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カテゴリ:病気編
13日木曜日 無事に母を父の元に旅立たせることができました。
父の元か、はたまた幼馴染みのところかわかりませんが、最後の務めが終わり ホッとしています。 叔父叔母、従兄弟の嫁の4人だけで、坊さんもお経もなしの家族葬でしたので、式もあっけないもので20分ほどで終了 でも、母の廻りをお花一杯にしていたら結構な時間になりました。 そうそう お気に入りのものをお棺に入れてくださいねと言われてたので、ありとあらゆるものを持ち込みました。 湯灌終わった白装束の母の足元に 赤いジャケット 白いセーター チェックのパンツ 横側に よく利用してたポシェットと靴 そして帽子… こちらは買ったものの出番待ちしてた新しいものを 最近はおしゃれもできなかったので、カッコよく旅立ってほしいと娘の願いです そして、母が子供の頃から習っていたお琴の爪と教本 と、お琴の発表会でよく着ていた着物 欲張ったかな?と思いましたが、叔父叔母からはよくやったと(笑) その叔父が母に送ってくれた本も… 叔父は子供の頃は病気がちで、姉である母がいつも看病していたそうです。 その母の後ろについて一緒に遊んだ京都御所や母の出身校が載ってる思い出の写真集 その写真集に御所の近衛邸後の桜並木が載っていて、満場一致でその画面を開いてお棺に… ![]() そのページが帯のようになり、とてもおしゃれに… けど、私は心の中で思ったんです。 母、ロマンチストじゃないから、御所の桜覚えてないで と(笑) 告別式には、母が好きだった おにぎり タコさんウインナー 卵焼き 牛肉のしぐれ煮 Mゾフのプリン を、お弁当風にして入れました 10月頃から体調悪くなり、それからほとんど口から食べることができなくなった母 私の後悔のひとつです! 誤嚥性肺炎を恐れるあまり、食べたいと言ってたものを食べさせなかった ほんとに申し訳なくて… 好きなものを、食べさせればよかった せめて、旅立つ時に食べてほしくて… 湯灌前の病院から帰ってきた母は、どことなく険しい顔していましたが、マッサージやお化粧のおかげで、仏様のような優しい顔になりました そして、後悔ばかりだった私の心も、ほぐしてもらえました そんなこんなで、私ができるお見送りができました。 60歳からリューマチを発症し 80代になって骨折や帯状疱疹にかかり 昨年12月にはコロナにかかり、最期は誤嚥性肺炎 ほんとに晩年は病気や痛みとの戦いだった 母 今頃は、車購入してゴルフの練習に行ってるかも(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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