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さかまたつみ
みなさんこんばんは、ようやく待ちに待った夜が来ました。今日も無事夜を迎えられたことを喜びつつ、今歩いている土地やこれから向かう場所、そこで見聞きしたことや思い浮かべたことあれこれを綴っていきたいと思っています。
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大塚には中華料理店や天麩羅、寿司、うどん、たこ焼なんかもそうかもしれませんが、とにかく食事をメインに据えながらも気軽に1、2杯呑むのに使い易いお店が充実しているように思います。それもチェーン展開する店も少なくないけれど、それよりも個人経営というかここだけのお店が少なくないのが楽しませてくれます。そこには蕎麦屋も含まれ、かなり白熱した競争が繰り広げられているから店側も大いに奮起を余儀なくされているようです。この夜に立ち寄ったのは、知らぬ間に大きな新大塚駅に繋がる通りに面したモダンで見る人が見れば洒落た雰囲気とも受け取り得る、そういう全くぼく好みではないお店なのでした。
店の名前も古風でありつつ、リキューという響きはそこはかとなくセンスがありそうな「十割そば 利休」であって、モダンな外観に毛筆体で店名が記されている見た目は、お調子者の外国人観光客が目に止めたら、イッツ ヴェリー クールなどとのたまいそうです。ぼくなどはさすがにコリャちょっと狙いが外れてるんじゃないかと思うのですが、少なからぬ人がそう思うのか、お客さんの出足は鈍いようです。店内もコーヒーショップのようなゴミゴミしたところはないから、出来るだけ安く上げてカフェっぽく誂えてみましたよという、いかにも蕎麦屋の印象からはかけ離れたものです。違っている点といえば、全席が壁に面して配されている辺りで、実用に向いているとは思う―向かい合わせの席の境界に低いガラスなりプラスチックのパテーションなんてのをコーヒーショップで見掛けるけれど、あれだと蕎麦を啜った際に跳ねた汁が向かいの席に及びかねぬ―けれど、ズラリと全ての客が背を向けている姿はこうしたオシャレ風内装とは相容れぬ光景に思えます。まあ、それは外観を見た時点で凡そ察しのつくことで、あまりごちゃごちゃ小煩くはすまいと思うのです。さて、食券機を前にしてハタと迷う事になる。迷うのだけれど食券機を前に迷うのはカッコ悪いと思うのは自意識過剰に過ぎるとは分かっています。しかも後ろに並ぶ客などおらぬのだから、じっくりと品定めしても誰一人として困らぬのです。それでも慌てて食券を購入します。買ったのは更科もりつまみ、つまりは更科そばのもりかかけ、サワーそしておツマミ一品のセット880円でありました。ちなみにわざわざ更科そばと丁寧に記したのは藪もあるからでして、その差異は知っているつもりであったけれど、いざとなると説明が出来ぬのであります。だからどちらだって良かったのであります。カウンターで食券を店の方に手渡すと、蕎麦に自由に入れて良いネギの小口切りしたのとワカメ、それに温泉玉子が一人一個までサービスされるらしい。こんな事で嬉しくなるのだからぼくを喜ばすのは実にちょろい事だろうなあ。おツマミは天婦羅を数種盛り合わせたもので、まあこんなもんだろうなあ。蕎麦も悪くない、悪くないけれど近頃の路麺店―路麺店って適当な言い方か―はどこも総じて旨くて、むしろ路麺の頼りなくもジャンクな風合いを失いつつあるのではないか。とか言いながらここの店の写真を改めてみるとダサい大学の学生食堂みたいな感じだからまあ機会があればまた使いたいかも。
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Last updated
2019/03/05 08:30:06 AM
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