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カテゴリ:パートで働く
今日初公判の秋葉原無差別殺人事件
あれから1年半 彼のやったことは決して許されないことです。 しかし この事件からのメッセージはしっかりと受け止めなければいけないと私はずっと思っています 部品工場での派遣社員 私も製造工場でのパート職15年 事件当時、重なる部分をかんじていました。 大量生産を支えてきた派遣労働者 きっと、朝から晩まで機械の一部のように 同じ作業を 閉鎖された場で 言葉を交わさず 効率を重視され 長時間 毎日毎日 仕事をしていたと思われます 以前の私の職場もそうでした。 会社に行って帰るまで、誰とも話しをせずに一日を終えたこともあります。 話しをする時といえば ミスの指摘 他人に対しての噂話 おばさん達の話といえば耳に苦しいお話がおおいものでした。 「もっと早く」 「無駄をなくせ」 「無駄口をたたくな」 「何度言ったらわかるの」 そんな環境での孤立感と自己肯定感がどんどん低くなる環境 自分はダメな人間? 口に出さない分、頭の中をグルグルとその思いがめぐっていました。 お金の為 家族の為 という目的のあるい人はどうにか頑張れるのだと思います でも・・・・ 目的を見失っていたら 語りあえる仲間がいなかったら? 今日の公判で何が語られるかわかりません 私自身、当時の本当の気持ちに気がつくまで何年もかかりました 自分の話しを本当に聞いてくれる人 がいる事に気がついても信じきれるまでには時間がかかったし。。。。 私はこの事件への教訓として 相手の存在を認めることの大切さを確信しました 彼の事件をもしかしたら防げた要因と 私が心がけようとさらに思った事 「目を見て○○クンおはよう」と声を毎日かける 「君がいて助かる」 「ありがとう」 「あっつ○○さんだ」 「この作業手が痛いね・目が疲れるね」 「今日もお疲れさま」 「自分もパートで何もできないけど、何でも話して」 「○○サンはそう思うんだ~」 相手の事を見つめながら、相手の存在を認める(コーチングでいう承認) 初めは、スキルを確かめたいではじめた事でしたが その言葉はどんどん自分に返ってきたのです ![]() 時々私に愚痴を言ってくる人が増えてきました そして「話しを聞いてくれてありがと~」 「私もは○○さんと話しができてうれしかったです」 幸せな瞬間がドンドン増えてきたのです。 自分の苦しさから知った喜び 犠牲になった方々の死を無駄にしてはいけない 彼は死刑になるとは思いますが 彼の事件は、当時、そして今でも続いているかも知れない日本の闇の部分だと思います 人は1人では生きていけない 彼が語る部分にしっかり耳を傾けたいと思います 悲しい事実ですが 何でも話してもOKですよ そんな時が今来たのです 事件前にそんな人が1人でも彼の周りにいたら。。。。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.01.28 10:09:23
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