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カテゴリ:レイキ・スピリチュアルなお話
みなさんこんばんは。ソウルナビゲーターミヤです。
氷点のドラマ以降、なんだかいつまでも切ない感じが抜けず、妙な感じです。 でもそれは不愉快というよりは、生々しい感情を思い出した自分に対する、戸惑いのようなものでしょうか。 今日も朝から疲れて電車に乗り込みましたが、運良く途中で座ることができました。 次の駅ではたくさんの人たちが乗り込んできて、いつもの満員電車ができあがりました。 ふと顔を上げると、どこかへ旅行なのか、老婦人がキャリーバックを持ち、立っています。 慣れない満員電車に困っているようでした。 いつもなら、気にも留めないのですが、今日はなぜかその老婦人が気になりました。 どうしようか・・・。 車内は誰一人話す人も無く、うなだれ、走行する電車の音だけが、やけに大きく聞こえました。 実際、私も昨日の疲れが抜けず、風邪も治りきっていない。本当は座っていたい。 『勇気を出して・・。』 迷っていると、まるで沁みこむように、声ではない声が語りかけて来たのです。 来てくれたんですね。 『・・はい。』 私は座席を立ち、婦人に勧めた。これであと30分は立っていなければならない。 でも、彼女の笑顔に少し元気をもらった気がしまた。 車両は人ごみで、息苦しい。 あなたが来なくても、そうできる自分になれればと思います。 私の言葉に、その存在は応えなかったけれど、暖かい何かが、私を取り巻いている気がしました。 そして、驚いたことに、朝は一番人が乗り込んでくる次の駅で、私の前の座席が空いたのです。 私はまた、座ることができました。 守られている。 そう確信する出来事でした。 光はどこにでもある。 自然の中にも、ビルの谷間にも、夜であっても、どこかに必ず存在している。 私たちがそれらに意識を向けるだけで、彼らと繋がることができる。 こちらに確信がなくても、彼らにはきちんと伝わっている。 最近そう思わされることが多いです。 仕事帰りに氷点の原作を買い、電車の中で読んでいました。 その中に、 『汝の敵を愛せ。』 という一説が聖書から引用されていたのですが、 私にはその言葉が、 『あなたの心の暗部をも、愛してあげてください。』 という風に感じられました。 『敵』とは、人の心の弱さ、暗さ、醜さなのかもしれない。 そう思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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