2007/07/17(火)21:19
あさきゆめみし2♪
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待ちに待った、宝塚花組公演『あさきゆめみし2』を観て来ました
このお話は源氏物語の宝塚版です。
2000年に本公演の作品として花組が上演していますが、
今回は梅田芸術劇場版の1本物としての作品となっていました。
ということは、寿美礼様の光源氏が思う存分観れるのです
ポスターの美しい光源氏をみてからというもの、とても楽しみにしていました。
そして、やっと生でみれた光源氏はとにかく美しかったわ~
幕開きは、真飛さん演じる人間には見えないという宝塚独自のキャラクター
刻の霊(ときのすだま)が出てきて、光源氏の生い立ちを紹介し始めます。
彩音ちゃん演じる藤壺の宮、壮さん演じる頭の中将と主要人物が次々と出てくる中、
なかなか出てこないわ・・・と思っているところに・・・・
まってました~~というタイミングで黄色い衣装を着た光源氏がやっと出てきました
歌い始めた瞬間からもう会場が違う雰囲気に包まれるというか・・
やっぱ、歌上手ですよねこの人・・改めて思いました。
これを聞きにわざわざ大阪に行ったのです!
高い交通費をかけて行った甲斐がありました
1部は藤壺の宮が死ぬまでが描かれているのですが、
最後は光源氏の子供のころからの藤壺に対する想いが、
回想シーンのような場面となっていました。
2部は藤壺の死後、その面影を捜し求める源氏が
いろいろな女性と関係を持ちながら物語が進みます。
やっぱり最期は一番大切なのは紫の上だと気くのですが、
でも気づいた時には紫は死んでしいます。
1部最後の藤壺の宮がなくなった時の
『藤壺の宮ぁ~~~~』の叫びとか・・
柏木(かしわぎ)の裏切りに激しく嫉妬して
『地獄に落ちろぉ~~~』と絶叫する場面・・
迫力ありすぎます
芝居も歌も本当に素晴らしかったです。
こんなに上手なのに、寿美礼様の日本物はこれが見納めです・・
最後は天国に行った紫の上と光源氏が白い衣装に包まれて登場し、
やっとお互い一緒になれて良かったね~と感激に浸っていると・・
急にエレキギターが鳴り出し、七色のライトがぐるぐる廻りだし・・
洋物のフィナーレが始まりました。
なんで・・?なんでこうなるの??と思ったのは私だけですか?
出てくる男役は皆ロン毛・・
しかも頭に付けてるヘアバンド?みたいなのが妙に気になるし・・
それから眉間にぶら下がっているアクセサリーみたいなのがさらに気になる!!
このようないでたちとなっていることは、
CSのニュースを見て、もちろん知ってはいましたよ?
でもさ・・・
最後は色とりどりの衣装を着て、雛人形みたいに並ぶのでいいじゃない!
豪華な平安絵巻の最後がああいう形って・・
斬新だけど一気に気分が覚めちゃったわよ~!!
最後のフィナーレは別として、やっぱり寿美礼様の光源氏は、
期待を裏切らない、とても美しい光源氏でした。
今回はお茶会に合わせて2泊3日で行ったのですが、
正直疲れました・・・。
でも舞台を見終わった後は、とても満足な気持ちで帰ることが出来たので、
大阪まで行ってホント良かったです
あと何回おささんの舞台を観れるかな~。
そう思うと疲れたなどと言っている場合じゃないです
12月まで頑張ります