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カテゴリ:喫茶店
度重なる台風の被害で郡山の町もそこで暮らす方々も大変な心痛と御苦労を背負わされる事になったと心が苦しくなる思いですが、ならばこそ郡山を始めとした北関東や南東北の皆さんを不快にせずむしろほんの僅かでも励みになれたらと思い、郡山への一泊二日の旅について、書き残したいと思うのです。もしこれをご覧になって郡山に訪れたいとお考えいただければぼくも幸甚です。 さて、おや、こいつ、つい先だっても郡山に行っていたではないかと思われたかもしれません。そうなのです、久し振りに行ってみてやはり郡山は汲めど尽きぬ酒場の宝庫であると確信するに至ったのです。なので、またしてもと思われるなかれ、まだまだこれまで報告してきた少なくない酒場にも負けず劣らずの素敵な酒場に遭遇できたので期待していただいて良いと郡山の方になり代わり自負するものなのです。でも逸る事なかれ、まずは喫茶巡りでこの旅はスタートします。 まず降り立ったのは旅の大体中間地点である小山駅です。これまでも何度かこのブログにも登場しておりますが、正直余り面白みがあるとは言い難い町だとこの日までは思っていました。にも関わらず立ち寄ったのは、これまでスケジュールの都合で見合わせていた「コーヒー・軽食 フルル」にお邪魔するためだったのです。駅の西側のバイバスを延々と歩いた先にあるその立地の難儀さがそのまま見合わせた理由となるのですが、そのバイパスに至るまでの町の様子が他の町に見られぬ独特な景観だった事が到着を遅らせ、ひいてはスケジュールの変更を余儀なくされる事になるのですが、今ではその事を少しも後悔はしていません。ぼくにはユニークに思えたそな所以を上手く表現する準備がないので敢えてそれを語らぬ事にしますがもしこれから向かおうとしている喫茶に未訪でこれから訪れる事を予定しようという方がいたならば、ぜひ多目に時間を割いてくねくねと出来るだけ回り道しながら向かって頂きたいと思います。さて、ようやく到着したそこは多少の苦労をして訪れただけの価値はあるとてもチャーミングな内装のお店でした。多少古びているのも愛嬌のうちです。ママや常連のオバサマ達にお若いわねえなどとガッチリと絡んでもらって有意義ではあるけれど先のスケジュールが気になりますが、結局お喋りにお付き合いして予定の列車は乗り遅れたのでした。 駅に引き返す際に「アイドル」、「コーヒー&ランチ まーめいど」などを見掛けましたが、前者は現役っぽい雰囲気ですが,後者は明らかに閉業なさっているようでした。 お馴染みの黒磯で列車の待合せです。ずっと黒磯での時間を潰すのが憂鬱だったのですが、近頃は楽しみに思えるようになりました。それは「明治屋」の牧歌というシンプルなブッセを一度食べてから大好きになってそれを買い求めるのが常となったからです。だから今では黒磯で仮に乗り継ぎが良かったとしても敢えて一列車遅らせてもいいくらいです。もう一軒、「kanel bread」というパン屋が評判が良いので何種か買い求めてこちらも土産にしました。これがなかなか悪くないのです。というか都内の有名ベーカリーにも引けは取らぬと思いました。残念なのは少々値が張ること。 いつ頃からかは忘れてしまったけれど、東北本線で旅すると大概の場合、新白河で乗り継ぎが必要となります。時間によっては白河ラーメンなど頂くのも悪くないけれど、ぼくは「ティールーム 高山」に寄る事が多いかな。過去の写真を探ってみたけれどないので外観のみ。「ボルドー」なるレストランもずっと気になっているけれどこちらも立ち寄る機会を作れていません。長居する魅力が感じられぬのです。せめて隣の白河駅だといいのになあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/11/24 08:30:07 AM
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