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カテゴリ:酒場
こうして深く考えもせず呑気なタイトルを付けたことを今にして振り返ってみると、こういう気の緩みこそが危険な振舞いではないかと反省しそうにもなるのです。でも自分自身がそうであるように多くの方もまた希望をすべてなくしてしまって耐えられる強靭な精神をお持ちでない事にはそれなりに確信めいたものがあります。ところでぼくは自身も引きこもり生活ーとはいえぼくの職場も今にしてようやくテレワークを部分的に解禁するに至ったのですが、実際には週の半分以上は出勤を止むなくという風潮は変わらぬままですがーにそれ程の苦痛は感じていないのです。むしろ、もっと長期の徹底した引きこもりもそんなに苦痛ではないと確信しているのです。しかし、この先、いつまで続くか計り知れぬ己の生と生活を想像すると社畜として生きる道をなぞるしかないと思い込むのです。いっその事、勤務先が負債に塗れて立ち行かなくなるとか、将来に向けての人生プランをリセットしたいと思う方も少なくないと思います。そんな思考がきっと終末を描く物語の増加に繋がっているのだろうと思うのです。悲愴だけれど奇妙に脳天気な物語が多いのもそうした思考が作用しているのかもしれません。明るい終末の物語を希求する人々の心性は、同じく大繁盛の異世界物と通じる思考回路が生み出す物語のように思えます。
話が脱線してしましました。実際に先に書いた終末や異世界の物語は、極論するとほぼすべてが宝探しという類型化した物語に横着せざるを得ないと思われます。映画や小説、漫画なんかで楽しむ限りにおいてはのほほんと眺めればいいけれど、その主人公に我が身を置き換えると容易ならざる事態であるわけで、自宅待機を余儀なくされた今はネット上での危険の伴わぬ冒険で遊んでいればいいから気楽なものです。しかも現下の緊急事態が解除された後には安全に現地に赴くことも可能なのだからさらに楽しみは倍増するのであります。普段呑気といわれるぼくではありますが、それでも今は楽観と悲観を往来しているのでありますが、引きこもっているうちはなるべく暗いことは考えないように楽観寄りの気持ちで踏ん張っていたいと思っています。 で、長々書きましたがここで何を書こうとしていたかようやく語ることになるのですが、多くのファンがいるであろうGoogle Mapでの散歩により発見した―平時なら発見などと書きたくないけれど、今はあえて発見の言葉を用いたいのです―多くの酒場を容易に見つけられるところから、もしかするとかなり辿り着くのが困難な店まで含めてご披露しようと思うに至ったのでした。あえて解答は書かぬつもりですが、どうしても知りたいという方がおられるようなら分かっている範囲でお答えさせていただきますが、まずは少しでも発見の気分を味わっていただければ嬉しく思います。全部見つけた方にはプレゼントでもお渡しできれば良いのですが、それは諸般の事情で止しておくことにします。もし評判が良ければまた、続きをやりたいと思っています。評判の良し悪しはせいぜいアクセス数でしか知りえぬだろうし、タイトルにその1とある以上、続ける気がまんまんなのでありました。 さて、見事発見することはできたでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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いつも楽しみに見させていただいております。
自分も外見の侘しさに惹かれて入ったことのある店への感想に激しく共感させてもらったり、こんな店あったのか!と驚かせてもらい後日後追いさせてもらったりしています。 先日は蔵前の松紀さんに伺って、良すぎて10日で三度行きました。 この「解除後のお愉しみ」シリーズには、何軒か行ったことのある店や閉業を知っている店が出てきているのですが、その辺りの情報もお愉しみとして、レスしない方がよろしいでしょうか? 人様のブログのコメント欄に、ここはどーちゃらこーちゃら書くことがいかに無粋なことか理解しているつもりなのですが、“夜待ちさん”のブログは本当に一方的にお世話になっておりまして、ついつい一言書いてしまいました。 ちなみに.“夜待ちさん”という呼び方は私の周りの酒場好きの仲間の一部で使わせていただいている敬称です。失礼お許しください。 今後とも是非よろしくお願いします。 (2020/04/24 01:30:43 PM)
ゆきちゃんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。ぼくも「松紀」さんには、大いに感動させてもらいました。紹介してくださったハードコアさんには感謝をしても仕切れぬほどです。 「その辺りの情報もお愉しみとして、レスしない方がよろしいでしょうか?」とのことですが、いえいえ、どしどしレスしてください。ここはすごかったとか、逆にすでに廃業していて残念だったとかで一喜一憂することは、引き籠り生活の中ではとても気持ちを揺さぶられることになり、これはむしろ望んでいることです。人とのコミュニケーションが減って、悶々と過ごしているのはまずいと思っていますので、大いにレスをしていただけるとありがたいです。 そして、「無粋なこと」とお書きになられていますがちっとも無粋ではないかと。特に廃業したお店などの場合は、その店の記憶を留めるためにも大いに語るのが良いと思います。 “夜待ちさん”ですか。はは、そう呼んでいたらけるのは、むしろ嬉しいです。そして、お仲間たちとの話題にしていただけるとは何とも光栄なことです。 こうして普段の酒場・喫茶巡りの話題から離れることで、ゆきちゃんさん始め、思ったより多くの方にご覧になっていただけていると思うと勝手に連帯感なんぞ感じて温かい気持ちになります。ぜひまたコメントいただくとともに素敵な酒場の情報などもお寄せください。 (2020/04/25 12:12:38 PM)
さかまたつみさんへ
返信ありがとうございます。 せ●べ●netさんとも「夜待ちさん」と話しております。 しらかば たかみ 最高です。 千川のおでんの看板の方はもちろん廃業されてますね。 またシラフの時にくわしくコメントさせていただきます。 失礼いたしました。 (2020/05/01 10:46:32 PM)
ゆきちゃんさんへ
ありがとうございます。 ふふ、かの有名な●ん●ろnetさんとお友達なのですね。メジャーリーガーのスター選手に欽ちゃん球団の補欠選手、いやいやせいぜい草野球を河原で眺める酔っ払いのぼくが目を掛けていただいたみたいな気持ちです。って、ちょっと卑屈すぎるかな。 「しらかば」、「たかみ」にも行かれてるんですね。すっごい行動力ですね。特に昨年は酒場らしい酒場より町中華や蕎麦屋を巡りがちだったので、宣言解除以後は「たかみ」のような酒場らしい酒場に通いたいです。 千川のおでんの看板の店は5年以上前に見掛けていましたね。その時点ですでに閉業なさっていたようです。うっかりしました。 https://plaza.rakuten.co.jp/nilic/diary/201404090000/ はは、「シラフの時」ですか。ぼくは自粛以前はほろ酔い加減の通勤電車内で書いていたのですが、宣言下に突入後は、酒が抜けた状態で片手間に書いているので、むしろ文章というか叙述がハチャメチャで読み辛くご迷惑でしょうがご容赦を。 (2020/05/02 07:56:12 AM) |