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テーマ:生き方上手(669)
カテゴリ:患者力
あるへき地診療所で働く医師が
地域医療に身を置こうと決心した言葉が 「誰にでもある お互い様だ」 という言葉だったそうです。 先日NHKプロフェッショナル仕事の流儀で心に響いた言葉です くも膜下出血の診断を見極められなかった中村医師が転院させた総合病院から村へ戻る道すがら、 自分の無力さに打ちひしがれ 医師を辞めようか と考えている最中に車の中で患者さんのご家族からかけられた言葉だそうです えっ? 私も一瞬耳を疑いました 果たして自分の家族がそのような状態の時にこの言葉を発することができるのか? でも、なんて大きい言葉なんでしょう。。。 私も涙が溢れました。 許しあう、お互い様がある村の空気、土壌 中村医師はこう言っていました。 「誰かに言われたことがないと言えない言葉だと思います お互い様がお互い様を生んでいく、連鎖があると私は思います」 (↑私の記憶、たぶんこんな言葉) 厳しい自然の中で死を感じながら共に寄り添いながら生きてきた村の人ならではの言葉なんだろうな~(←これは主人の言葉、なるほど!) 中村医師は私と同じ世代、この村と結婚したそうです 「患者を教科書にしなさいとよく言われますが、私は、患者さんに育ててもらっています」 医療崩壊が叫ばれている昨今 大きく考えさせられた一言でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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