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カテゴリ:豊島区
なんていかにもすごい発見をした風のタイトルとしてしまったけれど、実際にはこれから向かう中華飯店は、町中華好きには極めてよく知られたお店であるそうだから、今回の報告は結果からすると大した情報を含まぬ追認無駄報告となりそうであります。でもまあぼくにとっては、大いに好みの中華飯店と巡り会えた興奮と幸福を書き残せればと思うのであります。なんて、そんな筆力はないからいつものごとく淡々と思い出すままの記憶を綴ることになるのでしょう。
お邪魔したのは、ご存じ「中華料理 松月」であります。もう正真正銘、真っ当で正調派のど真ん中の少しの隙もない中華飯店の趣きであるのです。これだけくどくどしい表現をすれば、いかほどにこの環境をぼくが気に入ったかを利用いただけると思うのです。ビールを頼むと出されたのはキリンの一番搾りであります。ぼくは秋味が登場した頃にアルコール度数の高さからしきりに秋味ばかりを呑んでいたのですが、その前はラガーよりも度数の高い一番搾りを呑んでいました。でもですね、味の好みはそのまったく逆でラガー>一番搾り>秋味の順であって、その開きは不等号記号のもたらすイメージよりよほど大きかったのであります。でもいつの間にか一番搾りだって秋味だって格段に旨くなったのですね。と長々とキリンのビールについて書いたけれどとにかくおいしくビールを頂いていたわけだ。そのお供にセレクトしたのは、格安のこのお店では豪華商品の650円也の上チャーハンなのであります。上とあるけれどその実体は巨大な唐揚げが5個乗っているというものでありました。ちなみにチャーハンが少しく黄色いのは気のせいではありません。ターメリックカラーなのです。チャーハンとカレーチャーハンが同価格であったことから試みにカレーでも構わぬかお尋ねしたのであります。そしたら快く応じてくれたのであります。いやはやこれが分析などの小賢しさなど無用の美味しさなのです。今になって思いだしたけれど、これに福神漬けは添えられていなかったような。福神漬け、それが無理ならせめて紅ショウガがあれば最高だったのに。しかし、ぼくにはこれはさすがにボリュームがありすぎだったので、お隣の食べていたもやしそばとかとシェアできるともっと素敵なランチタイムだったかもね。 満腹だったので、随分ご無沙汰ぶりに「COFFEE 鴻城」に寄りました。やはりここはいいですねえ。でも互いの店の距離が近すぎて却って満腹度が増しました。 消化を促すために池袋に向かって歩き出します。途中、「峰勝飯店」という中華飯店を見かけました。ここもなんだか良さそうですが、現役なのかしら。やってるなら行ってみたいものです。 「大陣庵」は元気に絶賛営業中ですが、ここはすぐには来ないだろうなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019/12/27 08:30:09 AM
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