夜が待ち遠しい

2013/01/18(金)08:57

大塚駅北口の古いお店をまたもや訪ねる

豊島区(353)

 大塚駅周辺のお店はもう充分に回りつくしたと言いつつ,その度に見過ごしていたお店に遭遇しているのでまだもう少しだけ面白そうな古い店があるのではと懲りずに訪れてみました。北口の飲食店街を進み,先日お邪魔した「大衆小料理 侑」を横目にさらに進むと飲み屋さんの古ぼけた看板を見つけます。看板が示すのはビルの2階。ビルの外側からは店の様子はまるでうかがい知れないのでなんとなく腰が引けますが,思い切って階段を上がることにします。  店の名は「小料理 みき」です。店に入ると客がいないので思わず尻込みしそうになりますが女将さんと目があったので万事休す。店内はごくごくありふれてはいるもののそれなりに年季が感じられます。差し向かいになってしまったので,やや億劫な気分ではあったのですが,どちらともなくあれこれと会話を交わします。お店の開店は昭和61年ということでこの辺りでは古株とのこと。先日「侑」にお邪魔したことを話すと,そうねえあすこが一番古いかしらと「侑」の女将さんが病気から復帰されたときのことなどを語ってくれました。特にどうって店ではありませんが,それでもしっかり女将さんの個性が感じられました。これが個人店舗のいいところです。 品書:ビール中:480,サワー:350,酒2合:700,もつ煮込:400  階下に降りてそのお隣の中華料理店「幸福亭」に入ってみることにします。大塚駅の特に北口側は中華料理店がそこらじゅうにあるため,どこに入っても似たようなものだし,実際どこに行ったのだかすでにわからなくなっています。中国人夫婦でやっているお店で先客は3名,テーブル5卓ほどの小さな店です。ちょっとした突き出しも出されて,シナチクと豚肉の和え物でちゃんとちょっとした肴としていただけます。オーダーした鶏の炒め物は,味はそこそこですが,量が多くてひとりではやや多いくらいでした。きっと大塚の中華料理店の多くにまぎれて,記憶の隅っこに追いやられてしまうのでしょうが,適当に入ったにしてはまずまずよいお店でした。 品書:サワー:250~,ビール中:500,紹興酒1合:380,揚げ木綿豆腐の辛香炒/イカ下足の辛香揚/角切り鶏もものから揚:480

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