2011/03/03(木)10:08
担任のM先生
娘の3年間の担任のM先生
久しぶりに私が出会った、
こんな若者もいるんだ~、日本も捨てたものではない!
というオーラを持った男の先生でした。
前回の就職氷河期に大学を卒業。
レーサーになりたかった時期、北海道から名古屋に出るために一生懸命勉強した事
マーケティングを学ぶ為に海外留学
他業種を経験した後、30歳を過ぎて高校の英語教師になった人。
親との懇親会での話もグローバルでおもしろい
人としていろいろ経験していておもしろいのでした。
子供達にもいろいろ熱く語ってくれるのです
私もこういう息子を育てたお母さんの思いを重ねながら話が聞けて
見た事のないお母さんをモデルにしたりして
→娘を十和田に一人暮らしをさせる事を考えるきっかけになりました。
思春期真っただ中の入学直後の子供達は
熱すぎる先生にどうしていいかわからなかったようですが
何せ、年が近い、自らの体験を語るのですから
徐々に心を動かされたようです
「獣医学部はジャニーズのなかでもスマップに入るくらいむつかしい」
初めての三者面談の時に言われた言葉(?)
獣医大の付属高校なので、推薦枠があるけれど、学内でも5本の指に入らなければ難しい
という事を伝えてくれたのでした
→結果、この言葉で獣医学部挑戦を断念した娘です(根性なし~、でも現実が知れて良かったわ)
(4月からは麻布大学ではない、K大獣医学部、動物資源科学科に進学します
2年時からは青森十和田キャンパスなので一人暮らしをします)
「チャンスがあるのに受けないなんておかしい、」
志望校の最終決定の面談の時
一般推薦を受けられる成績があるのに
小論文が苦手
高校入試も推薦入学だったので一般入試でうけたい
という、わかるようなわからないような理由で
躊躇する娘に言った言葉
今までの信頼関係があるからこそ、娘のかたい心を動かしたのでした。
全てがストレート!
親子ともども響いてきました
謝恩会の時
「推薦受けて、本当に良かったですね。。」
と本当に良かったとストレートに私たちに伝えてくれた先生
会場の参加者に対してのマイクでのコメント
「教師になった当初にある先生が言ってくれた言葉で
教師はお金は残せないけれど
人は残せる。この言葉を心にぼくは教師になろと思っています」と熱く語っていました。
若い、まっすぐな、熱い先生に影響されて
自分の好きな道にすすめた娘
本当に先生に出会えて娘は大きく成長しました
ありがとうございました
としっかり伝えました。
M先生は、最後に手を出してくれて熱く握手をしてくれ
くれました。
心地よい力強さと温かさを感じて
これからもこの思いを胸に先生を続けてほしいと思います。