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テーマ:心のかたち、人のかたち(941)
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ゲゲゲの女房の後の NHK「てっぱん」もおもしろい 私たちが忘れかけていた、ちょっとした事を 感じさせてくれるからだとおもいます 今日はふすまを隔てて隣同志で床につく光景 ふすまの隙間から 電気の光や声が届いてきます。 なんとなく聞こえる会話、気配 私の実家や田舎もそうでしたが 昔は、ふすまか障子で部屋が仕切られていました。 朝、寝床の中で、閉められたふすまの向こう側で 朝の支度をする母の気配を感じて なんとも言えない安心感を持った記憶がよみがえりました。 うとうと起きてはいるけど、母から「起きなさい~」 と声をかけられる幸せ 今のマンション・機密性の高い住居は プライバシーは守られて快適ですが この気配 のセンサーが鈍感になってきているかもしれませんね 昔の日本家屋は気配だらけの空間によって あらかじめ心の準備をしたり わくわくしたり 学習したりしていたのかもしれません ゲゲゲの女房の水木しげる氏の言葉に 「妖怪が棲みにくい世の中は人もすみにくい」 とありました。 人の五感プラス第六感が 私たちの生活を豊かにそして安らかにしていたのかもしれませんね ちなみに、我が家はとても狭いマンション! もっと広ければいいな~といつもおもっていましたが 今は、家族の気配をいつも感じられてよかったな~ と思っています お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.27 10:00:05
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