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大田区

2015/12/30
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カテゴリ:大田区
 京急本線の駅で比較的馴染みのないのが今回お邪魔した梅屋敷駅です。恐らくはこのブログでは初登場なのであれこれうんちくを述べておきたいところでありますが、いずれカンニングした情報に過ぎないのでそれはよしておくことにします。何と言っても今回はそれなりに盛り沢山なのであんまりグズグズ書いているといつまで経っても本題に入れないという事態にもなりかねません。

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ということで早速駅前の案外賑やかな商店街をしばらく歩いて「琵琶湖」という喫茶店に入りました。内装は派手さはないものの手堅く安心できる店造りが若干の退屈を伴うものの好感は持てます。大変賑わっているのも宜なるかな。

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 歩いて向かうとかなりの距離がある「福田屋」という甘味処に伺いました。梅屋敷に来た真の狙いは酒場放浪記に出たお店に行くためなのですが、職場の女性に「福田屋」の話をしたら吉田類の番組に出てたわよと思いがけぬことを聞かされる。確かに近くにこれといったスポットのない土地なのでここを取材していても不思議ではないのですが、まるで覚えていない自分が情けない。当然酒場の方も少しも覚えていないので愉しみと同時に番組の低調ぶりに不安を感じないでもないのでした。またも脱線。この甘味処、ぼくにとっての理想的なお店で雰囲気は枯れていて心地良いし、味も素直でなかなかだし、何より驚きのお安さ、思わずあんことたい焼きをお土産用として購入してしまいました。近所にこんな店あったらいいのになあ。って、実はそんなに甘いものは食べないんですけど。

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 さて、いよいよ夕暮れ時となり開店時間にはまだ大分早いのですが「やきとり 豚八」に向かうことにします。おや、開店までまだしばらく時間があるはずなのに店の中から賑やかな声が聞こえてきます。常連さんに貸し切り営業でもしてるかと、お決まりのネガティブな想像が脳裏を過るのですが、それは間違い、週末には早めに店を開けるようです。それにしてもここもとても良い雰囲気ですね。カウンターに小上がりの造りはありふれていますが、木造の古い建物の質感が下手な化粧をされずに晒されていて、土間のヒンヤリとした質感もたまりません。後から便所を借りると店の奥に通されたのですが、案外奥が深くて昔ながらの町家の気分も味わえます。奥に入っていくと人ひとりがようやく座れるーというより埋もれているーようなスペースがあって、そこに店の元のご主人らしき人が物に埋まれて、テレビを眺めていたのにはギクリとさせれました。カウンターは目一杯に埋まっていたので小上がりにあげてもらいます。焼鳥屋のはずですが、焼鳥の品数はそう多くありません。というか一、二品位しかなかったはずです。その代わりというわけでもないのでしょうがいろんな肴が揃っていて悩むほど。短冊のじゃがいもを焼付けてケチャップを掛けただけのものが大層おいしく感じられます。こういう酒場では簡単な肴があればそれでもう十分満足なのです。先客たちは早くも仕上がっていて、一人などは店を出ては戻りを繰り返し、結局裏から帰っていかれるのでした。親父さんに挨拶でもしているのでしょうか。われわれが席を立つとカウンターの常連が、こっちーカウンターーがもっといいよ、また来なと声を掛けてくれるのでした。

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 店を出ると「コーヒー&お食事 ドルチェ」が開いていました。先程見た時にはシャッターが固くー多分ー閉ざされ、失礼ながらとうの昔に閉店しているものと思っておりました。店内は案外凡庸でしたが、こんな交通の便が悪い土地で頑張っておられることに敬意すら覚えるのでした。と僻地みたいな言い方をしてしまいましたが実際には頻繁に路線バスが走っていますのでご利用の際はバスをお勧めします。






Last updated  2015/12/30 08:16:25 AM
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2015/12/26
カテゴリ:大田区
 糀谷は京急の空港線のひと駅で、言うまでもなく羽田空港に向かう足として利用されています。でも当然ながら空港への足という側面以外にも、ここら辺で生活を送る住民の方たちの足ともなっています。生活を成り立たせるためにはやはり各種商店が必要なわけで、ここ糀谷にも南北に商店街が広がっています。そんな駅北側の商店街はかなり長く伸びていて、そんな商店街が1kmも歩くでしょうか、途切れてようやく住宅街となるそんな町外れに何とも飾り気のない店名を持つ角打ちがあることを知りました。当然ながら気になる存在となって随分前から意識していましたが、折よく京急沿線で呑むことになったので、日中ついでに寄ってみることにしました。

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 駅からすぐ、商店街の入口に「パーラー チェリー」があり、ここは何度か来ていますが、来るたびに印象が薄い店ということもあってがっかりすることを繰り返しています。まあ、それは町に喫茶店の一軒もないことが珍しくない現代の東京にあっては贅沢な嘆きなのかもしれません。

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 商店街を散策しながら進んで行き、やがて町並みが途絶えたところに呑川という何だかとても親近感を懐かせてくれる小さな川があり、これが並々とした水量であり、海抜の低さが実感されます。この川は地図をざっと辿ってみるとJRの蒲田駅北側辺りでひょっこりと姿を見せ、その上流は暗渠化されているようで、恐らくは多摩川に繋がるのでしょうか。この川からほど近いところに「合資会社 渡商店」
はありました。潔ぎ良すぎる位にシンプルな店名は角打ちだから当たり前としても堂々とした看板に記されているのを見るとぐっと味わい深いものになります。店舗は相当な古さで、黒ずんだ木造の店内には数カ所の溜まり場があって、好き好きな場所で呑めるようですが、特等席は店の正面ということになるでしょう。でもそこには諸先輩の皆様が女将さんと何やら楽しげなご様子なので邪魔をするわけにはいきません。店の片隅で静かに見どころ盛りだくさんな店内を見渡すだけでもうこれだけで幸せ、酒も呑めるしね。






Last updated  2015/12/26 06:30:00 AM
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2015/12/10
カテゴリ:大田区
 平和島に来るのは何年振りでしょうか、随分久しい印象があります。駅の印象というのがあまりなくて、それは久し振りと言うのだけが理由ではなく、実は京急線を利用して平和島を訪れたのは初めてのことと思われるのです。これまではJRの大森駅から結構な距離をダラダラ歩いて来ており、呑んだ後なので記憶が定かではないのですが、戻りもわざわざ大森駅に引き返していたはずです。そんな訳で、平和島の駅前風景がこれほどまでに郷愁を誘うようなものであったことにまずは驚かされ、そして嬉しくなるのです。ここには商店街にあって欲しい全てがあると書くといささか大袈裟ですが、こんなにこぢんまりしているのにぼくが望む町を構成するあれやこれやが過不足なく揃っているのです。当然何よりあって欲しい喫茶と酒場が仲良く隣り合ってある事に喝采の声を上げそうにもなるのです。

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 まずは「喫茶 ハト」にお邪魔することにしました。店名もシンプルで品があって、外観からだけでも長くこの地で愛されてきたことが感じ取れます。その客の多くはギャンブル客たちであるのでしょうが、平和島に限らず彼らの存在こそが数多の町場の喫茶店を支え延命させてきたことは否定できる人はいないでしょう。質素で飾り気のない店内ですが、それでも長い歳月を経ないと出せない空気感が充満しています。一瞥しただけでは他にお客さんもおらず、狭い空間に思われるのてすが、奥にも席があってそこには赤鉛筆を片手に新聞を開いたまま、メキシカンピラフなどを頬張るおぢさん達が数名おります。彼らはこれからもこのさり気ないお店を大事にし続けてくれるのだろうと思うと少し感謝したくもなるのです。

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 静かだった隣の喫茶店に比べると「信濃路 平和島店」は、大いに活況していて騒々しく感じられますが、実際にはそれほど喧しい客がいるわけでもないようです。大抵は独りで静かに呑んでいて顔見知りが入ってきた時だけ、二言三言挨拶とこの日の戦績を交換する程度なのでそう気にはなりません。視界を頻繁に過ぎって目障りなのが、店をやってるオネエさんらしき人の営業目的の呑みで、席を立って店を出て行ったかと思いきや他の席の客のところに移っただけだったり、今度こそ本当にいなくなったかと思いきや、カモが同伴で入ってきたりと忙しいことで結構なことですが、それぞれでしっかり瓶ビールを呑んでるので昼間なのに相当な酒量をこなしているのがすごい。夜になったらなったでもっと激しく呑んじゃうんでしょうから驚くべきウワバミ振りです。そうそう、この「信濃路」、知られた順で言えば鴬台を筆頭に蒲田、大森にも店舗がありますが、好みで言えばここが一番です。各店舗の良さを集約したのがこの平和島店と言っても過言でないほどです。そのそれぞれの良さは何だか的外れな気もしなくはないのでご想像にお任せします。肴も豊富でお手頃、当然食事のメニューも充実していてこういう店は日本中すべての駅前にあってほしいものです。きっとまだこの平和島にはこうした食堂を兼ねた酒場があるはずです。また来てみたい町です。






Last updated  2015/12/10 08:42:41 AM
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2015/12/04
カテゴリ:大田区
 大森町という駅があるなんてよっぽどマメに都内を散策している方か鉄道好きの方でもない限りご存知ないかもしれません。いや、もしかしてそう思ってるのはぼくくらいのもので、当然皆さん存じ上げているのかもしれませんが。ともかくぼくは何度も京急に乗っていますが、この駅のことは全く関心の外にあってあえて認知することがなかったのでした。京急を生活の足にしている方以外は、大抵はJRの大森駅を利用するのだと思います。大森町駅の東側に住んでいない限りわざわざ下津る必要もなさそうです。これまたぼくの知識が貧弱なだけで実は有名な神社仏閣でもあるのかもしれませんが。埒もなく長くなってしまったので急いで今晩の店に向かうことにします。

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 ぽつりぽつりと商店があるものの基本ひたすら暗いばかりの住宅街を歩き続けて、ようやくJRの線路が見えてきた頃に目指す酒場「鳥まさ」がありました。この立地の悪さは、酒場巡りを趣味とする者にとって鬼門とまでは言わぬものの、ざっと歩いてきた限りにおいては他にこれといった呑み屋も見当たらず、まさにここだけのために訪れたという満足感と達成感が得られることはまあ良しとすることにします。これが仮に休みだったりした時の徒労感たるや想像するだけでもゾッとします。戸を開けるともともとが狭いとはいえこの殆どの席が塞がっています。それでもカウンターに席を見つけて腰を下ろすと直ぐさま目に入るのは品書きの数々です。これがなかなか変わり種というか、オリジナリティあふれる肴が盛り沢山です。迷いに迷って注文したのは、これは特に変わったところのない焼豚とこれは珍しい、百合根のバター炒めです。しかしこれがどちらも素晴らしい。大の男がーってほど立派なもんではないですけどー肴ごときでうだうだ語るのは見苦しいと常々思っているぼくにとってさえここの肴は未知の味わいで驚かされます。焼豚は絶品だけれど、それにしても百合根をバターソテーとは思ってもみなかった。考えてみればお芋のような食感で、ホロリと苦味のあるところにバター醤油が合わない訳がない。百合根は何度も買って食べていますが、見てくれを重視して、処理が面倒なのですが、この食べ方ならおが屑を落として花弁?を剥がせば、多少傷んだところがあってもエイヤッと炒めてしまえばいいんだから手っ取り早いことこの上ない。しかもご主人がかほどにありとあらゆる品を調理するのにその合間合間ユーモラスな言葉をかけてくれるのだから、あゝ近くにあって欲しかった、と毎度のことながら嘆息するのでした。






Last updated  2015/12/04 08:44:36 AM
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2015/12/01
カテゴリ:大田区
 羽田空港のすぐそば、早朝便に搭乗する人や欠航による宿泊難民の方のためのホテル街のような味気ない大きな通りが目に付きますが、京急の羽田線の線路に寄り添うように歩いてみると、案外に庶民的な商店が立ち並び、今回向かう穴守稲荷のような歴史を感じさせてくれる神社などもあって、思いのほか散歩の楽しさを味わえるのですが、今回は日もすっかり落ちた頃にやって来たのでした。ここに来たのは以前入りそびれた酒場放浪記のお店に入りたかったというのが主な理由で、調べをつけておいた喫茶は前回同様見つけられず、しばらくは駅周辺をウロウロしてから開店のタイミングを見計らい、いそいそと呑みに向かうのでした。

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 お邪魔したのは、「季節料理 なべ料理 淀」です。実はあと一軒、無性に気になる良さそうな焼鳥店もあったのですが、今は目の前の酒場に集中することにしましょう。通常より幾分か狭く感じられる戸を開け入るとすでに呑んでいてもうそれなりに出来上がっている高齢のご夫婦がおられます。二人とそう年の変わらぬような店の主人夫婦は矍鑠としていますが、オヤジさんはほぼ口を開くこともないので案外喋るとお客の夫婦同様、何だか噛み合わない会話となるかもしれませんが、少なくとも料理の手さばきを拝見するにまだまだ老境には達しておられぬようです。大繁盛すると聞いていたので早めに来ましたが、入ってしばらくは手前の6人分程度のカウンターにまだ余裕がありましたし、奥の2卓分の小上がりも空いていました。しかし、次第に分かるのですが、奥の席は両卓とも予約が入っていて、どうやら名物という鍋が目当てのようです。そうそうカウンターの背後にも2名掛けの小上がりがありましたがこれは今は使われていないようで、46周年を祝う花鉢が置かれています。ここで呑むのも良さそうに思えたのでちょっぴり残念ですが、今ではここまでは手が回らないのでしょう。評判通り肴は魚介を中心になかなか新鮮で美味しくいただけました。そうこうするうちにカウンターは埋まり、奥の小上がりの客も三々五々と集まり始めています。とてもわれわれまでは手が回りそうにありません、ちょっと物足りなくはありますが、次の店の目星も付いているわけだし、移動することにしました。

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 店の前がバス停だったので帰りは蒲田駅行きの京急バスに乗ることにしましょう。駅方面に折り返して、川崎大師の方角に伸びる路地を進むと「やきとり すみちゃん」がありました。殺風景な外観がなんともいい雰囲気です。何でもないといえばそれまでですが、直感的にこちらはかなりの年季がある店だと確信します。ところがあれれれ、細長いカウンターに奥は座敷になっていて子連れ客たちがガヤガヤと楽しんでいるという光景はこの町のものとして相応しく思われます。しかし、想像より明るくて若い人も多いので何だかイメージと違っていてどこか拍子抜けの感があります。肴はボリュームがあってつまみ甲斐がありますが、逆に値段を下げて少なめにしてくれたほうがいろいろ食べられるのにな。ところで概ね悪くない店なのですが、とにかくわれわれー同行者ありーが一見ということもあるのか、女将さんがとにかく強面でおっかないのです。われわれに対しては警戒の表情を崩すこともなく、それは勘定が済んでも変わることなく、寒々とした気分に浸るのでした。ところが奥の座敷は女将さんの家族のようで、子供たちが絡む時だけは笑顔を浮かべーそれでも引きつった表情なのでもともときつい顔立ちの方なのかもー、その百分いや千分の一でも愛想があったら印象はぐっと良くなったはず。

 バス停に引き返してみると「季節料理 なべ料理 淀」はまだまだ縁たけなわ、真暗な停留所にて街惚けるのが悲しくなるのでした。






Last updated  2015/12/01 08:40:26 AM
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2015/11/24
カテゴリ:大田区
 京急の沿線っていうのはなかなか面白い町が多くて本当ならもう少しマメに足を運びたいと思っているのですが、自宅からけして便利がいいわけでもないのでついつい疎遠になってしまいます。別に行くのが面倒だとかそういう理由ではなくて、交通費を出すのが惜しいというのが主たる理由というのは、我ながら世知辛いことですが、これはいつも言っていることで皆さんにお聞かせしてもしょうがないこと。とにかく年内には出来る限り足繁く京急沿線に通って、あちこちの町で行きそびれてしまっている喫茶や酒場を訪ねておくことにしました。そこに確たる理由は存在しませんが、とにかくそうするのだという気持ちが降って湧いてきたのだからこれはもうどうしようもないこと。ということで、初めは昼間にちょっとだけ時間が取れたので品川駅から歩ける範囲内での京急沿線散策です。

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 旧東海道を歩くうちにあっという間に新馬場駅近くまで来てしまいました。ここには何軒かの入りそびれている喫茶があるので当然ここもお目当てとなっています。「喫茶スナック キャンドル」は、2階の店舗から灯りが漏れていますが準備中の札が掛けられています。「COFFEE ルノナール」は、相変わらずシャッターが閉まったまんま。そうそう「クィーン」も以前見かけましたがここはすでに喫茶店としての役目を終えたようなムードを放っています。

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 この日は収穫なしかと諦め気分になりつつあったところに「お食事処 林」という味のある店があったのは救いです。こうした店がなければ京急を利用しようという意欲も失せてしまいます。こうした店とは何とも大雑把な括り方で恐縮ですが、昔ながらのやり方で商売しているお店といった程度に捉えていただければ。昔ながらのやり方というのも何も語っていないのと大差ないのでありますが、古いお店と思っていただければ。だったら最初からそう書いておけば済むのですけど、それはまあ置いておくとして、外観は正直冴えない印象ですが、店内はそれこそ昔ながらのどこにでもありそうで、今探していてもなかなか出会えないお店になっています。お客さんもジャージに突っかけでぶらりと来たような何十年来の常連さんばかり。言葉を交わさずともこうした客たちの顔もまた店の味となっているのでしょう。餃子とポテトフライでのんびり瓶ビールを呑む時間のなんと贅沢に感じられることか。京急沿線巡り、やはり続けてみることにしましょうか。






Last updated  2015/11/24 08:42:25 AM
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2015/09/26
カテゴリ:大田区
 下神明駅は、東急大井町線の地味な駅で何度かこの駅の周辺を歩いたことはありますが、それは散歩の途中で通り掛かっただけで、あえてこの駅で下車したのはこれが初めて。大井町からぶらぶら歩いて来ることがほとんどで、歩いて通り過ぎると地続きのせいか特に変哲のない住宅街という印象でしたが、あえて電車でやって来て当の駅で下車してみると同じ風景を見ていたはずなのに全く違って感じられるのは不思議なものです。どう違って見えたかというと嬉しいことに寂れた町並みが一層寂れ方を際立たせていて、そこにある中華料理店などの飲食店が魅力たっぷり、風景にしっくり馴染むボロさが引き立つのでした。

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 間もなく戸越銀座商店街のアーチに行き着くというかろうじて下神明駅が最寄りと言えるかどうかの瀬戸際の場所に「お食事処 くるみ屋」はありました。サッシの安普請の引き戸に暖簾ばかりが立派です。外観と中身は全く印象を事にすることも少なくないのですが、こちらは期待通りのうらびれ方です。オヤジさんも何だかやる気があるんだかないんだか、気だるそうな商売付けのないような良い感じのダメ振りで、ビール頼んで呑み始めてもいつまで経っても定食が出てくる気配もない。それでも何やかやカウンターの内側と奥の死角となった小部屋を行き来してとりあえずは調理しているようです。腹を据えてビールを追加したりしながら待ち続けるのですが、この間ぬか漬だけでも先に出してくれれば良かったのに。待ちに待って出てきた野菜炒めと魚フライはごく平凡でしたが、そのぬか漬は浸かりすぎただけかもしれませんが絶品のお味。これか浸かりすぎの酸味とうま味調味料のなす術であることはお見通しですが、これをポリポリ齧りつつビールを啜れれば満足度がぐっと上がっていたはずです。しばらくしてもう一組、夫婦連れが訪れてさんま塩焼きを定食でもらっていましたが、われわれが店を出ても煙の上がる気配はないのでした。






Last updated  2015/09/26 08:48:13 AM
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2015/09/23
カテゴリ:大田区
 まだ夏の熱気冷めやらぬある日、休みなのをいいことにブラリと東急多摩川線沿線を軽く呑み歩くことにしました。軽くなってしまったのは、この夜はあまり遅くなれないという事情があったからで、つまりは昼呑みに徹せねばならぬという誠に残念至極な次第なのであります。それでも寸暇を惜しんで行動しないと次々に訪れる機会を永遠に逸することになりかねない今日この頃にあっては、自らのままならぬ不自由の身を嘆いてみたところで詮無きことです。

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 そんなわけでまず向かったのは武蔵新田駅でした。本当は矢口渡駅から近からぬ住宅街にある「昭和食堂」に向かうべきだったのでしょうが、どうしたことかすっかり失念していました。ここは以前たまたま見かけた際立ち寄っておくべきところを満腹なのを理由に泣く泣く通過して以来、何度かのチャンスにも振られ続けた店でした。今回見逃したのもやはり縁がないということか。喫茶店の「柊(HIIRAGI)」も3度は空振りしてまたもや入店の機会を得ることなく虚しく通過するのみ。目当ての「群馬食堂」もやはり休みだったのでした。そうそう驚くべきことに「新田屋」か火事に遭ったようで、2階が全焼して骨組のみの無残な姿を晒していました。下丸子駅に移って、駅から間近の「喜楽亭」にお邪魔することにします。車窓からは営業しているように見えたのですが、休み時間のようです。なんてついていないのだと己の運のなさ、いや、いずれも初訪の際のぼくが、感情の促すままに立ち寄ってさえいればこんな虚しさは避けられていたはずと思うとつくづく出逢いは見逃してはならぬものと反省に浸ることになるのでした。

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 反省にピッタリの酒場が鵜の木駅に向かう多摩川線の車窓から視界に飛び込んできました。鵜の木に向かうからには鵜の木安楽座の思い出を語ってみたくもなりますが、それは今回は割愛。線路沿いにこれ程に枯れた焼鳥店があったとは、ついぞ気が付かなかったのでした。つい視線は喫茶店の「よし乃」に向かってしまうからだったのでしょうか。駅から飛び出るといそいそと「鳥よし」という青いテント看板のあるお店へと向かいます。焼鳥のテイクアウトがもともとの成り立ちなのでしょうか。ひっきりなしに焼鳥を求める客足があります。店内ではまだ女将さんがテレビを眺めていて、瞬間嫌な予感が去来しますが、こちらの声が届かなかっただけのようです。ハイサワーに焼鳥の盛合せー五本セットになっていて500円、鶏ではなく豚です、念のためーをお願いします。お通しは嬉しいことに好物のオカラであります。これたけで振られ続けたことの無念さなどどこ吹く風となるのだから全く現金なものです。ところであまり食べるものにあれこれ言わぬぼくですが、ここの焼鳥は臭みもなく大振りで至極満足のいく品です。持ち帰る方が多いのも納得です。サワーは400円とややお高めに思われますが、これがかなり濃いもんですので割高感はあまりありません。表を通り抜ける人々や何より多摩川線が通過するのを眺めながら、日が落ちてくるとめっきりすずしくなってきたものだなあなどとぼんやり思いに耽ると溜まらなく嬉しくなってしまうような素敵な店だったのでした。






Last updated  2015/09/24 06:24:06 AM
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2015/02/10
カテゴリ:大田区
 蒲田駅に着くと、続いては池上線に乗り込み、昨年の夏に何度も足を運んだ池上駅へと向かうのでした。池上駅に来た理由はただ一つだけ、何度訪れても空振りをしている一軒の居酒屋を訪ねるためです。先ほど行ったばかりの蒲田の「權兵衛」は、明らかに僕のミスで見逃していたに違いありませんがー今になってみると、どうしてあんな分かり易い店を見逃したものか不思議なほどー、ここはとにかくいつ行っても閉まっているとなれば、立ち寄らないわけには行きません。

 そんな訳で、やって来たのは「大衆酒場 喜代美」だったわけですが、またしても徒労に終わったようです。ここは本当に今でも営業しているものやら、いい加減ウンザリしますが事前に確認しないのが悪いのでしょう。

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 こうなるともう池上駅には、用がありません。さっさと雪が谷大塚駅へと移動します。ここでも目指すべき店はハッキリしています。「若鳥 しぶや」てす。駅からそう遠くないはずですがしばらく周辺を散策してみますが、それらしき店は一向に見つかりません。そうこうしているうちにS氏が小用を催したようで、駅を出てすぐのコンビニにてトイレを所望している最中、その先の路地にようやく見つけることができました。眺めていると次々と客が吸い込まれいくので、気が気ではありません。しばらくして連れ立って店に入るとなんとかカウンターにのみ空席を見つけることができました。大した人気店のようです。すでにリタイアされた親父さんから未成年の子連れの関西人夫婦などなど多彩な客層が実に楽しげにそして賑やかに呑んでいます。2階席にも次々とお客が吸い込まれていきます。さて、入口付近のカウンターに並んだわれわれは品書きを見てギョッとなります。普段通い詰めている酒場の相場の値段とは比較にならぬ良い値段なのであります。しかもこれを見てしまったと感じるのはどうやらわれわれだけのようです。世の中不景気といいますが、こうした酒場で値段など気に掛ける風もなく豪勢に注文する人々の姿を眺めていると、われわれが余程の格差社会の底辺に生きているような惨めな気分となります。若い主人は料理も丁寧で誠意がありそうですし、他のスタッフの女性たちも上品で感じがいいのですが、われわれが来るようなお店ではなかったようです。しょげしょげと店を退散し、S氏は、早くも離脱することになりました。

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 近く駅前の再開発が予定されているらしき武蔵小山に一人で向かうことにしました。有名店の多いこの町ですのて、何度も足を運びましたが、喫茶好きにはよく知られる純喫茶が店を畳んだ頃から足が遠のいてしまったようです。でもなんだか気持ちが沈んでしまい駅前のごちゃごちゃした一画や商店街方面の雑踏にまみれる覇気が失せていたので、どうしても足は暗い方へと向かってしまいます。そんな住宅街に入り込むあたりにも酒場があるのが武蔵小山の面白いところです。「ホルモン道場 みやこや」というお店があるのでお邪魔してみることにしました。入った瞬間こそカウンターが奥深く伸びる雰囲気が、しみじみ呑みたい今の気分にハマっていると感じましたが、注意をカウンター上に向けると一人用の焼き台が置かれていたのでした。これはイカンと思ったところで時遅し。お客さんもすでにほぼ引き上げていて、店の方も終いの準備を始めているようです。随分と早い店仕舞いだなと観念した心持ちで席に着き、なんだか面倒になったので、ホルモンの盛り合わせをもらってひとり寂しく焼き始めてみると、これが結構おいしくて酒もついつい進んでしまうのでした。こういう焼きの作業の入る店というのは、黙々と焼いて食って呑んでを繰り返すしかなく、これはこれで店の方にとっても客にとっても手っ取り早いことこの上ないせっかちな酒呑みにとってはこの上なく合理的なシステムですが、ぼくのような腰を据えて呑むのにウンザリしてしまう性格の酒呑みでもやや性急に過ぎてしまうように感じられるので、これは二人とかで来ておくべきだったでしょうか。






Last updated  2015/02/10 08:47:59 AM
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2015/02/09
カテゴリ:大田区
 田園調布駅を出るとはたと何処へ向かったものかしばし迷いますが、S氏から武蔵小杉の方にある食堂に行きたいとの提案あり。ああ、と新丸子の「三ちゃん食堂」のことと気付き、まだ昼食をとっておらず、これ以上我慢させては今後遊んてもらえなくなるかもしれぬ。ぼくはさほど興味はないものの取り急ぎ新丸子でS氏の胃腸を満足させることにしました。

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 新丸子駅で下車して、少し迷いはしたものの程なく「三ちゃん食堂」に到着しました。でもぼくはさほど思い入れのないお店なので、ここで個別に行動することにしました。ぼくが一人で向かったのは、立ち食いそばと二毛作でやっているお店、「立食い 立呑み こみや」でした。まあ、いかにも町場のどこにでもあるようなまるで変哲のないお店。出される品も、値段も特別なところなど何もないのですが、不思議と新丸子という町にしっくりとはまっています。休みの昼下がりの駅前でこうして独り呑んでいることに、侘びしさを感じ始めた頃、S氏から連絡あり。駅前で落ち合って次の町に向かいました。

 下車したのは武蔵新田駅です。駅前の立ち呑み屋や駅からしばらく行ったところにある怪しげな食堂もこの日は休み。結局だらたらと歩いて京急の蒲田駅にやって来ました。駅前再開発で色あせた風景になりつつあるこの界隈にはさほど思い入れもなくなっていますが、何度も見逃していた酒場にようやくたどり着くことができました。

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 「權兵衛」てす。ここへは、何度も探し求めてきているのに、初めての時は休みだったという以降は店自体見逃し続けて、ひと頃は閉店したものとばかり思っていたので、今回ようやく辿りつけたのには感慨もひとしおです。地下へつづく階段を下ると雑然とした一般のもつ焼屋とは趣を異にした空間が広がっていました。場末の大衆食堂のような大きなテーブル席がメインで、そこにはじいさま、ばあさまがやけに大音量で昔話に興じており、肴など注文する気配もなく、ひたすらにキープしているらしい一升瓶の焼酎だけでたむろしているようです。それでもしばらくすると孤独を愛するやはり孤独感をにじませた爺様たちがカウンターにポツポツと現れだして、この方たちは逆に年齢から考えると旺盛と言うには度を越したモツ刺しや焼物をオーダーしています。われわれより遥かに食欲が勝っているようです。ぼくはまずまずおいしく頂いたのですが、S氏の舌には合わなかったらしく、近頃めっきり落ちた彼の食欲がますます衰えていることにいささかの杞憂を感じつつも、ぼくももうもつを食らうだけの気力がなくなったので席を立つことにしたのでした。






Last updated  2015/02/09 08:44:14 AM
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