美味しかったこと❣❢ 娘ちゃん、有難う。 恒例のメイシーズパレードもあり、ターキーと森へ散歩に行き、 美味しいサンクスギビングディナー。 最高のサンクスギビングに感謝。🦃 世界の人が平和で幸せな日々が送れるように!!! 💓 🌎
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今日は。
おぉ~、見たかった娘さんのメイシーズのトムターキーのフロートに乗った姿が見れました。 私も社交ダンスで踊る時はつけまつげを付けてこれぐらいの濃い化粧をするので娘さんのルックスがとっても素敵だなぁと思いました。 コスチュームも私が大好きな色で、美人でスタイルの良い娘さんはよく似あいますね。 どんぐりの帽子をかぶって森の中へ散歩に出かけられたんですね。 樫の葉の紅葉が綺麗ですね。 そして親子のツーショットも本保のして素敵です。 サンクスギビングデイ(勤労感謝の日)は日本では私の誕生日で結婚記念日で祝日なんです。 娘さんは先日のカボチャを使ってたくさんの美味しそうな料理をいっぱい作られましたね。 お二人ともベジタリアンなんですね。 カリフラワーがターキーの丸焼きに代わるなんてすばらしいじゃないですか。 オーガニックのアイスクリームがデザートなんですね。美味しそう! 素敵なサンクスギビングデイでしたね。!(^^)! (2020.11.28 14:16:58)
chiichan60さんへ
こんばんは。 娘のターキー姿楽しんで頂いて、嬉しいです。 舞踏は、ファンタシーの世界なので、しっかりメークもしないとチグハグな感じがしますよね。chiichan60さんの舞踏姿も素晴らしかったことを思い出します。あのターキーのコスチューム、私も大好きです。華やかなのにシックな感じで。一流のデザイナーの作品でしょうね。 ターキーとの森の散歩は楽しかったです。ガサガサと落ち葉踏み分け歩くのは、精神衛生にも本当にいいですね。 日本の勤労感謝の日は11月23日と決まっていますよね。此処では勤労感謝の日に近いホリデーは、Labor Day で、9月の初めです(9月の初めての水曜日だったか・・・)。サンクスギビングデーは、11月4週目の木曜日なので日はその年に寄ります。それはさておき、お誕生日、結婚記念日、勤労感謝の日トリップルで、おめでたい日なのですね。おめでとうございますX3。 私ががビーガンになったのは、健康の為と言うより、動物愛護、自然保護がメインで、健康はそれについて来たと言う訳です。何を食べるかはそれ俺の自由ですし・・・。でも、スーパーなのでパックで売られている肉類は、本当に動物たちには酷な環境で、苦痛を強いて生産されていますし、牧畜業はかなり自然破壊の上に成り立っているらしいです。看護婦の友達から、貧血になるからといつも警告されていましたが、以前はいつも鉄分が足りないと言われいましたが、ビーガンになってから鉄分も普通になりました。もし、動物性のものを食べるときは、動物も健康な環境でハッピーに育成されたオーガニックの物を感謝して頂くようにしています。 カリフラワーのターキーの丸焼きは本当に美味しいです。アイディアも本当に素敵。 いろいろ楽しんで頂いて、有難う御座いました。 (2020.11.29 12:11:47)
やはり、祭りは参加しないと盛り上がりませんが、今年はTV中継でもしょうがないですね。東京オリンピックも幻で終わってしまうかもしれません。
ニューヨークの森、木も大きく壮大ですね。 東京都心でも明治神宮の森は樹齢100年なので、大木が茂ってます。 東京都心も郊外より自然が多く残っています。 昨日も代々木公園の後に歩いてきました。 (2020.11.29 17:17:19)
日本より、ひどい状態の続いているアメリカは本当に大変ですね。
これを機会に仕事をやめる人も多いのでしょうね。 C kokuni yararenai amerika wo oinorishiteimasu . (2020.11.29 22:50:08)
shikuramen7777さんへ
こんばんは。 メイシーズパレードは、国民的、毎年恒例TV中継イベントなので、アメリカ国民は楽しんだようです。 東京オリンピックは、初めから止めにしたらよかったのに・・・。 この森は、NJの我が家の近くの保存原生林です。 東京都はよく手入れされた良い公園や庭園、神社等あって、自然が楽しめますね。 (2020.11.30 08:13:57)
おはようございます。
ターキーさんは笑顔と幸せを届けてくれる料理人ですね。 複雑な衣装はみると楽しめます。 白髪は長年を共に生きてきた証の勲章ですから受け止めます。 アメリカ人は褒め上手ですから素晴らしいです。 (2020.12.05 08:00:56)
はじめちゃん5053さんへ
こんばんは。 そうなんですよ。 あのターキーさんは食べるの大好きお料理大好きで面白いことも大好きな楽しいターキーさんです。 始め写真で見たときは全くどうなっているのか分かりませんでした。脱いでぶら下がったのを見て、その複雑さが分かりました。いいデザイナーの作品でしょうね。 白髪も皺も全て生きてきた勲章ですよね。大切にします。 アメリア人はお世辞を言うんじゃなくて、良い所を見つけて心から褒めるんですよ。褒めた方もほ褒められた方も本当に気持ちいいです。 (2020.12.05 09:59:24) |
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