日本コリアカルチャー受容史年表
久々の日記の更新。週末は韓国関連ビデオを見たおして過ごしました。「ソウル」「春の日は過ぎて」「時の香り~リメンバーミー」など。感想は次回に書きます。それと、サイトの中のコンテンツ、「その時歴史は動いた」を「日本コリアカルチャー受容史年表」と改題して大幅に追加/更新しました。今日の「近くて近い国」になった「韓国」は一朝一夕にこのようになったのではないのですが、それをなかなか整理してくれるような資料や本があまりないので、自分なりに80年代から今に至るまで、日韓関係、韓国(朝鮮)イメージの変遷、コリアカルチャーを日本で受容し定着していく過程を、整理し、年表化したいという衝動にかられて、日韓の間でターニングポイントになったような出来事や、事件、発端となった起源、出版物、映画や音楽、演劇、スポーツ選手の活躍など、年表に入れてみました。これはある意味「私と韓国のかかわりあい」であり「社会のタブーやステレオタイプイメージをぶち破っていってくれた」年表です。もしかしたら人によって、これが抜けている、これを入れてというのがあるかもしれません。また記憶違いもあるかもしれない。ので、ぜひメールをください。追加します。あと年代が特定できない出来事もあるので教えて下さい。・石焼ピビンパの流行(たぶんビピンパという店のチェーン展開から?)→?・アンアンやノンノなど女性ファッション雑誌が東大門市場を紹介し始めた年→?・地球の歩き方「韓国」が最初に出た年→1986年?・垢すりが日本の健康ランドで一般化したのは→?などなど、、です。80年代まで日本の韓国のイメージは非常に偏っていて、このあたりは鄭大均さんの『韓国のイメージ』(中公新書)を読んでいただければお分かりかと思いますが、90年代に入って韓国イメージは多様に変化し、シュリ以降の2000年には本当に劇的に変化したと思います。タイムマシンがもしあって80年代の人間と今の人間に韓国について対談をさせれば、会話が成立しないのではないかと思うくらい、質・量ともイメージが隔たってます。韓国が独裁政権だった時代がついこの間まであったなんて今の若者はまるで知らないなんてことも驚かないですね。松岡正剛氏率いる情報工学編集所の『情報の歴史』(NTT出版)という大年表をご存知でしょうか。ボクは松岡氏の大ファンで彼の「歴史は情報編集の歴史」という考え方や手法を何とか生かしたいななんて思ってます。そんな年表に仕上げたいと思ってます。では!ページはこちらhttp://plaza.rakuten.co.jp/nikkanv/003000