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夜が待ち遠しい

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路線バス

2014/12/02
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カテゴリ:路線バス
 東伏見駅前の老舗酒場を出ると、元来た道を引き返し、東伏見坂上停留所にちょうどバスがやって来ました。取り急ぎ飛び乗ると、すぐ2つ先の北浦停留所で下車。荻窪駅行きのバスに乗り継ぎます。荻窪駅ではパチンコ屋でトイレを拝借し、すぐさま高円寺に向かうことにします。それには第九小学校という停留所で乗り換えなければならないようです。高円寺駅を下車して新高円寺駅を目指しますが、次のバスまでけっこう待たなければならず、ここではバスは利用せず歩くことにしました。新高円寺で立ち寄るつもりだった酒場はすでに満席、当分空きそうもないので見送ることにしました。思ったよりも味のない店だったのであまり未練はありません。地図では新宿に向かうバスがありますが、これは深夜バスだったようです。やむを得ず、東高円寺駅を通過、新中野駅までやって来ました。

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 新中野でお邪魔したのは、先般伺った際には店の明かりが灯らぬままであった老舗酒場です。「いなご」というなんとも異色の屋号を持つ酒場のことは、酒場放浪記で見ていました。丸ノ内線の支線はイメージと異なり、実際に歩いてみると、甲州街道の外れに小規模ながら懐かしい雰囲気のある商店街がいくつかあって、この酒場のある通りは飲食店を中心に成り立っています。若かりし頃の岸谷五朗や寺脇康文がラジオの収録後に頻繁に姿を見せたようで、店内には当時の彼らを収めた写真も飾られています。人見知り気味で打ち解けにくいかと思われた女将さんは、実際話してみると大変なおしゃべり好きで、昔の思い出話を聞かせてもらえそれがまたこの店の楽しみでありました。岸谷らは出世してこの町を離れたものの、折々につけ連絡をしてくれるのだと嬉しそうに語られました。この肴は家庭料理以上ではないお店では、枯れた店の雰囲気と女将さんとの語らいが何物にも変えがたい酒の肴となりました。

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 新中野ではあと一軒寄っておきたい店があります。こちらもまた酒場放浪記の登場店で、やはり先般入りそこねていた店です。商店街と住宅街の境目のような寂しい場所に店はあります。初めて訪れた際は入り組んだ細い路地ばかりで目印も少ないこの界隈でおおいに迷わされたのですが、今度はなんの迷いもなくすんなり辿りつけたのは幸いでした。店の明かりが灯っています。ようやく「大宝城」にお邪魔できたかとホッとした気分になります。カウンターと居酒屋らしからぬ凝った造りのパーテーションで区切られてテーブル席と座敷がありますが、お客さんも他にはなく照明は落とされています。入りが良くないのでぼちぼち閉店の支度に掛かっていたようにも感じられます。品書きを眺めると、揚げ物が多いのはもと洋食店に勤めていたという店主の得意とするところなのでしょうか。結局バスの旅というのに二万歩以上を歩いてしまったわれわれは言葉少なになってしまい、店のご夫婦とはほとんど会話らしい会話がありませんでしたが、町から奥まった隠れ家のようなこのお店は、地元に住んでこそ真価が現れるのだろうなと思うのでした。

 店を出ると近くに芸能人御用達で知られる堀越学園があってここから中野駅行きのバスが出ているようです。停留所に向かいますが、関東バスは貧弱なダイヤで、目の前を通過していくのは、ほとんどが西武バス。ここでも結局中野駅まで歩く羽目になりました。ここで長い1日をともにしたS氏とはお別れ。S氏は中央線の列車にて自宅へと向かいます。ぼくの関東バスの旅はまだ最後の路線が残っています。朝方利用した[池11]に再び乗車して、池袋駅を目指すのでした。






Last updated  2014/12/02 08:46:20 AM
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2014/12/01
カテゴリ:路線バス
 花小金井駅から西武新宿線に1駅だけ乗車するのもしゃくなので、歩いて田無駅に向かうことにしました。線路に沿って歩ければ安心ですが線路際にも住宅が出っ張ったり、へこんでいたりしていて思うように見通しが効かず思ったよりも遠く感じられました。

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 やがて田無駅の駅舎が遠くに見えてきた頃、塩梅よく線路に張り付くようにして建つ小屋のようなお店があり、それは居酒屋だったようです。しかもまだ3時すぎというのに開店しているものだから、我々の事を待っていたかのように感じられました。これは入らぬ訳には参りません。「福竜」というホントに小ぢんまりしたお店でした。カウンター席のみ8席程あるだけで、お客さんはまだいません。押し黙って気難しそうな店主で話し掛ける暇すらありませんが、常連とは打ち解けて愉快なタイプだと見た。卓上にはあまりうまいとも言えぬ、新旧の漫画のキャラクターが張り巡らされていて、その一枚はどうやら店主を描いたもののよう。お客さんが描いた絵を気に入り店内に飾ったものなのでしょうか。お通しが充実していたので他には肴をお願いしなかったものの、お通しを食べた限りでは、大抵の肴はおいしく頂けそうに思われました。こうした店はちょっと帰宅が遅くなった夜に屋台に寄り道するように立ち寄るのが良いように思われます。

 田無の喫茶店は以前念入りに捜索したことがあるので、今回は町をさっと散策するにとどめ、[鷹03]で東伏見駅を目指すことにしました。東伏見稲荷神社の停留所で駅前まで行ける路線と接続しているようですが、乗り換えが面倒に感じられたので東伏見坂上という停留所から歩くことにしました。ここには早稲田大学の運動施設が集約されているようで、馬術場などもあります。しばらく歩くと駅舎が見えてきました。町をぐるりと散策するのにはそう暇を要せず、あっという間に飽きてしまったのでした。そうなると目当ての店に行くくらいしかすることもなく、でもやはりまだ開店前でした。周囲の余りにももの足りぬ呑み屋横丁を改めて眺めて戻ると営業を始めたようです。

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 「鳥金」という界隈で見かけた中では唯一の古い酒場に思われます。ただここも外見にはさほど年季を感じさせぬように目には映ります。そんな期待もなく暖簾をくぐったのが良かったようです。思いもかけぬ枯れた酒場らしい風情が充満していました。土間に安普請のテーブルに椅子が置かれるだけの飾り気のなさが気持ちいいのです。どこから現れたのか、ほんのひと時目を離した隙にお客さんがすでに入っています。初めての酒場では、常連の所作からその店の流儀を知るというのは、誰もがやっていることだと思いますが、このオジサンも初めてのようで、そうなると開店を待つ我々のことを何処か物陰から眺めていたのかもしれません。焼物は期待を上回りなかなかの味わい、煮込みの味もしっかり濃厚で好みでした。もっとあれこれと頼みたいところですが、やがて学生たちが大挙して押し掛けものすごい騒々しさとなること脳裏をよぎったため、軽く満足したところで勘定を済ませたのでした。






Last updated  2014/12/01 08:41:06 AM
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2014/11/30
カテゴリ:路線バス
 とある土曜日、思い立って路線バスの旅を決行することにしました。と言っても綿密な予定などないー列車の旅ならともかく、煩雑な路線バスのスケジュールを組み立てるだけの熱意は残念ながらありませんー、気ままて脳天気な旅になることを期待します。

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 まずは[池11]で中野駅に向かいます。この経路は中野で呑んだ夜なんかにちょくちょく利用しているので目新しい発見も特になく、ぼんやりと路線図など眺めながら揺られていると9時前には、到着しました。中野ブロードウェイにてA氏と合流します。中野にも何軒かの喫茶店がありますがいつもタイミングが悪くて、結構取りこぼしている店があります。そんな一軒で一番入りたかったのが「ティールーム アモン」てす。嬉しいことにすでに開店していました。大慌てで家を飛び出てきたのでこれがこの朝の一杯目のコーヒーということもあって香ばしい香りにようやく目が覚める思いです。店内はごくごく控えめなシンプルな造りで過剰なまでのきらびやかさといった極端を期待する向きにはいささか物足りなくはありますが、朝のひと時を寛いで過ごすには充分な素敵なお店でした。もう一、二軒中野の喫茶店を楽しみたいところですがせっかくの一日乗車券を活用しないのはもったいない。この日のおおよその行程をA氏と相談し、店を後にしました。

 関東バスの路線図を眺めると西は新宿と池袋、西に花小金井があり、一部小田急線方面に向かう路線もあるものの、ほとんどは西武池袋線とJRの中央線に西武新宿線を挟んだ範囲内を縦横に張り巡らせたなかなかに扱いにくい路線となっています。取り敢えずは最も西にある花小金井駅を目指すことにしました。中野駅前からの西に向かう路線にはいくつか選択肢がありますが、[中36]で吉祥寺に向かうのが効率が良さそうです。丸の内線の支線に沿って走るバスの車窓からは以前歩いた風景が眺められ、立ち寄った喫茶店なども時折視界を横切り久しぶりにお邪魔したい誘惑を振り切るのに腐心します。

 長い距離をバスに運ばれ、その振動のせいか無闇やたらに腹が減ってしまいました。昼食にはまだ早いものの吉祥寺で一度立ち寄りたいと思っていた食堂があるので伺うことにしました。店を通り越したことは分かっていましたがせっかくの機会なので駅前まで乗り通し、店まで引き返すことにしました。

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 やって来たのは「まるけん食堂」です。思ったよりかなりの距離をオーパーしてしまっていたようて、バスの旅のはずなのに随分歩いてしまいました。早くも店はほぼ満席でーと言ってももともとが狭く相席になるのが当たり前のようですー、当初A氏とは隣り合わせになり、カウンター席で隣り合わせなら平気なのに、テーブル席だと見用に意識しあってしまうのが不可解でした。物価の高い印象のある吉祥寺ですが、ここはとにかく安さが魅力です。家族連れの多い中から、土曜日ということもあってか、ビールなど呑むご夫婦などもおり、当然我々もいただくことにしました。味はまあ値段相応と言えなくもありませんがこの値段でしっかりと腹を満たすことができるのはありがたいことです。

 この先はメモをなくしてしまったので、系統名ははっきり覚えていません。関東バスの路線図を眺めながらおぼろげな記憶を絞り出して書いています。「まるけん食堂」で食事を終えると、東急百貨店前停留所あたりから武蔵の営業所に向かい、少し歩いたところにある停留所、第五小学校からヴィーガーデン西東京というところを目指します。本当なら路線図上はもっと効率よく動けるはずでしたが、西武バスと競合している経路も多く、想定通りにことが進みません。これもまた路線バスの愉しみではあるのですけど。武蔵野大学のそばに気になる喫茶店がありましたが、それは涙を呑んで見送るとしばらくして、一度行ってみたいと思っていた宮殿系の喫茶店が視界を横切ります。慌てて路線図を確認するとヴィーガーデン西東京を周回して戻る経路があるらしいのでひとまず終点を目指します。小金井公園を横目に到着してみると周回するバスまで随分と時間があるので、悔しいですが同じ道を歩いて引き返します。

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 鉄道駅としてはJRの武蔵境駅が最寄りのようてすがそれでも歩けば結構な距離があったかもしれません。「珈琲館 くすの樹」という西東京にはちょこちょこあるファミレススタイルのオオバコ喫茶店です。これまて伺った何軒かもそうてしたが!ファミレスと言ってしまっては申し訳ないくらいになかなかの装飾に彩られゴージャスな気分を味わえます。お客さんもそこそこ入っていて繁盛しているようですが、喫茶店という基本的に客単価が安い割には、客の動きも少ない業態で果たして成り立つのだろうかと心配になります。ここから先、花小金井に行ってからの予定を調整し、次のバスを待つために店を出ました。

 桜堤団地口停留所から花小金井駅南口まで一気に向かいます。にわかに住宅街の目立つ退屈な風景ばかりとなったのでうつらうつらするうちに花小金井に到着しました。

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 小ぢんまりして町を一巡りするのにそうは時間もかかりません。喫茶店も居酒屋もこれと言った店はありませんが、今度いつ来れるか分からないので見掛けていた「COFFEE SHOP つのぶえ(自家焙煎珈琲屋 つの笛)」を眺めてみることにします。町の人の社交場として重宝しているようでかなりの繁盛ぶりですが、まあ便利に使えるごく普通の喫茶店でした。

 さて、店を出て関東バスの乗り場を探しますが、一日数本が運行される路線しか見当たらず、花小金井駅の北口にある停留所から多摩六号科学館を経由して、田無駅方面に向かうつもりが、断念せざるをえませんでした。






Last updated  2014/11/30 09:16:58 AM
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2012/01/15
カテゴリ:路線バス
 日々の散歩で路線バスを使うことが近頃多くなっており、かつて大好きだったバス旅への情熱がふつふつと沸いてきてきています。

 テレビ東京では『にっぽん列島横断 ローカルバス乗り継ぎの旅』が定期的に放映されています。毎回太川陽介と蛭子能収に女性ゲストを加えて、路線バスを乗り継いで日本各地を旅する番組は、土曜の夜の晩酌の友となっています(第1回放送分は見逃しているので再放送求む!)。中学から高校生にかけて放映されていたTBS系列の『そこが知りたい』の「各駅停車路線バスの旅」も楽しみに見ていたことを思い出します。また見てみたいものですねえ。ウィキペディアによると日本テレビの『追跡(視聴者公募3人による日本列島縦断)』なんていうのもあったようですね。今では『火曜サプライズ』のコーナーのひとつに「都バスで飛ばすぜぃ!」がありますが、あまり面白くはありませんね。メンバーがやかましすぎるせいでしょうか。先日は都営バスの王40甲、池袋駅東口~西新井駅前の回で昨年の大型タイ風下での取材分をやっていました。この路線は長距離でけっこうお気に入り路線なのでもっと天候のいいときに取材してもらいたかったと感じました。

 路線バスの書籍というと田中小実昌(『コミさんほのぼの路線バスの旅』や『コミマサ・シネノート』などの著作で路線バスへの興味をもつようになったものです)、宮脇俊三(『ローカルバスの終点へ』)や泉麻人(『大東京バス案内』『バスで、田舎へ行く』)のものが定番となっています。加藤佳一氏という『バスジャパン』なる雑誌まで発行されていた(現在廃刊)方による『路線バス 終点の情景 加藤佳一著/クラッセブックス発行』も素敵な一冊です。

 といったわけで路線バスマニアの方と比較すると圧倒的に乗車経験も少ないのですが、気が向いたらバスに乗りぶらりと各地に足を向けることがあり、なにか発見があったら書いていきたいと思っています。






Last updated  2012/01/15 10:27:01 PM
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