ロンドン　ドックランズ・ストーリーズ~Stories of London Docklands

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• 最近のマイブーム・ビスケット

  ニーノ君がどうしたのか、何度も起きてしまった今夜、私は夜更かししている...もう丑三つ時を30分以上も過ぎている。そんなわけで、さすがに早くベッドにつきたいため、簡単に、私のお気に入りビスケットを紹介しよう。日本にいけば、おいしい食べ物、お菓子も手に入るが、英国の貧しいセレクションの中、（あるいはセレクションがあっても、どれも似たような味わい）スーパーにいけば買っている、このビスケット。Sandwich biscuit Custard Creams　（グリコのビスコのカスタードクリーム版のようなビスケット！）こんなものを喜んで食べている私の方が乳幼児みたいだわ。どこのメーカーでもいいんだけど、ビスコを思い出しながら、懐かしく食べている。実は、やめられない（笑）スーパー・マーケットブランドの製品だと安くていい。ちなみに、恐ろしいかな、私はASDAの2つ買えば80Pなんてジャンクなものがやめられないのだ。おまけに、これをクッキー・ジャーに入れておくと週末のたびに減っている。もちろん、犯人はゴーカート男。甘いものは食べないくせに...そして。今日、このクリームサンドイッチ系のビスケットで新しいブツにチャレンジ。Fox's Malted Milk Creamsイメージは＞＞＞こちらおいしかったよ！これ、1パックで68Pくらいだったので、少しお高めだけど、ビスケット部分が固めで香ばしくてクリームがバニラクリームで...いつものASDAのものよりおいしい！ビスケットに牛さんの絵があるのもかわいいし。バクバク1パック終わらせてしまいました。明日、早速、ごっそり買ってこなくちゃ。ああ、こんなものでカロリーとってていいんだろうか。授乳してるんだからいいよね？　←　ダメに決まってるじゃんっ

  Aug 25, 2007

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  ニーノ君に（？）　プレゼント

  またもや、お天気ネタから始まってしまうけれど。でも、ほんとに今日も天気が悪いのよ。朝から、どんより曇りで時折、強い雨が降りました。けれど、ひとつうれしいことがありました。トイザラスからお届けモノです。トイ...というからには、そう、ニーノ君へのプレゼント。先日、ロンドンでの友人宅に遊びにいきました。彼女もめでたく今年2ヶ月違いで出産したのです。彼女はずっと、子供が欲しいといっていたので、ホント、良かった。さてさて。ニーノ君より2ヶ月後に生まれた赤ちゃんは女の子。その子と友人を見に、そしてニーノ君がすでに着られなくなった服を持っておでかけしました。赤ちゃん服こそ、すぐに着られなくなってしまうから、なるべく、着ることができる人に譲っていきたいな、と思って。彼女のところにいくと、赤ちゃんが寝ながらも、おもちゃと触れたり、足でキックして遊んだりするプレイジムがありました。「ニーノ君も使ってみたら」のお言葉に甘えて、ニーノ君をプレイジムに置いてみたのですが...これ、最高です。もう、私たち、赤ちゃんを置いておいて随分と会話が弾みました。ニーノ君、足でキックキックで、ヒットすると音楽が鳴るのですがもう、ずっとなりっぱなし。まるで、その部屋はパチンコ店です（笑）こりゃあいい、（私にとっても助かる♪）というわけで、あちらこちら探してトイザラスで欲しいものがみつかりました。早速、先週末に注文して今日届きました。ずっと待っていたんです。最近、疲れ気味の私だったんだけど...（私の本音：あぁ、これで、ちょっと私も手を離す時間ができるわ...）そうそう、明日の夜、スペインからゴーカート男が帰ってくるので、驚いたらいけませんから、一応メールしておきました.....「今日、あなたからニーノ君へのプレゼント届いたわ、　ありがとう！」そんなわけで、早速、袋からガサガサ出してプレイジムを広げます。うーん。これこれ。これが欲しかったのだ。ママ、満足よ、ふふ...と、早速ニーノ君を抱き上げてプレイジムで遊ばせようと振り向くと.... あ～、あの～、エクスキューズ・ミー？　　またも、Ninja君が登場です。　　手前に鏡がついているのですが、鏡をみて早速、遊んでいます。 なお、ニーノ君、必死にキックしまくり、ブル下がったおもちゃも、強くつかんではずしちゃうほど興奮、そして...疲れて泣くまで遊んでいました。しかし、ママは少し憂鬱です...ニーノ君がこのプレイジムに飽きる日は必ずやってくるのだ....どうしたらいいの？....

  Aug 24, 2007

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  郵便局、転送サービス

  今日も、寒くて雨降りのロンドンでした。風に吹かれながらも、小雨になったところで散歩にいきました。というのも、去年の初夏まで住んでいたフラットに定期的に郵便物をチェックにいっているのです。そんなに遠くはないのですが、めんどうで、面倒で仕方がなかった昔、今は、ニーノ君とお散歩するとなれば、そんなに苦痛ではありません。さて、郵便物。日本の郵便局みたいに、転送サービスがあればこんなことをする必要はないのですが、いや、英国の郵便局、Royal Mailにもそういうサービスはあるのですよ。ただ...例のごとく....有料ですからっ！しかも、有料でありつつも、すべての郵便が転送されないで、元のアドレスに届けられることはザラ。そんなサービスに料金を払いたくありません。というわけで、定期的に立ち寄っては郵便物をピックアップしています。 夜、ニーノ君の様子を見に行ったら...あれれ、黒い物体が？　　ニーノ君はNinja君に触りたいのだけど、Ninja君が遠くからけん制している様子。　　ときどき近くに寄ってはくるものの、あまり赤ちゃんに興味はないのかな。　　ただ、ニーノ君が使ったチャイルドシートや、ソファにどっかり寝ていることが。

  Aug 23, 2007

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  消えることのない、私の疑問

  昔、英語の教科書にありませんでしたか？（今もある？）英国人の会話といったら、いつもお天気の話だと。いや、日本も結構天気のお話はすると思いますが、確かに英国では、天気から始まる会話は実際多い。天気って、やはり大きな関心ごとだと思うのです、こういう夏が短く煮え切らない天気の国では。で。私のブログも、結構、「晴れた」だの「雨」だの、天気で始まることが多い。朝起きて、空が晴れ渡っていると、とてもうれしい気分になります。今日は、朝から11月の冬日和みたいな天気でした。もう夏は終わってしまったのかしら？ここにきて、一番気持ちが悪い天気でした。雨が降るにも夏の雨降りと11月の雨降りとは違うでしょ？まるで11月、つまり冬の始まりのような日だったのです。天気って、人の精神を左右するんでしょうか？今日は、なぜか眠い。いや、乳幼児を抱えていれば、常に睡眠不足ではありますよ。特に、ゴーカート男がロンドンにいない今はシングルマザー状態。しかし。ニーノ君に昼寝をしてもらおうと授乳＋ミルクをあげていると...気がついたら、寝てしまっていたのは私だった...とりあえず、気を取り直して体勢を整えると、今度はニーノ君が寝る...最近、昼、夜の区別がついたニーノ君、普段は30分くらいしかお昼寝をしてくれない。それが、今日はコンコンと寝るんですね。観察していると、なんともなく、だるそうです。彼の気が晴れないのも、感じられました。たぶん、こういう日っていうのは、仕事をしている人たちも、ダルいと思う。勉強をしている人たちも、ダルいと思う。なんかこう、非生産的な日になってしまう....精神的にネガティブになりがちです....しかし。こういう日が多いこの英国で、歴史上、世界を牛耳るような人々が多く生まれ育った...この事実は、後にも先にも、ずっと私の中の消え行くことのない疑問になったままでしょう。さて、先週末、スペインから帰ってきたゴーカート男、なるべくニーノ君の面倒をみてくれようと膝の上に抱っこするも... あー、もう、パパじゃいやなのよ、ママじゃなくっちゃ！ なんて、しかめっつらのニーノ君ですが..... なーんちゃって、ボクは誰とでも？ご機嫌だよっ　　それって、パパが可哀相...？

  Aug 22, 2007

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  ちょっと寒い...画像

  先週は、多忙な1週間だった。用事があって、長時間の外出、そして友人との再会。とても充実していたけれど、ニーノ君にとってはハードだったかもしれない。そのせいか、今週、月曜日からニーノ君、「甘（あま）ちゃん」になっている。お散歩のバギーに乗っているのもそろそろ飽きたのかもしれないが、とにかく、「抱っこ」攻撃なのだ。赤ちゃんが成長する節目、節目、甘えん坊になるっていうけれど。その過程なのかもしれないから温かく見守りたいところだけど、ちょっぴりビッグな赤ちゃん、ニーノ君を常に抱っこしているのは、結構つらい....肩や、背中や、腰が....（笑）それに、ほかのことができないよ...泣きべそ、甘ちゃんニーノ君、この時期が終わったら、少し成長がみられるのかな？　ママ、そういう考えのママが甘ちゃんなのだよ、赤ちゃんを甘くみちゃいけませんぜ。　　ふふっ。コワイでしょー。何気にホラーチックのニーノ君　　

  Aug 21, 2007

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  これって、私にもできるかな

  赤ちゃんっていうのは、本当に可能性いっぱいの動物？だ。生まれたばかりは、目がもはっきりみえなかったのに、今はちゃんとモノが見えている。4ヶ月の誕生日を迎えたころ、コロっと寝返りもできるようになり、最近では横になって寝ることもある。自分の手足の指さえも、こころもとなく動かしていたのに、今では少し、自分のコントロールが利くようだ。モノをぎこちないながらも、つかむことができるようになった。おむつがえのときにふと、ニーノ君をみるとこんな格好をして、身体をユラユラさせていた。　　自分の足を意識できるようになったっていう証拠だよ♪（ニーノ君、談）　　 「............」　←私これって。この姿って。ちょっと面白くない？　妙じゃない？ヨガっぽくない？これって、身体がラクなんだろうか？さらに疑問に思う。......私にもできるかしら？私も、その場でゴロンとなって足の指をつかんでユラユラしてみた。「おお、できた、できた」というわけで、ニーノ君、私、小さい人、大きい人、部屋でこんな格好でゴロン、ゴロンしていたわけであります。ちょっとイイ運動になったような気がする（？）

  Aug 16, 2007

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  包丁もって-風が鳴る

  今日は雨降りのロンドンでした。雨がやんだ時にニーノ君と散歩したのですが、途中、霧雨になってしまい、ニーノ君も疲れたことと思う。ま、そのおかげで夜はよく寝てくれるけど。今日は、先日スポーツクラブで出会った日本人、Kさんとグリニッジで会うことができた。ニーノ君の様子をみながらおしゃべりをして、そのあとは、授乳も心おきなくしたいということで、我が家に来てもらって、Talk、Talk....猫好きな人なのだが、私がニーノ君のおむつを変えに2階にあがって1階におりてきたら、Ninja君たら、Kさんに抱っこされてた！Kさんの腕の中で気持ちそさそうに、甘えていました（笑）うちのおぼっちゃまたち....黒猫Ninja君もニーノ君も、女性のお客さんは大好きなんだから、まったく、もう。今夜、外は風が強い。さー、ざーと時々、風が鳴る。2階で物音がするから、包丁を片手にそろそろとあがっていったのだが、ただの風の仕業だった...何してるんだか、私。でも、ときどき、こんな風の夜は趣があってよい。周りの木々や葉が風で鳴るんだよね。ちょっぴり不気味な感じがするけど、それがまたいいのだ。こういう自然感の強い音を聞きながら眠りにつく...好きだなあ。　Canary Wharfのカフェが並ぶ...　　　　

  Aug 15, 2007

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  税務署にまたやられる....

  今日は天気が冴えなかったせいか、ニーノ君の機嫌が悪くて困った。みていてやらないと、大騒ぎする。その中、どうしても終えたかった滞在許可ビザの申請書と、あとは、チャイルド・ベネフィットの件で税務署からきていた手紙の返答。ニーノ君をあやしながら、手紙を書き留めるのは結構難しい。さてさて。チャイルド・ベネフィット。英国に住む子供なら、誰でももらえるものだが（...と思う）為替のせいもあって日本より、ちょっと多い額になろうか。オンラインで申し込みをしたあとに、確認書類を送付してあった。確認書類というのは、ニーノ君の出生の事実なのだが、本来なら、出生証明書をだすのだが、彼は英国ではなくて日本で生まれたのでほかの書類でもいいことになっている。今回はパスポート（日本籍）なのだが、そのコピーを送ったら、コピーではだめだといわれた。その代わり、こうしてほしいといわれた。「パスポートのオリジナルを送るか、近くの税務署にもっていって、　そこでオフィサーが実際確認し、そこでコピーしたものを受け付ける」パスポートのオリジナルを送るなんて、コワイことは避けたいから、近くの税務署に実際行ったのだったが、「アポなしじゃだめよ」といわれる。単に、パスポートをコピーしてもらうのに予約が必要？いかにも英国のお役所。そして、予約がいつ取れるかというと、なんとほぼ一ヶ月後だった。一体、コピーするのに大して時間はいらないのに、それに予約が必要で、しかもそれが1ヶ月後とは、ふざけたものだ。でも、そこは英国。よくありがち。で、1ヵ月後の先日、税務署にいくとなんのことはない、パスポートをオフィサーがみて、コピーをとって、それでおしまい。ほんの数分の仕事だ。オフィサーはにこやかに言う。「さ、これで終わり。問題ないよ。あとは何もすることはない」ところが、タイミングよく？その2日後、税務署から手紙が来た。「チャイルドベネフィットをいついつから振り込みます」という確認の手紙だと思ったら。　それは甘かった。「あなたには、チャイルドベネフィットをあげられないことになりました。　　なぜなら、あれから書類を送れといったのに、　　なんの返答もアクションもないからです....」　「..........おい。おいっ！」ったく、すれ違いなんだろうが、税務署自体の仕事が遅いだけなのに、こういう手紙を堂々と送ってくるとは、相変わらずいい根性をしている。そんなわけで、「税務署から指導のとおり、行動しましたが、かくかくしかじかの理由で...」と、手紙をしたためたわけだ。一筋縄ではいかない、英国税務署（Inland　Revenue）。しかし、憂鬱だ。実は、もう1通、税務署に書かないといけない手紙がある。それは、2006年度の税金の件なのだが、私は途中、仕事をやめたので、税金が1000ポンド以上の金額戻ってくる予定なのだ。英国税金徴収システムは前取りなので、とりすぎた分を返してくれる（はず）。先日、その金額確定の手紙がきたかと思ったら、今回はその確定金額に対する質問状だ。「前回の会計事務所を通してこなかったのは、なぜか。　Aの証拠書類を送れ。Bの書類も送れ」あ-あ。うだうだ言っていないで、素直に金額を払えよ。取りすぎた税金は、なかなか返してこないし、少ないと思ったら、すぐにペナルティをつけて請求してくるし、街中の悪徳金融業者みたいなんだから、全く....　日曜日、ニーノ君と散歩。ロンドンらしからぬところ...　

  Aug 14, 2007

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  現在が未来を食う

  今日は、久しぶりにスポーツクラブにいった。ほんの2時間とちょっと。サウナ、スイミング15分だけ、ジャグジー、サウナ。本当は、もうちょっと長く泳ぎたいのだけど、ゴーカート男に預けているニーノ君が心配だ。今日、日曜の午後早くにアムステルダムから帰ってきた。（車で！）疲れているだろうし、眠い状態でニーノ君をみているかと思うと気が気じゃないからだ。本人は、「大丈夫だから、行ってこい」と頑固にいうけれど。でも、実は、ひとつクラブに行く前に、ゴーカート男と話したことが気になってあまりリラックスできなかったのが残念。とにかく、ニーノ君を抱いていると肩や腰、背中が時々痛くなる。それをほぐしてホッーっとできたら、どんなに気持ちがよいだろう？お値段が手ごろでよいマッサージ師がそばにいたらなあ。と、またも前置きが長くなってしまった。　　　　　今、養老孟司の「自分は死なないと思っている人へ」という本を読んでいる。この人の本は、ほかの作品を立ち読みしただけであまり真面目に読み込んだことはない。ただ、酷評する人もいることを知っている。この中で、人間が自然とどんどん離れていくというくだりがある。それがゆとりがなくなる原因のひとつであるというのだが。都市化によって、自然なものが生活からどんどん排除されているという。これは緑が少ないとか、そういうことではない。公園というものは、人間が手を加えて作ってあるからそれは自然ではないのだ。自然と離れることが、「いい」「悪い」という判断は別として、興味深い箇所があった。都市化するということは、人間の生活がすべて意識化されると（すべてがコントロール可能）ということだ。で、そうなってくると、「現在」という時間が「未来」を食うというのである。時間は、過去、現在、未来と3分できるが、都会の生活の中で、未来というのは、人々が「予定」を立てた時点で現在のことになってしまうため、すでに未来が拘束されてしまう。未来というのは、漠然とした未確定のものであるはずで、それを持っているのは、子供だというんです。子供は能力も、財産も地位もない。ｋれど、未来という財産を持っている。不幸とも幸福ともわからない、未来というもの。だけど、都会においては、その子供の未来も食われつつあって、つまり子供の未来という財産が失われているという....何歳になったら、こうだ、ああだ、こうしなくちゃいけない、どこへいかなくちゃいけない。今は子供も携帯電話をもち、また「手帳、スケジュール」を持っている。つまり、未来が現在に食われてしまっている。うーん、考えされられてしまいました。ニーノ君をみながら、未来の可能性がいっぱいあるとつくづくうらやましいな、と思っていた私だけど。彼の未来を、つぶさないように、というか、彼の未来、という財産を、親である私が手をつけるのには、よーく気をつけなくちゃいけないんだな、と面白い概念を気づかされました。　　「うーん、難しいなぁ.....」　　　　 　　　　「考える人」のニーノ君？（笑）

  Aug 12, 2007

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  もう、どうにもとまらない

  私は、いままでほとんど赤ちゃんには興味がありませんでした。従いまして、赤ちゃんとの生活がどんなものか、考えてもいなかったのですが、今回、縁あって、ニーノ君と暮らしていると、この経験自体が、自分にとって全く新しい分野の経験なので、結構楽しんで暮らしています。赤ちゃんのお相手、授乳、沐浴、そして、その合間にできる家事や自分のことで一日はすぐ終わってしまいます。もちろん、「なんか、毎日、同じことの繰り返しでつまんないぞ」と、感じてため息をすることもあります。自分が自由に動ける時間を懐かしく思うこともあります。ただ、厳密にいうと、少しずつ赤ちゃんは成長しているので、毎日は同じはずじゃない...はず...なんだけど。っていうか、ある意味これからただ老いていく私たち、いろいろな機能がどんどん劣っていくだろう私たち、それを考えると、ちょっぴり寂しさを感じると同時に、リレー選手のバトンタッチのような責任も感じます。今まで、自分（だけ）を見つめてきたけれど、今は、私よりさらに将来を生きる他人を見つめることで、もう一度、生かされるような気がします。なーんて、まじめな話はおいておいて、今、ニーノ君中心の生活で、日々、退屈することは多々あるけれど赤ちゃんのめまぐるしい成長を目の当たりにすると、以前のニーノ君が懐かしくて、ニーノ君、もうちょっと赤ちゃんでいてね、時間が止まってほしいな、なんて思うこともあります。人間って、ほんとう、欲張りな感情の生き物です。まったくの、親ばかなんだけど、いや、だからこそ、他人のために、自分が生きられるわけだけど、ニーノ君が泣き出して、「あらあら」と、あやしにいく。で、そばにいくと、その泣いている顔さえも、かわいく感じちゃう。大人は、こんな風になくこともないし、ここまで真剣に泣いているのが、ものめずらしく思えてうっとり、というか、興味深いというか、しばらく見つめてしまいます。赤ちゃん、泣いているのに。早く、あやせばいいのに...その、崩れた泣き顔がおかしくって、けらけら笑ってしまう私もいます。（早く、あやせよ、泣きやまらせろよ）赤ちゃんが泣いているのを聞くのはうるさいものですが、今は、こうやって泣き顔さえ、楽しんでみつめてしまう、面白いものですねぇ。げらげら、笑いながら、「どうしたのー」と抱き上げると、ニーノ君も、拍子抜けなのか、すぐ泣き止むことが多い。一応、なにかの事情があったかのように「ひっく、ひっく、ふ～っ」とため息をついて泣き止むのだが、それが、またかわいい。←　親ばか赤ちゃんにも、赤ちゃんなりの立派な泣く事情があるんだよね。「うわ～～ん」　もう、どうにもとまらない.....（笑）　　ほら、もっとくずれますよ～、　ニーノ君のくずれ顔迫力どアップ、　どうだっ！ ご機嫌のときのニーノ君と比べてみて（笑）

  Aug 12, 2007

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• ２人で生きる決意

  今日もさわやかな日和の日曜日。私のうしろでは、ひとりで退屈しているニーノ君がうーうー、うらうらー、と、妙な声を出して大騒ぎ。ブログも最後までかけるかどうかどうか....（なんて、余計なこと書いていないで、本文にいけよって）今週末は、引き続き、シングルマザー生活です。昨日はゴーカート男、スペインから帰ってきましたが、夕飯を食べてしばらくしたあと、アムステルダムに出発しました。忙しいっていうか、無理があるっていうか、私はこれを無謀と読んでいますが、仕事で疲れて（そういうことにしておく）帰ってきて、ロンドンの空港から車を運転して帰宅したあと、どうやってアムステルダムにいくかっていうと、また、車で、ですよっ！アムステルダムって、そんなに近かったっけ？あの、中間に海も渡らないといけないんですけど。で、日曜日に車で帰ってきて、自宅に寄ったあと、また空港にいって、スペインですよ？どこで、いつ、寝てるんだか知りませんが...昨日、聞きました。「そういえば、なにか生命保険に入ってるっけ？」答えはNoでした。私の目的は、彼の無謀な人生には生命保険をかけておいたほうがお得、そういう意味じゃなくて、もし、入っていてもらい損ねたらイケないので聞いただけでありますが。どうにも彼の性格を変えられないと諦めた今は、彼にいつ何があってもいい、そういう心づもりでいます。いや。心づもりじゃなくて、ちゃんと、生活の保障のつもりをしておけっっていうところですが、数字の計算が苦手な私はそこまであまり進める意欲がありません。でも、さすがにそういう準備もしておかなくちゃ....母子家庭になってしまうのも時間の問題かもしれない。そう思う、今日この頃。来週末からは、ニーノ君の世話は俺がやるから君は好きなことをすればいい、なんて、おみやげを渡されたけど、「どうせ、ラストメネッツで空港で買ったチョコレートでしょっ」というと、彼は「うっ」と言葉につまったようですが、今回はクッキーでした。ま。おみやげを買ってくるだけ、いいか。（前より）気持ちには感謝しないとね、感謝.....おっと、ニーノ君が暴れ出したので、では、また（笑）

  Aug 11, 2007

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  閉め出された私たち

  今日は、大変な日だった...というのも、午前中にチャイルド・ベネフィットの申し込みの手続きを完了させるため、ストラットフォードにいき、そのままある手続きのため、グリーンパークの日本領事館に行き、帰りにカナリーウォーフのふたつの金融機関で小切手を現金にして口座に入れ、家に帰った。これが、大人一人だったら大したことないのだが、幼児を抱えて、っていうのが大変なのである。ベビーカーでの移動になると、階段、エレベーターなど、別の通路をみつけないといけない。普通の道でも、移動の速度が遅くなる。けど、それぞれにはアポイントの約束、開館・営業時間というものがある。今日、街中でベビーカーを片手に（本当に片手で、笑）汗かいて、必死に走っていくママをみかけたら、それは私である...まったく、ご機嫌をみながら、途中で授乳もしないといけないし、小さい子供は「長い間、待つ」ということ、つまり、「止まっている時間」が苦手だ。長い列にでもはまったときには、いつぐずり出すんじゃないか、とヒヤヒヤする。ニーノ君も、グスグスし出したら「抱っこ」してあげてなだめないといけない。それも静かにエレガントに（笑）ここは英国だから（爆）そういえば、ひとつの銀行で、私の前に東洋人の中年女性がいた。たぶん、タイかどこか、東南アジアの中華系だろうと思う。その初老の女性、英語がまさに片言なのだ。銀行の窓口のおねえさん、なにをしたらいいかわからない。そのうちに、その女性が怒りだす。そういうしているうちに、列は長蛇になってきた。私の後ろにいた、いかにも気取った感じの二人の白人女性、ため息はつくわ、舌打ちはするわ...どうやら、なにかの手続きをするのに、必要書類が足りないらしいのだ、それで、窓口のお姉さんが「これが必要なの」「それがないなら、こうやって」とか、そこでは手続きができない旨を伝えるのだが、東洋系の女性は、納得しない。片言の英語で、大声で粘っている。英国の人たちは、ときどき必要事項をきちんと伝えないことがあるから、彼女だけが悪いとも判断しかねるので、あくまで、中立をたもっていたい私だ。その彼女、ときどき..後ろを向いてニーノ君を時々あやしてニーノ君が喜んでくれる。そうかと思えば、前をむいて窓口のお姉さんと激しくやりはじめる。私はもうハラハラ...早くしないと、ニーノ君の辛抱が...ニーノ君だって、自分をあやしてくれて、笑っていた女性がその一瞬あとには、窓口のお姉さんと壮絶なバトルを繰り広げているのをみると、赤ちゃんながらに困惑気味だ（笑）女性のあやしに笑って応えていたニーノ君の顔も、心なしか、ひきつってくる...傍らの私はオロオロ...東洋系の女性、とうとう沸点に達する。「XXXX○□！（注：たぶん-何で、こんなことができないのよっ。あんた、馬鹿？）　FUCK YOU!」「.........」　←　あたりの雰囲気その場にいた人々、長蛇の列の人たち、彼女がカンカンになって店をでるやいなや、彼女の真似をして苦笑しだした。「Fuck You!　だって....あはは、ははは...」公共の場所で、特に金融機関の中で「Fuck you!」を聞いたのは、私、今回が初めてである。いや、何度もいいたいと思ったことはあるよ。この国に住んでいれば、何度となくいいたくなるよ。しかし、実際に言える雰囲気では...というか、そもそも。言って、物事が変わるものではない....そんなわけで、あたり一体騒然となった、ある金融機関の午後のロビーであった。こうやって、子供を抱えているときに限って、列の前には「時間のかかる人たち」がいるものだ。朝出かけてから、もう4時間になろうとする。へとへとになって家に帰るも、実は、私、用事をたしているときから気がかりなことがあった。それは....朝、出かけるときに握りしめた家の鍵...それは、家の鍵じゃなくて、ガレージの鍵だということ。そう、私たち、家を閉め出されちゃったの！家に帰ると、案の定、ドアは開かない。ガレージの鍵は、ガレージの鍵のまま、玄関の鍵には使えなかった。（あたりまえだ）どこをどうみても、スペアの鍵をそとの秘密の場所に置いておいた...そういう気がきいたこと、我が家ではやっていそうもなく。ゴーカート男は、今朝早く、スペインに行っちゃったし。力を失ってうなだれる私だ。こういうときは、誰でもいいから頼ってみる...おぼれるものは藁でも...の私。隣人の一人、リースが近くのカフェで働いているのだけど、ニーノ君をベビーカーでごろごろしながら、そこへいく。運よく、週に一度、水曜日午後3時くらいから休みになるリース、家に帰るところだった。「どうしようか、考えましょ。入れるまでうちにいてもいいのよ」と一緒に家に戻る。彼女の家に入って荷物を置く。すると我が家の猫、Ninja君も入ってきた。こらこら。（キャットフラップがあるんだから、Ninja君はウチに入れるのに）こうやって、NinjaCat家一同（除く、ゴーカート男）、ダニー＆リースの家でなにしてるんだろ？で、リース。「窓は開いてるの？　1階のドアも？」私。リビングとキッチンの窓が開いてる、と応える。最近、暑いし、ここは、風通しのため、ずーっと小さく開けたままだ。窓といっても、家の中側からでないと、開き具合を調節できない窓である。リース：「リビングの窓から入ればいいのよ」私：「でも、外からじゃ、人が入れるほど、大きく開けられないから無理」リース：「やり方があるのよ、私、前にやったことがある...」一縷の望み、期待を胸に庭のテラス側にまわって、リビングのドアに手をかけるリース。あ、あいた。それも、すんなり。そんなわけで、1階の窓から家の中に入れた私であるが（ちょっと泥棒みたいだけど）でも...この窓って、こんなに簡単に開くものだったのね。今まで、ずっとあきっぱなしだったんだけど、それってコワイ....お互い、抱き合って喜んで、リースは美容院のアポにいき、私、ニーノ君、（そしてなぜかNinja君）は、そのまま家に入りゆっくりすることができました。はあぁ.....長い一日だった。今度、スペアの鍵の置き場所を考えておかなくちゃ。　ボクが、家のなかにはいって鍵を加えて持ってこれればよかったんだけど...

  Aug 9, 2007

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  ニーノ君、近頃の災難

  今日は、ニーノ君、ワクチンを受けにいってきました。先週はBCGをやって、今週は残りのワクチンで2回の注射。両のふとももに、ひとつずつ。いやー、注射って、コワイ。ニーノ君を抱っこして支えながら、「大丈夫よー、すぐよー」なんていっているくせに、その私も目をそらしちゃう。もちろん、チクリとすると同時にニーノ君、大泣き。でも、抱っこをしたら気が済んだようで泣き止んだけれど。ニーノ君よ、これから人生にはいろいろと苦難が待っているのだ。ワクチン注射ごときで、泣いているなんて、まだまだ幸せなウチよ。これから、もっと痛い経験が待っているわよー。ネガティブなこともポジティブなことも含めて、赤ちゃんって、これからいろんなことを体験していくんだね。そういう意味では、いっぱいのポテンシャルが広がっているのだ。いいなー。私も赤ちゃんに戻って、人生やり直したいなー。ワクチン注射されたニーノ君の、むっちり太った太ももを見て、思うのでした。　忠犬ならぬ忠猫Ninja君で。この右側の木の下がNinja君が隠れながら私たちを待っていてくれるところなのだ

  Aug 8, 2007

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  1ヶ月シングルマザー

  今日は、朝方ぐずりながらも、昼近くになってからさわやかなお天気に。こうやって、一瞬一瞬の天気を気にするあたり、夏の終焉への私の焦りが...（笑）今日はなぜか、とてもストレスがたまっているのが自分でも感じます。ちょっと気持ちをクールダウンしたくて、グリニッジ公園へいきました。ニーノ君とのんびり。そこでぼーっとしたり、オムツを替えたり授乳したり。帰ってきたら、ゴーカート男にいわれました。水曜日からスペインで1ヶ月仕事だから、と。ゴーカート男の乳幼児育児協力はあまりアテになりませんが、乳幼児を抱えて、ひとりですべてを行うのはたいへん。本当のシングルマザー生活が始まります！そんなわけで、結局、公園にいってからも、さらにストレス度があがりました。一度くらいは、ゴーカート男を訪ねてスペインへ、と思うところですが、私たちは...っていうか、ニーノ君が英国をでることができません。なぜならば、ニーノ君のビザ申請のためにパスポート（日本の）を移民局に送らなければいけないからです。そういえば、ニーノ君、ポルトガル国籍のあるゴーカート男が、その息子ということで申請すると、ニーノ君自身が日本国籍であってもビザ申請に費用はかかりません。が。私の無期限滞在ビザを使って、ニーノ君のビザを申請すると約700ポンドかかります。緊急発行では約900ポンドと聞きました。英国、またも、極道。なお、これが日本で申請すると同じものでも200ポンドらしいのですね。どうして英国での申請だと高くなるんだろう？.....というわけで、一番、オトクに申請するには、ゴーカート男から申請してもらうことなんですが、なにしろアイツはやることが遅い。毎日、彼のおケツを蹴飛ばしていたのですが今のいままで申請してくれませんでした。...ったく。明日は絶対申請するっていっていますが、ニーノ君のパスポートが返送されてくるころはゴーカート男のスペイン滞在は終わっていることでしょう（泣）もう、こうなったら、本当にニーノ君はママっ子にしてやるわ。世の中で一番大切な人は...そう、ママなのですって。しかし、毎週、ロンドンに帰ってくるらしいゴーカート男です。うーん、中途半端。　木漏れ日の中で眠る1人＋1匹（ニーノ君がなんだかおもちゃの人形にみえる...）　

  Aug 7, 2007

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  クールな隣人たち...

  今日も夏らしい天気の日曜日だった！っていうか、冷房をほとんど持ち合わせていない個人宅にとっては暑すぎるかも？家の前のディベロップメント共通の庭に隣の住人がひなたぼっこ...じゃなくて、日焼けを楽しんでいました。一度散歩にでたものの天気もいいし、ニーノ君を外の空気にもっと触れさせたいと思い、ニーノ君を抱っこして「私もご一緒していい？」といって、加わりました。この隣人は、コロンビア人のアンドレア。スタイル抜群のレディです。二人（＋　ニーノ君）でいろいろ雑談しているとアンドレアのご主人、ザビエルがスーパーの買い物袋を抱えてやってきました。ザビエルも、買ったものを整理したあとに、またやってきて、三人（＋　ニーノ君）で夏を楽しみます。ザビエルは、ニーノ君が大好きでいつも遠くからでも手を振ってくれたり、必ず歩みよってきてニーノ君をあやしてくれるやさしい男性。アンドレアがいうには、家ではいつもニーノ君の話になって、「ボクも赤ちゃんがほしい、今ほしい」なんてザビエルがわがままをいうそうです。ザビエルは今年ビジネスの修士を終えて、今は求職中。最近は面接の日々ですが、「うまくいったら、それからもうひとりの家族を考えたいんだけど」とアンドレア。そうやって、皆でワイワイしていると、ちょっと離れたところでピクニックをしていたカップルがやってきました。「あなたの赤ちゃん、いくつなの？」ニーノ君が今4ヶ月だと答えると、実は彼女も来年1月に予定日を迎えるとか。なるほど、今まで気がつかなかったけど（っていうか、こっちの人はお腹がでているし）おめでた中だったのね。さて、このカップルは女性がボニー、オーストラリア人。男性がテックス、ドイツ人とイタリア人のハーフ。（イタリアといってもシシリーですが）とても素敵なカップルです。いろいろ近所の話をしていると、あの家はアルゼンチン人で、あそこはスペイン人で...なんて感じでとてもインターナショナル。テックスが「とっても面白いから、今度はこの庭で皆でそれぞれのお国の食事を持ち寄って　近所パーティしよう！」なんて提案してきました。それは面白い！　と　皆で乗り気になります。ご近所って、たまたまにしか会わないけど、何気に気になっているのよね。東洋人、このあたりには中国人、韓国人が多いのに、みんな私が日本人だということを知っているし...（笑）それぞれ気になっている近所の住人について今日、この庭で皆で爆発しちゃったって感じで和気藹々と話が進みました。そういえば、こうやって庭に出て皆と会うまえに、以前にブログに書いた隣人のうち、ダニーとリース、玄関のドアをノックしてきて「いまからカナリーウォーフにいくんだけど、　何かついで買ってくるものある？」なんて聞いてくれました。DLRで5,6分のところなのにです。すぐそばのスーパーや、ワイン屋さんにいくのにも、声をかけてくれたりする。こんなフレンドリーなご近所つきあい。みんな引っ越さないで、ずっとそばにいてくれるといいな、そう願ってやまないのだけど...　最初、アンドレアがビキニで日焼けを楽しんでいました...　　 　オムツ姿のニーノ君、アンドレアに抱かれて。男冥利につきる？　　ゴーカート男も、うらまやしくてしょうがない？...　　 　いつも、ニーノ君をとても可愛がってくれるザビエル...　　

  Aug 6, 2007

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  忠犬ならぬ忠猫Ninja君

  今日はシングルマザーの日だ。（あ、今日に限らないか、笑）ゴーカート男は、またもいつもの土壇場計画で昨日金曜日の夜中、アムステルダムに車ででかけていった。一応、お仕事関係の理由だけど、日曜日の昼ごろ帰ってくる。どうせ、帰ってきたら早速疲れて寝るだろうから、まったく、行動をともにしようとしてもアテにならない。アイツのことはさておき、と。今日は朝、急にマクドナルドのブレックファーストセットが食べたくなってしまって、ニーノ君をつれておでかけだ。カナリーウォーフのマクドナルドは、ドライブスルーが主で、不便なところにあるので、グリニッジのマクドナルドにおでかけ。DLR（電車）で3分。駅の前にあるから、便利、便利。「さて、おでかけだっ」とベビーカーをもって玄関にいくと、Ninja君がとことこやってきて、「待ってました、ドアを開けてください」といって待っている。「キャットフラップがあるんだから、自分でフラップをあけてでていけっ」といいたいところだ。猫も一緒に外に出ると、どうやら、Ninja君、一緒に散歩をするのを待っていたようでベビーカーの後をついてきたり、先導したり。私たちは駅に向かった。駅の近くになると、Ninja君のテリトリー外になるのか、ミャーミャー泣き出したが、私の心はちょっと痛むものの、そのまま駅に向かい電車に乗ってグリニッジへ。今日はロンドンとは思えないほど、青空が晴れ渡り、太陽が輝いてさわやかな夏日だ。グリニッジでモノを手に入れ（笑）、帰途はひとつ手前の駅でおりることにする。我が家に行く途中に公園があるから、そこを歩いて帰ることにしたのだ。朝のさわやかな日、公園ではクリケットをやっている人々を横目にニーノ君を押して気持ちよく歩く。この辺らしく（笑）メンバーは白人じゃなくて、アジア系（インドなど）だ。話はそれるが、最近、もっとも英国人らしい人たちっていうのはインド人のような気がする。特に英国で生まれて育った人たちは、アクセントがきれいな人たちが多いし、礼儀正しいし、最近コーヒー文化になりつつある英国でも紅茶を好んでたしなむし...緑濃い、広い芝生が広がる公園、クリケットを楽しんでいる人たちを遠くに眺めながら、そのベンチで腰をかけてブレックファーストをつまみ、カフェラテを飲む。うーん、気持ちがよいではないか！ただ、こんな夏日はこの週末が最後かもしれないと思うと、一抹の悲しみ..一抹どころか、ものすごく悲しくなっちゃうけどもう少しだけでも夏が続くことを祈ろう。英国の夏は短いのだ（泣）歩いている人もまばらで、とても静かだ...先日、デボンにいったときに日焼けをして皮がむけつつある腕をみて、長居をしないで家に戻ろうと思って立ち上がった。ゆっくりベビーカーを押して家に戻る..行きにきたときに使った駅を通り過ぎ...すると、行きにNinja君と別れたところで、黒猫が茂みの中から飛び出してきた。ははは。「待っててくれてるかな～」って思ってたんだよね。Ninja君が走りよってきた。先日もDLRをつかってカナリーウォーフにでかけたとき、途中までついてきて、帰ってきたときには同じようにこの茂みから飛び出してきた。一緒に散歩、おでかけについてきて、そして駅近くの茂みで待っている。まるで忠犬ならぬ忠猫じゃないか。ああ、泣けてきちゃほど幸せ....目いっぱい、なでてあげて、途中も、何度も止まってはなでてあげたり遊んであげて、そして、家に戻りました。そういえば先日も見ていた人に、「猫が人について歩くのをみたのは初めてだわっ、How　impressive!　感動だわ」と、声をかけられました。　ボク、最近、人間とお散歩するのが好きですそうそう。朝の公園で、声をかけられ今日は「5歳以下の子供と親のFun Day」が公園であるからとチラシをもらった。4ヶ月児でも歓迎ということだから、これからいってみようかな

  Aug 4, 2007

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  ひきこもり、ひきこもり

  さわやかで、暖かいロンドンです。こんな日は、どこかにおでかけしたい...といって、出かけていたのが昔ですが、最近、じゃあ、どこへいこうかと思ってもあまり行きたいところが思い浮かばなくなってしまいました。ふと安いチケットを買って、一泊、日帰りでの近場のヨーロッパ...と思っても、燃料サーチャージなどで値上がりしているチケット、以前のように簡単に買う意欲がなくなってきました。ロンドンで、ちょっと電車に乗って、食事なんかをしても信じられないような出費だったりする。こちらの人でさえも「馬鹿げた物価」という、英国の物価。すみにくい世の中（特にロンドンは）になってきたなあ。　　天井ちかくでのんびりするNinja君....（君はいつも幸せそうでいいね）

  Aug 3, 2007

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  神様を身近に感じるとき...

  今の我が家には、とても心地よい近所関係がある。左隣は、コロンビア人の夫婦が2組、シェアしていて、そのどちらともが、とてもフレンドリーだ。特に、ニーノ君にはよく声をかけてくれるしあやしてもくれる。その隣は、ゴーカート男と同じ南アフリカ出身の夫婦、ダニーとリース（エリザベス）。右隣というのは、ちょっと例外で...これは、また不思議な話だから次回にとっておこう...とにかく、このコロンビア人夫婦達や、ダニー＆リースとは、BBQとか、工具の貸し借りは当然のこと、卵の貸し借りとか（笑）も、気軽にやってしまう仲だ。先日、ゴーカート男と大喧嘩をした。（このブログを読んでいる方だったら、すでにおわかりの通り、　彼と喧嘩は始終していて珍しいことではないんだけど...）ゴーカート男は、捨てゼリフをはいて、家を出て行ったし、私は、そのときすでにニーノ君との散歩の用意をしていて、そのまま外に出かけていった....はずだったんだけど、私は衝動的にダニー＆リースの家をノックしていたのだ。ダニーは出かけていて、リースだけがいて、へリングの酢漬けのスナックを食べていた。「あの、ちょっと今話してもいい？」という私に、ただならぬ雰囲気を感じたのか？どうぞどうぞと家に入れてくれた。それで。ほとんど泣きながらもゴーカート男との喧嘩の話をし始めた私。ここで、彼との喧嘩の原因を説明すると長くなるから省略するが、リースは、私の話を忍耐強く聞いてくれた。その後で、いろいろな話をしたのだけど、話をしているうちに、リースが熱心なクリスチャンだということがわかった。リースは、聖書のなかにある言葉を引用したり、そして自分に起こったことや、信仰のことなども少しづつ話してくれたのだが。そのなかで、私が「あー、もうダメ。変わることなんてありえない」などというと、彼女がいう。「そんなことないわよ。祈ればかわるわよ。ちゃんと神様は見ているわよ」彼女がいうには、ものごとには、神様の意向というものがあって、ちゃんとそれぞれを守ってくれるように手はずを整えているということなのだ。変わらないと思ったことも変わった、奇跡は起こるというのだ。自分が「こうであったらな」と思うことを神様は聞き入れてくれるのよ、と彼女はいう。彼女自身の体験も話してくれた。私はどの宗教も、強く誘われない限りは話を聞くことになんの抵抗もない。それぞれの祈りのやり方があるし、生き方がある。それぞれの体験や、さまざまな信仰からの平和への祈り、それも受け入れられる。ただし、自分の中で常に疑問はある。「だからといって、クリスチャンになろうという段階にはいかないだろう...、と。最後に、リースは「せめて私にあなたのことを祈らせて」と、私を抱きしめながら、祈りの言葉をつぶやいた。こういう彼女の祈りが神様に聞き入られる、いられないというのは別として、他人である彼女が自分のために心から祈ってくれる、ありがたいことじゃないか。とても感謝しながら、彼女と別れるとニーノ君と散歩を続けた。ミラクルと呼ぶには小さいけれど、あれから、少しゴーカート男の態度が軟化して、変わってきたから不思議だ。そして。先日、私たちがデボンで数日間の休暇を楽しんでいるとき、リースに黒猫Ninja君のえさをあげてほしいとお願いしていったのだが、実は、リースの家に来ていた南アフリカの友人、リンダが変わりにやっていてくれていた。ある日、家に帰ると、「NinjaCatさんっ！！」っていう声が聞こえて振り向くと、金髪の中年女性が立っていた。私の名前を知っているけど、どこであったのか、思い出せない、ああ、なんて失礼なんだろう、と思って凝視していると、「私はリースの友人なの。あなたの猫のお世話をしていたの」と自己紹介をする。会ったこともないのに、話に聞いているというだけで声をかけてくれるなんて、なんだか、温かいじゃない、素敵じゃない。彼女は猫好き、動物好きで、南アフリカの3エーカーの敷地の家に猫4匹だ、犬3匹だ、オウムだのなんだの、ほかにも動物がいるっていう小動物園みたいな家に住んでいるらしい。私たちの留守中に、ほかの猫が我が家に侵入してきてNinja君のえさを食べていたり（笑）、テリトリーを荒らしたりしていたこと、Ninja君のそのときの様子などそこで、長い間立ち話をしていた。とても好感持てる人だったのだけど、月曜日にロンドンを発つということを聞いていた。つまり今日だったわけだ。お礼にと、紅茶とアーモンドで作ったケーキを持っていったときに会っているのだけど最後にもう一度会ってお礼をいいたいと思っていた。その月曜日の今日、何時に南アフリカに発つのかわからないし、もう会うこともなんだろうな、と思っていた。ニーノ君と買い物＆散歩を終えて帰ってきたそのとき、ダニー＆リースの家から、リンダとその娘が大きな荷物を抱えて出てきた。私はリンダに駆け寄る。リンダは、ベビーカーにいるニーノ君をみると「ああ、あなたがうわさのニーノ君ね！　ようやく会えたね。ああ、笑った、笑った」とあやす。リンダとその13歳になる娘に、何度もお礼をいう。そして。彼女たちがタクシーに乗り込んでヒースロー空港に向かうのを見送った。短い時間だったけど、奇遇にも、彼女たちが「今、発つ」というところに居合わせることができるなんて最後に挨拶したいと思っていたところ、その機会を与えてもらえるなんて、ちょっとしたミラクルじゃないか、そんな風に思ってしまう今日。誰かが見てくれている、見守ってくれているってそう感じられる、そんな日って幸せだ。偶然というのはよくあることだ。いろんな疑問はおいて置いて、単なる偶然というよりミラクルと思ったほうが、気分がいい。こういうときは、躊躇せずに「神様っているんだ」そう思っていい。いやいや、神というのは信じているっていうか、その存在はあると思っている。ただ、その存在を身近に感じたことがなかったここ数年。きっかけがなんであろうと、どの宗教であろうと、リースのおかげで、自分だけの力で生きているんではない、ということそれを感じられてうれしい。　リースは、ボクをとっても可愛がってくれるんだよ...　　「赤ちゃんてあったかい、気持ちいい」て言って　　「ギュっ」と抱きしめてくれるんだ

  Jul 31, 2007

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  ひとつで２度おいしい、うれしいプレゼント

  先日、チャイルドシートとベビーベッドが届きました。実はこれ、フロリダに住むゴーカート男の妹からのプレゼントです。昼間に水平に寝かせると、とてもご機嫌斜めになるニーノ君。大人と同じように、なるべく起きている状態でいたいみたいです。しかし、常にニーノ君を支えてお座りさせているのも、大人はつらい。ほかになにもできませんから。そこへ、このチャイルドシート。グッドタイミング。まだお座りが長い間できないので、頭、首をきちんと支えて座ることができるチャイルドシート、ニーノ君、すっかりお気に入り。（っていうか、私たち大人のお気に入りか？）揺りかごの機能もついていることもあって、車で移動のないときは、そのまま家の中にもってきて使っています。さて、ある夜のこと、ニーノ君を寝かしつけて、リビングでゆったりしていると、あれれ？　 何かがいると思ったらっ！！！　 Ninja君がそのなかに入ってまったり。。。そんなわけで、昼間はニーノ君の、そして、夜間はNinja君のお気に入りとなった、ひとつで２度おいしいチャイルドシート、こんなに便利で嬉しいプレゼントはありません

  Jul 30, 2007

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  初めての動物接触体験

  週末のロンドンの天気、今日だけが快晴で明日は雨とか。という夜中の今、すでに雨が降っています。そんな天気予報をみてからは、まずまずのお天気の今日しか動ける日はない、と、慌てて出かけていきました。出かけたのは、家のすぐ近くの公園です（笑）マッドシュート公園（Mudchute Park & Farm）というのですが、近くといえど、いままでいったことがありませんでした。というのも、この辺に公園があるっていうのもなんだか似合わないというか信じられなかったからです。写真もとったはものの、うまく撮れなかったので、また今度ということに。さて、その公園。ただっぴろく緑があるのですが、真ん中になんと小さな牧場というか、アニマルファームがあるのです。羊、ヤギ、牛、さまざまなうさぎやねずみ、リャマ、各種鳥類を近くでみることができます。そして、そこにいる馬達と乗馬までできてしまうんですね。今まで知らなかった空間でした。週末ということもあって、結構、人がきてそれぞれに楽しんでいました。羊が戯れるなかで、ピクニックを楽しんでいたり。ニーノ君をつれてゴーカート男も一緒に散歩です。すでに毛を刈られた羊を触ってみたり（それでもフカフカだった！）ひとつひとつ、ニーノ君に説明して見せてみたりと（わかっているのか？）随分、時間をかけて過ごしました。ニーノ君、猫以外の動物と初めて接触体験です。それがまた結構疲れたのか、眠い様子。今日は早めにお風呂に入れて、就寝です...ぐっすり寝ていて気持ちよさそう.... 先日のDevonへいったときの写真　（英国にも海が碧く輝くこんなところが....）

  Jul 29, 2007

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  Devonにいってきました

  しばらくご無沙汰していました。Devonに、コテージを借りて滞在している友人の誘いがあって、私たちも2泊してきました。電気がなく、キャンドルで過ごすコテージです。その日は3家族が集まり、子供が8人（3ヶ月半のニーノ君、他に1ヶ月の乳幼児含む！）大人6人の総勢14人。散歩をしたり、海岸沿いのウォーキングをしたり、クリームティーを楽しんだり。とりあえず、写真を少し....　今回のメンバーです　（元気な子供たちはどこかに消えて...（笑） 　コテージの外で。夕陽が...本当はもっときれいだった..　　ニーノ君、小さくちょこんと...　　暑い日で、帽子の下にタオル。アラビアのローレンス風

  Jul 28, 2007

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  ああ、すみません、また消えてしまいました

  出産について、書いていて、ノリにのってきた（？）ところだったのに、変なキーを押してしまったのか、すべて消えてしまった。ああっ！　もう泣きたいっ！っていうのも、これが２度目なのよ。実は、出産について書き始めて消えてしまったのが２度目。それも、Vol.１がひとつ終わりそうよ、なんてところで、２回とも消えてしまった。。。。泣くになけないっていうか、時間を返せっていうか、今から書こうにも、もうすぐニーノ君が起きてしまう時間だ書くなってことかも。（ちゃんと、Wordかなんかに下書きしろっての）そんなわけで、今日も書けませんでした。やっといろいろ思い出したのにー。　失敗なんてザラよ。ボクもよく取り逃すもん。　　ほら、小さいけど、向こうに鳩がいるでしょ？　　（一応狙っているつもりのNinja君です。。。）

  Jul 20, 2007

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  早く、遊びたくって

  今日の天気は快晴、といいたいところだけど、途中昼間、思いっきり雨が降りました。今日もハードなお散歩をニーノ君とします。４時間ほどしました。散歩といっても、ニーノ君は歩けるわけではない。でも、赤ちゃんにとっては、ちょっとした太陽の光、人ごみなどのノイズ、大人には当たり前のことがストレスなのだ。今日は、新しいルートを挑戦したし、ランチタイムにあたって、すごい人ごみにもまぎれてきたから、相当、疲れているはず。なんて、４時間もベビーカーを押して歩いている私も疲れた（笑）ときどき、抱っこをしてあやしたり、ニーノ君の筋肉をほぐしてあげる（？）ので、上半身筋力トレーニングも入ってしまっている。普通は、すぐに乗り物に乗ってしまうところも、「散歩」だから、ということでガンガン歩いている。私の目的は、いつもの「目的地にどれだけ効率的に早くいくか」ではなくなっていて、「いろんな体験をニーノ君に与えるため」だからだ。今日は起業人のところにも寄ってみた。すると、フランスからの来客が二人いた。その家族は、私も以前会ったことがある。来客と起業人はフランス語で会話をしていたのだが、これでニーノ君、フランス語も聞くという、新しい経験。大した時間じゃないけれど、小さいころに、たくさんの言語の音を聞かせておくのがいいとどこかで読んだことがある。それは、日本人がRとLの区別がつかないのも小さいときから、その音になじんでいないからだ。とはいうものの、こんな一瞬じゃあ駄目で習慣的にいろいろな言語を聞かなくちゃいけないんだろうけど。あっちこっち歩いたり、人に会わされたり、あやされたり、ニーノ君は戸惑いがち。怖さで手を振るわせることもある。私の顔をみて助けを求めているときが多々ある。そのたびに、まだまだ慣れなくて怖いんだろうなって思う。。。今のところ、多少ぐずってみることはあっても、大泣きするようなことはない。私も特に焦っているわけではないが、いろんなことを体験して、慣れていって、成長してもらいたいなっと、、っていうか、きっと、ただ私がニーノ君と遊びたくて遊びたくてしょうがないのかもしれない。　歩く歩く、ひたすら言葉を解しないニーノ君に話しかけながら歩く。。。

  Jul 19, 2007

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  あれから一ヶ月

  そう、今日もあまりブログにかける時間がないから、さっ～～～～とで終わらすことにしようと思う。ところで、今日で1ヶ月になろうとしている。なにが一ヶ月かというと、日本の両親の家を離れたのが、先月の今日なのだ。実際日本を離れたのは明日なんだけどね。あに、妹家族、みーんなで成田のホテルで1泊して楽しんだから。朝、日本の両親へ電話した。向こうも、「どうしているのかな」って思っていたところだそうだ。うちの両親、とてもニーノ君を大事にしてくれた（あたりまえだが）。なんだか、その姿を思い浮かべると、悲しくなるほど懐かしい。3ヶ月も面倒みてもらったのに、お風呂も入れてもらったりしたのに。ニーノ君、おじいちゃん、おばあちゃんを今でも覚えているかな？かわいがってくれた人のこと、忘れないでね。恩はきちんと返すんだよ....（笑）あれから、両手をあわせるしぐさができるようになったよ。指の表現が豊かになって、物をつまめるようになったよ。（いつも服のすそをつまんで、お姫様の舞踏会みたいな格好になってる）いろんな言葉（赤ちゃん語）を話せるようになったよ...まだ夏のさなかの日本、あの緑のなかに、もう一度帰りたいね、ニーノ君。秋になって、紅葉の木々の葉が落ちる前に。冬になって、冷たい雪が舞う前に。おばあちゃん、おじいじゃんに今度会えるのは、いつだろう...？　散歩に疲れて（っていっても、自分で歩けないが）、ぐっすり眠るニーノ君。　　黄色のは、フリース。即席で抱っこ紐を作ってみました。　　

  Jul 17, 2007

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  新たに感じるなんでもなかったこと

  うーん、前の日記で予告したのにもかかわらず今日も書けなかった例の話。明日は時間があるだろうか？さて、今日はベビーカーでゴロゴロしながらCanary Wharfまでニーノ君と二人で散歩。ベビーカーで、初めて街中におでかけだから、どきどき。ニーノ君も緊張だけど、私もどきどき。ニーノ君も含めて、まだまだ軽いから、階段もベビーカーごと持ち上げて移動。うん、こんな調子だったら、これからどこへにもおでかけができるな。Waitroseでちょこっとお買い物して、帰りはDLR（電車）で帰りました。ニーノ君、新しいいろんなことを体験中。こんな大人にとっては、あたりまえのどうでもいいことが、子供にとっては大きな体験なのだ。人ごみ、ビルの中の音楽、照明、雰囲気ビル風、明るい太陽...私たちもこうやって、「初めての体験」を重ねて今を生きているんだよなぁ。しみじみ思う。今も「初めての体験」ってあるけどさ......ニーノ君の立場にたって考えてみる。今あたりまえのようにしている行動、体験、それを私も初めての体験だと思って体験すると、すべてのことが、あたりまえのことが、いままで、何の感動も感じなかったことがフレッシュな気分で、まったく新しいもののように感じられる。今まで無視していた道路も、橋も。建物も、音楽も。もっと注意を払って新たに見つめることができる...Canary Wharfのメインビル群にいく途中で...　　★おまけ★　　先週のグリニッジまでの散歩からテームズ川北岸から南に渡るフットトンネル（歩道のみ）で　　本当はもっと明るいんだけど、でも、お外よりはやっぱり暗い。　　ニーノ君、こわがって私の顔をみて必死に助けを呼ぶ（笑）　　

  Jul 15, 2007

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  それで、出産記録の予告なんですが

  そういえば、出産について書いてほしいとお願いがあったのですが、実は、もうすでに一度書いたのです。へ？　どこ？って思われてもしょうがありません。だって、更新しようとしてクリックしたときに、ゴーカート男が「ちょっと待って！」といって....そう、PCの調子が不動になっていて書いたものは、塵となってしまいました....結構、長いものだったので、ショックで、同じものをすぐ書くような気分になれずにいたのでした。まったく。もう。Windows　Vistaのなかの機能にPCとTVを連携させる機能があるのですが、（私にはよくわからないので、みなさんによく説明できない）TVの番組を予約録音できたり、PC上にあるDVDや音楽ファイルをTVでプレイすることができたり、そういう、どうでもいいような（私にとっては）機能を彼がセッティングしていたのでした。はっきり、いって私はこういうデジタル生活が嫌いです。PCとか、TVとか、とにかく、見る、たたくだけで結構、って思います。ときどき、PCなんかみると、包丁もってきて、ぶったぎってやろうかと思います。っていう、感情は置いといて、とりあえず、少しずつ、ニーノ君、出産記録を書いていってみようかな、と。そんな予告でございます。注：自分自身もアテにできない、この私の言葉。　　ちゃんと、書いていけるんだろうか？　　それに、かなりの昔（3ヶ月前、笑）のことで結構忘れちゃった気がする...　ニーノ君のごはん（授乳）のあと、ひざで爆睡しはじめたところ、　　同じ私のひざの上をNinja君が通りかかっていった....いったい？　　なお、写っているおもちゃは、　　おなじみベネッセの通信教育教材の「しまじろう君」です。

  Jul 13, 2007

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  夏が終わる前に。。。

  今日も冴えない天気のロンドンだ。今は乳幼児を抱えていることもあって家の中にいることが多い。ただし、ニーノ君を抱っこして近所を散歩をすることがある。一日に２度ほどだ。そういった意味では、外の空気を吸うことが前より増えたかもしれない。そうやって、近所を歩いたり、家の周りをフラフラしていると、庭やテラスが非常にきれいに手入れされている家を発見する。花が咲き乱れて、木々が揺れていてテラスにはガーデン用のテーブル、チェアが置いてあって、なんとも素敵ではないか。で、私たちの家。まだ、なにも手をつけていないので、殺風景極まりない。玄関の周りも、テラスも、ほとんど買ったときのまま。適当にそこにある草花が咲くのに任せているだけ。なぜか、にんじんが生えていたりもする（ちゃんと食べられる、笑）家にいることも多いことだし、なんとか、こう、「おしゃれ」な家に近づかせたいと思うが、アイディアは浮かんだり消えたりするけれど、そんなに広いわけではないから、スペースも限られていたり、それでもって、もっと大事なこと。予算があるっていうか、お金がかかるわけだ。ボチボチ進めていきたいと思うけど、何しろ、アレコレ「迷う」私だ。うにゃうにゃしているうちに、今年も夏が終わっちゃうかも？　みんなで散歩だよ。黒猫Ninja君も犬のようについてくるのだ。。。

  Jul 12, 2007

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  たまには英語を読んでみなくちゃ

  今日は、いかにもロンドンっていうお天気。はい、つまり曇りです。非常に暗くて部屋にも電気をつけています。TVでは「Enjoy the weather!」なんていっています。なるほど、ユーモアがあるっていうか、間違いでいったのか（いつも言うから？）確かに、暗い日は「なんかしなくちゃ、お散歩しなくちゃ、せっかくのお天気だもん」そんな風に焦ることがないから、ある意味、ゆっくり過ごすことができます。とはいうものの、ニーノ君の相手をしなくちゃいけないから、なかなか自分の時間はとれない。ただ....やることリストに載っていることをチェックしてなるべく片付けていきたいと思います。そういえば、やることリストのなかに。最近3ヶ月近くも日本にいたこともあるし、なんというか、英語が。英語が話せませんっ！そういえば、楽天を始めてから日本語に触れるようにはなったものの英語に対する努力はすっかり....いけません。というわけで、久しぶりに英語の本くらい読んでいかなくちゃ。と思う今日この頃。で、読んでみようと思うのがダライ・ラマによる「The Art of Happiness」よくある指南書かもしれませんが、なにか発見があればいいな、と思って読んでみようかと思います。この手の本は結構読み漁っているんだけど...（でも、生活、変わっていない？　笑）　ニーノ君の足です。やわらかくっておいしそ～。　　いつもかぶりつきたくなります。　　山に赤ちゃんを置いてきたら、すぐにクマだのなんだの、えさにされちゃいそう。　　↑　ちょっとグロい発想でしょうか？ 　そして、ぎゅい～～んとノビ～～。

  Jul 11, 2007

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  歯では、確かに死なないか？

  前も書いたが、ここ英国では妊婦と、産後1年間は歯の治療が無料だ。とはいうものの、先日日本に帰ってきたときに歯医者にもいってきた。驚くなかれ、妊娠すると歯が弱くなるっていうのは本当で産後、医者にみてもらったら、な、なんと12本っ！の治療が必要だった。12本.....こんなに歯の治療が必要なんて。ほんの10ヶ月の間にこんなになっちゃうなんて。あたしゃ、もうば～さんだよ。さすがに高齢出産がきいているのかな。（単に甘いもの食べすぎだったのかも？）で、日本滞在中に8本を治すことができた。母にニーノ君をみてもらいながら、なんとか時間をつくって8本を治したのだけど、4本は時間切れ。そんなわけで、今日、近くの歯医者にいってきた。そこはNHS扱い（国民保険が効く）とプライベート扱いの両方をやっている。尚、私は出産後1年未満なので、一応無料で治療が受けられる。日本の歯医者が作ってくれた、カラーバージョンの私の歯の状況表をみせて、「えっと。これとこれは、向こうで治してもらって、それから...」なんて説明したのだが、先生：「あ、あのね。NHSの無料の治療を受ける場合って言うのは患者さんの希望通りに　やれないのよ。NHSのガイドラインに従わないと.....　プライベートだったら、好きなところを好きなように治せるんだけどね」私：「って、いいますと？」先生：「残念なことに、歯で人って死なないじゃん？」ああ、そうですか。またも例によってNHSの説明だ。死なない、とか、ものすごく痛い、とかじゃないと、治療が進まないらしい。しかし、虫歯や歯槽膿漏のせいでいろんな影響が身体に出てくるってきくけどなあ。とりあえず、英国NHSの予算では、そこまで考慮にいれられるような状況じゃないらしい。一応、レントゲンとって診察してもらったのだが、2本は確実に進行した虫歯なので直してくれるそうだ。残る2本は...日本でみつけられたものは...治療するに（注：NHSのガイドラインで）値しないらしい。だから、痛くなるまでほっとくということだ、NHSでは。痛くなってからでは歯医者だって治療が大変なのに。もっとも、そのころはこの妊婦の歯医者無料特典は終わってしまうから、どっちにしろ実費で治療しなければならない。しょーがない。また近く日本にいったときに、治してくるか。どうせ、お金を払うんだったら日本の方が安いんだもの。なにはともあれ、NHSの歯医者さんで「治療の必要なし」といわれても、虫歯が進行している場合は大いにありえるわけだ。くれぐれも、信用しないように...で、プライベートの歯医者さんにいくと、逆に治療しなくてもいい歯まで治療しろといってくるから、それも、くれぐれも注意するように（笑、今日の歯医者さん、談）　ニーノ君と、Ninja君が最近近づき始めたよ　　っていうか....Ninja君がニーノ君のまくらを占領し始めました。　　

  Jul 9, 2007

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  それでボクが、ニーノ君です　

  さて、今日日曜日のロンドンはさわやかに快晴です。昨日は、グリニッジにニーノ君もつれて歩いていきました。テームズ川の下を通る、歩道オンリーのトンネルがあるのですが、ひんやりした感じが、怖い（？）らしくて、赤ちゃんながらに、眉をひそめていました。公園で大人は簡単にサンドイッチを食べ、ニーノ君は、ただただゴロゴロ。カメラのケーブルも見つかったことだし、ニーノ君の最近の写真を簡単にご紹介したいと思います。　最近、うつぶせにされて腕と背中の強化トレーニングなのだ　　 　結構、苦しいのだ それでもって、ですね　そう、それで初めて皆にみせるボクの顔はこんななのだ.... なにもこんな顔じゃなくても..（ニーノ君、談）　

  Jul 8, 2007

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• おたくの旦那さんは、料理をしますか？

  そう。私の問いは「お宅の旦那さんは、料理をしますか？」一つ前の日記で、Kobutaさんが「夫が料理をするので。。。」ということで、ふと思った。私の周りには、「料理をする（できる）旦那さんを持つ人が多い」これ。すっごく、うらやましいんですけどっ？いやね、いつもここに来てくださる「地獄ネコさん」とこの旦那さんも、素敵に料理をしちゃうし。なんか、テーブルについていて、そういう旦那様たちが、料理の薀蓄をいっていたり、手際よく料理しているところをみると、ほんと、ホレボレしちゃう。そういえば、ウチの兄もきちんと立派に料理ができるのであります。今の世の中、男も料理が上手にできるのね。私の周りで、料理ができない（しない）っていえば、考えてみると。。。ゴーカート男と、私の父だ。。↑　なぜか、二人とも犬猿の仲なんですけど。ゴーカート男に対しては、いえば作ってくれるかもしれない。でも、「何か作ってよ」っていえない。その理由は、もちろん、「おいしくない」からだ。おいしくない料理を作るっていうのも、結構才能がいると思うよ、ほんと。なにしろ、キッチンの棚にある、スパイス、調味料を調子が乗ってくる（料理している気分に酔うわけであります）と、ほとんど全部入れちゃうから、いつも同じ味になっちゃうわけよ。パスタにしろ、米料理にしろ、スープにしろ、同じ味になっちゃうわけよ。絵の具の色を、全部まぜたら、一色になるのと同じわけ。同じ味でも、おいしけりゃ、いいけど、おいしいわけない。で、彼ときたらあまり味にこだわらないからレストランにも行きたがらないし、おいしいものを食べに行こうっていう、欲求もほとんどない。食べれば「おいしい、まずい」の違いは感じるらしいけど、おいしいものを食べたいっていう欲求があまりないらしい。「こういうもの試してみたい、　こういうレストランの評判があるんだけど」って、私が思っても彼はなかなかついてこない。わたしが、薀蓄をいっても、彼は興味があまりないのか、無言だっ。つまらないよねえ。しかも、会計が早い日本ならともかく、食べた後の会計が遅いヨーロッパでは。。。「レストランにいくと時間がかかっていやだ」っていうのも、また彼がレストランを避ける理由。そんなわけで、彼をレストランにつれていくのにも一苦労なわけだ。あーあ。旦那さんから、おいしいものを作ってもらって食べてみたいわ。自分が病気のときに、「これ、作ってみたけど。。」なんていわれてみたいわ。ホッとさせられたいわ。そんなわけで、いま、ニーノ君を子育てしていても、自分が食べたいものは、自分で作るしかありません。料理ができる、あるいは上手な旦那さんを持っている人がうらやましいのでございます。

  Jul 6, 2007

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• 作ってみた初ブレッド！

  またまた、いつものように写真がなくて、なんとも表現できないんだけど、パンを焼いてみました。スーパーで水を加えればできるというパンミックスを買って。楽天のお友達、そして英国の友人でも、パンを焼く人がたくさんいて、「いまさら」って感じなのですが、私もやっと、パンデビューできたっ！去年から、ブレッドメーカーを買いたかったのだけど、ネットで安くて性能のいいのを教えてもらった。しかも、それが安い！で、すっかり買う予定だったんだけど、問題は、それが日本のショップなのだ。つまり、日本からもってくるのは変圧器が必要。で、調べたところ、変圧器が、ブレッドメーカーより高く、しかも、ブレッドメーカーの消費電圧というのはかなり高いために、変圧器が大型で重くなる。。。。だから、家でパンを焼くなんて泣く泣くあきらめていたのであるが。。小麦粉とイーストをまぜて、自分でつくればいいじゃん、そう、そうなんだけどね、なんだか、めんどうくさくって、結局作ったことがない。しかし、今回、このブレッドミックスをつかって、ちょっぴり手でこねて、休ませて。。。。なーんて、つくっていたら、ちゃんとしたパンが焼けました。バターがちょっぴりしみたパンが食べたかったので、焼く前にバターを乗せました。これで、バターローフが、一斤できあがりです。いやいや、こんなに簡単に作れるなんて。ミックスが５４pくらいなんだけど、実際パンを買うのと、あまりかわらないから、コストの面では、どうかというと疑問だ。ただし、味は、市販のメジャーな食パンよりはおいしい、スーパーのインストア・ベーカリーのパンと同じくらいおいしい、、とすれば、５４pも悪くはないか。いろいろアレンジをするのも簡単そうだし。今回、使ったのはWright's Premium Bread Mixで、感触はモチモチっとした感じのパンができあがりました。今回の、練り方によるのかもしれないけど、モチモチ感がやみつきになりそうなおいしいミックスだと思います。

  Jul 3, 2007

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• 鬼の寝る間に。。。

  日本から帰ってきて。。。そして、ロンドンの我が家には他人が住んでいたこともあって、（過去の日記を参照）部屋のレイアウトなど変えていた部分、荷物が移動されていたこともあって、何がどこにあるかわからない状態が先週は続いた。それを、金曜日からかけて再度、家の中の仕切りなおしをしている。家具の移動から、荷物の整理、捨てるものは捨てて、、、しかし、乳幼児がいるからなかなかはかどらない。寝ている間や、ご機嫌にしている間しか進めることができないからだ。で、ニーノ君が寝ている間は、大変貴重なので、「私がお風呂に入ろうか？」「食事を作ろうか？」「本を読もうか？」「インターネットでみんなのブログをみてみたいし」「知り合いにメールもしたいし」なんて、たくさんの選択のなかから選ばなければいけないのでつらい。だから、どれもこれも、進行が遅い。皆さんへのコメントへのお返事もかけていないけれど、申し訳ありません。。。さて、ニーノ君の写真でも危険に、じゃなくて記念に載せようとと思ったら、カメラとPCをつなげるケーブルコードがみつからない！ゴーカート男は、例によって、日曜日の昼間だってのに寝ているし。というわけで、コードがみつかり次第（そしてニーノ君が操作中に途中で泣き出したりしない限り）写真も公開してみようかな、と思う。さて、と。家のなか、まだまだ片付けが終わっていない。スーパー・ダイパー・マン（←ニーノ君）が寝ている間に少しでも片付けよう。今日はお天気もいいし、ニーノ君が起きたら（そして、ゴーカート男も叩き起こして）グリニッジまで散歩にいってみるか。芝生の上でニーノ君とちょっと寝転んでみるのだ。散歩したり、ちょっと街中を歩く。思いっきり疲れない程度に外気に触れされて、刺激を与えるとよく寝てくれているような気がするのだ。。。。家の片付け、いつ終わるんだろう？なんだか、気持ちがまだまだ落ち着かない。

  Jul 1, 2007

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• それでもちょっと不安になることもある

  驚いたことに、もう金曜日。（といっても、それももう終わろうとしているが）今、一日一日が淡々と、だけど、ものすごい速さで過ぎているような気がする。乳幼児と過ごす日々はあっという間に時間が過ぎてしまう。ただし、中身は薄い（笑）やっていることといったら、子供を抱いている、あやしている、授乳している、寝かしている、遊んであげる、そのほんの短い合間に、洗濯、料理などの家事をする。最近は、ニーノ君は昼と夜の区別ができてきたのか、昼間に寝てくれる時間が少なくなった...成長の事実はうれしいが、そのニーノ君の相手は大変だ。でも、もちろん、笑顔をみたり、たとえ泣き顔であっても、その百面相をみるのは、喜びだ。どの顔でも、表情でもかわいく思える。自然の世界というのは、うまくできていて、こうやって親にとっては、自分の子供がどうしようもかわいくみえるようになっていて、それで無条件に子供の世話をみることができるようになってるのかな、なんて思ったり。ま、確かに世の中には、子供を捨てたり、子供に暴力を振るったり、そんなことも確かにあることはある。そんなこんなでもう一週間終わってしまった。もちろん、その一日一日に不満はないけれど「こんな風に一日が終わってしまっていいんだろうか？」と、思う。とここまで書いて、「いや、これでいいんだ」と感じた。今までは自分のために過ごしてきたわけで、そりゃ、家事や仕事や、なにかやりたくないことををやりながらも、その合間には、自分の目標や、（自分に）タメになる運動や、タメになる遊び、自分を満足させたり、喜ばせることをしてきた。けれど、今は、自分の時間...というよりは、ほとんどニーノ君のため、という時間。もちろん、ニーノ君自身の存在が大きな幸せをくれるのだが、やはり、「こんな毎日でいいの？」なんて思ってしまうことがある。自分自身を直接、喜ばせたり、向上させることがないからなんだけど。また、現在は仕事をしていないから不安、っていうのもある。自分自身に収入がないというのは、慣れていないから不安だ。ゴーカート男に、それを頼るということが、また不安だ（笑）。また、子育てが落ち着いたら、仕事を始めてもいいと思うんだけど、なんの仕事をしてみようか？起業人に言えば、また一緒に仕事をさせてくれるんだろうけど...うーん、収入につながる仕事で、そんなことをしていこう？私は英国にずっと住むのは考えたくないし、日本に帰りたいけど、ゴーカート男は難色を示すだろうし。現在の状況で一番理想なのは、どこの外国に住もうと、一年のうちに3分の1か半分くらいは、日本でも住みたいということだ。どういう風にしたいか、未来も、具体的に考えていかなくちゃなぁ。。。それに必要なことはなにか、ぼちぼち考えていかないと...

  Jun 30, 2007

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• ゴッドファーザーに会う

  昨日はニーノ君、英国の電車デビューです。だっこ紐で、DLRにのってカナリーウォーフまでいってみました。といっても、片道10分未満というところでしょうか。散歩がてら、そして人ごみに慣れさせるために、ちょっとおでかけ。スーパーのWaitroseで帰りにちょっと買い物もしました。両手が開いているといっても、ニーノ君の安全のために、あまり重いものはもてません。電車でも、席を譲ってくれたり、「何ヶ月なの？」と聞いてくれる人がいたり。スーパーでも、レジで品物をいれてくれたり、親切にしてくれる人がいました。こういう、人との関わり、実はニーノ君より、私が楽しんでいます。子供がいると、それで和む、そういう社会であるべきなんだろうけど、実際に自分がそこにいあわせてみて、いままでとまったく違う「社会感」を感じられて面白い。そういえば成田のホテルでも、ロビーに入るなり、次々に声をかけられました。一人と会話が終わると、その次にまた違う人。「かわいいわねー、何ヶ月なの？」「うちの孫も、うまれたばかりで..」などと、世の中には、赤ちゃんが好きな人って実はたくさんいたんですね。私は、いままであまり関心がなかったので、びっくりしてしまいました。もちろん、民族性もあるかもしれません。声をかけてくれた人の大半はアメリカ人、そしてシンガポールの人でした。英国にくると、ちょっと静かになって、あまり声をかけてくる人はいないような気がします。声をかけてくる人は、なにかアクセントがある人、つまり外国人が多い。この経験でアメリカ人っていうのは、本当に人懐っこいんだなあ、という印象を持ちました。さて、夜になって、起業人が私と赤ちゃんを見にやってきました。起業人は、ゴーカート男との間で、ニーノ君のゴッドファーザーになるとの、そういう約束を交わしたようです。ゴッドファーザーというのは、私たち本当の両親になにかあったとき、そのときは、代わりになって今度は親として子供の面倒をみてくれる、そういう人のことです。起業人はダイナミックな人なので、声も大きいし、身振りも大きい。彼がニーノ君を抱くやいなや、びっくりしたニーノ君は大声あげて泣いてしました。いつもはあげないような声で泣いてしまって、私もアタフタしてしまいした。もちろん、人見知りもちょっぴり始まっていますが、今回は起業人も、その泣き声にびっくりしたみたい。さてさて、起業人、今回新しいガールフレンドをつれてきました。わたしのいなかった3ヶ月の間に、また次の人をみつけるなんてなんて早いんでしょう！今度、またニーノ君の散歩がてら、彼のオフィスにいって詳しいことを聞いてみようと思います（笑）今度は、アフガニスタン出身の女性です。これが、またゴージャスな（しかもリッチそう？）な美人。井出達もおしゃれな人でした.....が、今回でゴールインとなるでしょうか？それとも？（笑）起業人は、私が妊娠を告げたり、自分が病気を患ったりしたあと、自分も早く結婚して子供がほしい、そんな気分になったみたいだけど...遊びではなく、将来の伴侶を探してはいるんだけど....さてさて、どうなることやら。

  Jun 27, 2007

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• 所詮、外国人というものは

  私が、里帰り出産のために3ヶ月少し日本に帰っている間、ロンドンの我が家には、またしても居候がいた。ゴーカート男が、兄弟といえるほど親しいというシェフの友人である。彼が財政難に陥っていたのと、住んでいたフラットの契約が切れたため、次のフラットをみつけるまで数ヶ月、我が家で住んでもらって、家賃を浮かせてあげよう、そういう目的だ。で、今回はその友人を助けるべくしぶしぶ承知した。結構、これで大きな喧嘩もしたのだけれど。私が日本から帰ってきて、そしてその翌日の午後、彼は新しく見つけたところに移っていった。まあ、彼は悪い人ではない。しかし！例によって、日本人？のわたしからは理解しがたいというか、いや、理解はできるが、迷惑というか、そういうことがあった。悪気はないんだけどね、こういう人たちっていうのは。私の出来事、というより、ありがちな外国人（ここロンドンでは、私が外国人なんだけど）のお話として記してみたい。まず、自分のいた部屋を掃除もせずに出て行った。3ヶ月間もいたんだから、掃除くらいしてでていってほしい。それに、私は子持ちだ。掃除をする時間だってみつけるのにたいへんなのだ。しかも、自分の荷物を結構置いていった。彼の滞在中、彼の元妻（また彼女と再婚するらしい）が1週間ほどいたということで、彼女のものまであった...っていうか、彼女の忘れ物だと思うが、外国人っていうのは、どうしてこう、ボルトのネジが緩んでいるんだろうか？私が、日本から戻ってきたときに荷をほどき、いろいろ整理していたら、「この部屋にベビーの荷物を置いたら？」などと、かれは親切にいってくれたがあのー。あなたの部屋をまず掃除しなくちゃいけないし、それに、なにより、お前の荷物があって、ニーノ君の荷物なんかおけんだろうが！今はガレージに移してあるが、他人の荷物を預かることほど、迷惑なことはない。また、私は日本に行く前に、帰ってきたらなかなか買い物にもいけないだろうと思って、いろんな家庭用品を買いおきしておいた。セールのものを組み合わせて実にうまい買い物をした、と自負していたのに....台所にいけば、お皿を洗うウォッシングリキッドの買い置きが2本あったのに、消えていた。私が3ヶ月くらいかけて1本を終わらせるものである。で、それだけお皿を手洗いしたかと思えば、食器洗い機用の洗剤タブレットまで、しっかりそこをついていた状態だ。そして、あけていなかったシンク下にある衣類の洗剤もほとんど底をついていたし、手をつけていなかった買い置きの柔軟剤も1本をすっかり終わらせ既に2本目もあけてあったし、色物を洗うための特別な洗剤の買い置きも遠慮なくあけられていた。トイレを掃除しようと思ったらトイレの洗剤も、忽然と消えていた。用を足したあとに、水を流すとブルーの水が流れるので、「それ用の洗剤、芳香剤でも買って、備え付けてくれたのかと思ったら、そうじゃない、水洗タンクの中に、トイレ用リキッドを全部注ぎいれたらしい。そういう簡易な掃除の仕方があったのか....おまけに、もっと頭にくるのは、冷蔵庫においてった味噌が、腐ったものと思われたらしく、捨てられて姿がなかったことだ。今回、冷蔵庫には味噌がまだ残っているからといって、日本からもってこなかったのだが、とんだ計算違い。そして、さらにさらに、怒りの頂点なのは、私が買いためてあった、大好きな飲みもの。アップルタイザーが忽然とすべて消えていたのだ。20ポンドを越す買い置きがあったのだ。あれは、普通のジュースより、ずっと高いのにぃ！！ゴーカート男が「それに触ると、NinjaCatがおこるぞ」といったらしいが、「買い足しておくからいい」といって、飲み続けたらしい。もちろん、買い足していたりしていない。そうそう、私たちが空港から帰ってきたとき、彼は不在だったのだが、なにか、玄関に近づくにしたがってにおう。家のなかにはいっても、まだにおう。このにおい。これは、どう考えてもガスのにおい。なんと、ガス調理器のひとつが、小ではあったけど、ずっとつけっぱなしだった。もちろん、火はついていない。（だから、におうんだけど）そうこうしていると、隣の住人が「こんにちはー」とやってきて、「ガスのにおいがするんだけど、お宅からじゃないかどうかと...」あれだけ匂ったのだから、かなりの長い間つけっぱなしだったんだと思う。冗談で...笑えない。居候の住人に、家を、いや、このブロックの住宅を吹き飛ばされるところだった...終わらない弁償を払うために、人生を終えるところであった...思い出せば、その帰ってきたとき、洗濯機の電源はスィッチが入ったまま（中身は取り出し済み）昼間だっていうのに、玄関の電気はコウコウとついていたっけ。私、ゴーカート男にいう。「あのね、こんな状態だと、次回から人を長期にとめるときは、　使ったものは、ちゃんと買い備えてもらいます。　そうでなければ...　家賃をもらうよ、こんなボランティアをしている余裕なんてウチにはない」すると、彼。「いや、アイツ、家賃払っていったよ」私。「いくら？」ゴーカート男。「600ポンド」あのー。このブロックにある同じタイプの物件が先日一週間で300ポンドだったんだけど。3ヶ月以上いて、600ポンドかい。あれだけ、私が買っておいたものを使って、飲んで。ま、今回は彼を助けるためだから、もともと家賃は望んでいなかったにしろ、でも私が自分の生活のために用意したものを使われて私は、ちょっとというより、多いに機嫌が斜めだ。でもま、こういうずーずーしさが、外国人特有なものなのかな。（何度もいうが、実は私がここでは外国人）

  Jun 26, 2007

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• ありがちな家庭の問題、されど....

  今日も快晴だけど、ちょっぴり涼しいロンドン。気持ちがいい日です。ここ2日間くらい。、目がかゆい感じがします。顔の肌もかゆいような気がする。なにかのアレルギーだろうか？今朝は、マフィンにベーコン入りのオムレツをはさんで、冷蔵庫の中に、残っていたガーリックマヨネーズをぬってサイドサラダとともに食べました。マフィンの感触が大好きで、私の好物です。マクドナルドのマフィンのブレックファーストセットも実は大好き。さてさて。どこの家庭でもある問題とは思うけど、ひとつ最近、心に引っかかる悩みがあります。それは、ゴーカート男と私の両親、特に父親との間の仲がよくないこと。表面的には普通にしていますが、どちらも心のなかでは相当嫌いあっており、私としては困ってしまいます。父にとっての、ゴーカート男は娘を不幸にするだろう、好かない奴。ゴーカート男にすれば、私の父は、何様かしらないが人を見下した奴。私からすると。父の態度も悪いところはあると思うのですが、そもそもゴーカート男自身が、協調性がないというか、わが道を進みすぎるところがあるので、両親の気持ちがわからないでもありません。表面的には彼をかばってみたり、機嫌をとったりするものの、内心は彼にどうにか「ちょっとマシ」に振舞ってほしいな、と思う。今回の彼の短い日本の我が家の滞在において、かなり失礼なところがありました。両親が首をかしげるのも、無理はありません。それをやんわりいっても、頑固な彼は、さらにへそをまげるばかり。最後は、「もう二度と、君の両親の家にはいかない」とまで言い出しました。個性とわがままとを混同しているところが、彼にはあると思うのです。困ったものです。こうやって、子供ができてみると、私としては....今までは、自分ひとりが妥協したり我慢すればいいことですが、子供にそういった、わがままな父親の態度をみせることに将来なるかと思うと、「それでは困る」と思ってしまうのです。ただし、考え方はそれぞれ、文化によっても個人によっても違って、彼の態度が、一方的に悪いとは決め付けられないにしても、今の私としては、どう考えても「あれではいけない」と譲れないところがある。最初に書いたように、どこ家庭でも、ありがちな問題ですけど、自分の両親と、夫（妻）が仲が悪い、理解に至らない、こういうことは、本当に自分の心がつらくなるものなんですね。今回、しみじみと思いました。そうそう割り切れる、そんなものではないように思います。もうすこし様子をみていこうと思います。今日のニーノ君（2ヶ月と25日）：腹ばいにさせるとしっかり高く首をあげていられるようになったよ。前はふらふらしていたのに。

  Jun 25, 2007

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• ２人+1匹でお散歩

  今日は、快晴だけどちょっと涼しい風が吹く、さわやかな気持ちのいいロンドンです....最近は、よくニーノ君を抱っこひもで抱っこして散歩にいきます。新生児から使えるA型のベビーカーはもっていないので、現在、抱っこひもでニーノ君をつれています。もうすでに7キロを越そうか、なんていうヘビーなニーノ君ですから、重いんですけど昨日も、そんなんでゆっくり外にでかけました。家のごく近くのドック（Dock、堀のようなもの)の周りを。歩き始めると、うしろから「みゃあ」と声がしました。黒猫Ninja君が、てってけ、ついてくるのです。そんなわけで、黒猫Ninja君にも声をかけたり、触ったり、あっちこっち、ふらふら散歩しました。短い散歩コースですが、なんと、今回は、Ninja君、家から出て、そして家に戻るまで、ずっとついてきたのです。まるで、犬をつれているかのように、ずっと、私とニーノ君のあとをついてきてくれました。途中、大型犬（それも、黒色、笑）の散歩に出会い、一瞬、どこかの家の塀に登って隠れていましたが、犬が立ち去ると、また、再び、私たちの後ろをついてきて散歩を続けます。いったい、どういうつもりなんでしょ？途中、道草をしていても、「Ninja君」と呼びかけると、犬のように、「タッタカ」と後をついてくる....そして、最後までついてくれました。なんともかわいいじゃないですか。人通りは少ない散歩道でしたが、２人+1匹のわたしたちが、ゆっくりテレテレ歩いていくのを振り返っていく人もいました（笑）大好きな猫と赤ちゃんと一緒、とても幸せな時間でした。さて、話は変わりますが、今朝、外を眺めていると、その散歩道、早足でさっさかと、颯爽にあるく若い金髪の女性。黒いスパッツに、水色のトレーニングウェアの上をきて、白いスニーカー、小さなリュックを背中に。その早足でいく歩き方とリズムがとても軽快で、見ていても気分のよいものでした。ああ、あんなふうに歩くときは歩きたいな、これからは、自由なときはあんなふうに歩くように心がけよう、と、ちょっぴり気分が洗われた一瞬です....時間をみつけてあんな風に早足でウォーキングするのもいい運動になるかもしれません。やってみようと思います。

  Jun 23, 2007

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• ちょっとおでかけ、そして出会い

  今日は、どうしてもスッキリしたかった。スッキリ、というのも、現在バスタブの上についているシャワーが壊れていてシャワーを使って頭を洗うことができないからだ。もちらおん、バスタブでつかりながら洗う術というのは、英国に来てから身に着けた（シャワーのないB&Bや、フラットが多いため）ものの、やっぱり、シャワーで豪快に洗いたい。そんなわけで、ニーノ君が眠りについたとたんにスポーツクラブにいくことを考えていたのだ。心配だけど、休みのゴーカート男にニーノ君を頼んでスポーツクラブに入ってくる。いつ、なんどき、ニーノ君が目を覚まして大騒ぎをするか、わからない。最近は、知恵がついていて、哺乳瓶のミルクは飲まなくなってきた。母乳をしっかりあげたあとで、哺乳瓶をあげると、すでにウツツのニーノ君は、騙されてミルクを飲むことはある。しかし、私以外の人があげると、瓶の乳首を舌で「いらない、これじゃない」って全然、受け付けない。そんなわけで、焦りながらもスポーツクラブに駆け込んでいって、シャワー、サウナ、ジャクジー。そしてサウナ、最後にしっかりシャワー、これを超スピードで終わらせていくのだ。なんだか物足りない。髪を乾かすのも適当に終わらせ、携帯からゴーカート男を呼んで迎えに来てもらい、家に飛んで帰った。いつもは、しっかり何時間も滞在し、プールで泳いで運動して.....なんなんだけど、こんなことができる日はいつになるだろう。とにもかくにも、今日は短い時間でも、ちょっと外で自分のことをする、そんな時間が新鮮だった。うれしい時間だ。ただ、ニーノ君が待つ家に帰るのも、それもまたうれしい。そうそう、クラブのサウナで思いがけず「日本人ですか？」と声をかけられた。一人、入っていた女性は日本人だったのだ。うれしくて、いろいろ話してしまった。連絡先を教えてもらって、また会う約束をした。忙しくて、隔離された生活ではあるけれど（でも、そんなに不自由は感じない）そんななか、外にでかけてこんな出会いがあるのに、また感謝。いい出会いになるといいなあ。美人で素敵な、歳は同じくらいの人でした....

  Jun 22, 2007

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• そして、子供の名前は...

  なるほど、こういう時期はホルモンの関係で情緒不安定になるのか...そんなことを昨日コメントいただいた「どらりん」さんのコメントで知りました。天気がいいロンドンなのに、なぜか気が滅入る...それに、日本での数ヶ月のあと、そして、一人、人数が増えたあと、生活のリズムが確立していないために、その思考の合間に、悪魔の「なんとなくネガティブ・不安」感情が襲ってくるのだ。家の片付けもしなくちゃいけないし。+一人のために家のなかをきれいに整理しなくちゃいけないし。お祝いをもらったお返しもアレンジしなくちゃいけないし。いろいろやることがあるんだけど、ひとつひとつ片付けていったら、気分も落ち着くだろうか？ここでの、自分の居場所、役割が、いまいちど、はっきり納得できていないのが、不安の原因でもあります。さてさて、昨日はたくさんのコメントをありがとうございました。こんなに久しぶりなのに、来てくれた方々がいたことに、うれしい限りです。皆さんのところに訪問していくのが楽しみです。さてさて、子供は3月の終わりに帝王切開にて生まれました。保険が効いて安く上がったかな...と思ったらどっこい、高い入院費がかさんで、通常の平均的出産費用の倍くらいであって、請求書をみたときは、そのまま、後ろに倒れそうになりましたただし、入院生活は、最高に快適でした...快適過ぎて、罪悪感を感じたほどです。詳細はまた書くにしても、無事、生まれた子供の名前、ここではニーノ君としておきましょう。ポルトガルでは、「小さいボクちゃん」みたいな意味です。女性形ではニーナ。そういえばブログ仲間の「ポルトガル小町」さんのところのワンちゃんがニーナちゃん。私は、ニーナ姫と呼んでいますが。カタカナ名と、日本名をつけました。日本名は、祖父からそのままとったものです。ニーノ君、ニンジャ君、うちのN&Nコンビです。写真もかわいくなったらアップしていこうかな親になって、「どうだ、親のありがたみがわかっただろう？」なんて人にいわれたり、「親のありがたみが本当にわかったわ」なんて人はいうけれど。私は「うんうん」なんていながら、実は心のなかで逆に「子供」に感謝しています。ニーノ君とこうしてめぐり合えたこと、こういうめぐり合わせになったのを。ニーノ君を見ていると、心がいっぱいに満たされます。愛猫Ninja君も、そう。こういう出会いに感謝します。もちろん自分の親にも感謝してもしきれないほどだけれど、ありがたみも、深く感じているけれど。ニーノ君に、将来「私という親のありがたみを感じてね」というより「あなたがいて、本当にうれしい」といってしまうだろう、そんな親馬鹿なのかな。。。みんな、そうなのかな。My Little Budda、そんなニーノ君です。

  Jun 21, 2007

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• お久しぶり、英国に戻ってきました

  もう、かれこれ何ヶ月になるでしょうか。ブログも更新できずにおりました。以前に来ていただいた方たち、まだ見てくれているかなあ。皆様、お元気でおられましたか？さて、約3ヶ月ちょっとの日本滞在ののち、先日ロンドンに戻ってきました。感想：寂しいです。複雑な気分です。両親とともに、生まれた赤ちゃんと暮らした数ヶ月、生まれたあとに日本にきてまた帰っていった夫、そんな夫がいないながらも、私にとっては、自分の両親と赤ちゃんとの生活が多少の気遣いはあるもののとても思いで深いものになりました。日本最後の夜は、成田のホテルで兄家族と、妹家族、そして迎えにきてくれたゴーカート男（夫）と楽しい一日を送りました。そして。兄家族と、妹家族に見送られて日本をたったときのさみしさ、、、、うーん。やっぱり、日本で自分の家族に囲まれて過ごしたいな、そういう生活が一番なのだ、と思う限りで、ロンドンでまた生活を始めたものの、そんな日本の思い出を抱えて、さみしい...です。ああ、しんみりしちゃった...いけない、明るくならなくちゃっ。将来、どんなことになるにも、どこにいこうとも、その一瞬は楽しい方がいいんだからっ。そんなわけで、元気がでるひとつの思い出のひとつ、日本に帰る際、経由地から成田までの便は、ビジネスクラスにアップグレードしてくれました。うーん、ラッキーだ。ほらほら、これからだって、なにかラッキーなことが起こるかもしれない、そんな気分でブログを更新していこうと思います。まだ赤ちゃんが2ヶ月ちょっとなので、ゆっくり、ブログを更新する時間はないけれど、毎日の「けじめ」というか、まさに「記録」というか、そんなものを書きとめていこうとおもうわけでございます。それでは、出産やそれからの生活や、思い出しながら書いていこうかな....

  Jun 20, 2007

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• 起業人の恋の行方2

  しばらく間が開いてしまったけど、先日の続き。起業人の恋の行方なのですが....詳しくは、＞＞＞こちら。起業人がマレーシアから戻ってきたのは、確か先週の月曜日。そして...一週間たとうとしている。私が聞いている限りでは、あれから起業人とそのフィアンセ、恋人は連絡をとっていない。この週末になにかあったら別なのだが。私個人としては、一応お互い、もう一度くらい会話くらいしてほしい。なにせ、結婚の意志を堅くしてプロポーズをし、そしてもう一方も、決心を堅くして、プロポーズを受けた間柄ではないか！ちょっとした喧嘩で壊れてしまったとしたら、いったい、いままでのストーリーは、二人の盛り上がりは一体なんだったんだ？？さて、起業人、わざわざ忙しい間にも時間をみつけてマレーシアまで彼女に会いにいった。そこで楽しい一週間を過ごしたは....ず...だと思ったのだけど、一週間の後半に喧嘩をする。その原因というのが、彼がはっきりいわないので、よくわからないのだが、要約するとこうだ。二人で馬なのか、犬なのか、何かのレースにいった。そこで起業人が悔しい思いをした。（レースの賭けに負けたってことか？）で。悔しさあまりに、その後で彼女の家にいったときに持っていたペンを「畜生っ！」なんて感じでテーブルに投げたそうだ。で、その机がたまたま彼女の両親の机だったらしい。幸い、両親はそこには居合わせなかったのだが、彼女はそれを見て激怒し、「謝って！」といったそうだ。特に、その時期はチャイニーズ・ニュー・イヤーというおめでたい時期なのに、そんなときに、大変失礼だ、ということらしい。しかし、たかだかペンを机に投げたくらいで激怒されるなんて心にも思わないというか、謝るほどに悪いことをしたとは思わない彼は、謝るのを拒否したそうだ。私が、「まあ、確かにどうしてそこまで怒っているのかわからないけど、　想像できない、未知の文化の違いもあるわけだし、一応、謝ったらいいのに....　だめなの？　心に本当に悪いと思わなくても、一応『ごめんなさい』っていってみるって」と、起業人にいってみたんだけど（←これも、安易？）なんでもかんでも彼女のいいなりになるもんか、そんな自分になりたくないと思ったプライドの高い彼は、特に今回は謝りたくなかったそうだ。で、起業人は彼女の家をでてホテルに向かったそうなのだが、その夜、すでに顔見知りになっていた彼女の友人夫婦とその子供たちで夕食を食べたらしい。ところが、その後で彼女から何度も電話が鳴り響いたらしいのだが、彼は無視して電話にでないでいた。で、そこに残されたメッセージを聞いたのだが、それが、「私の友達には、今後一切近づかないでちょーだいっ！！」みたいなものだったらしい。それで、彼もさらに怒り爆発になってしまった....謝ってもいいかな、と思っていたところ「ぜったい謝るもんか」みたいになって、.....そのまま、別れて起業人は、怒りもありつつもしかし、非常にさびしく悲しい思いを持ちながらロンドンに戻ってきた.....んだけど、どうやら、彼から連絡するつもりはないらしい。私が残念そうな顔をしていると、「俺たちみたいな、お互い鷹のような性格の二人は、　お互いから連絡を取らないだろうから、これでおしまいだっ」なんて、言っている起業人。なんか、よくわからないけど、まあ、どんな喧嘩でも小さなことが当人にとっては大きなことであったりする。そんなことで、世の中のありとあらゆるカップルが別れたりしてたりするんだけど、でも、それじゃあ...あの結婚への二人の堅い意思は何だったんだ？仲がよくたって喧嘩のひとつやふたつ、みっつやよっつ、いや、もっともっとすることがあるだろう。その一つか、二つ目くらいで壊れちゃうようだったら、全然、結婚とかそういう段階じゃあ....。でも、ここで。連絡がなければ、これでおしまいさ....じゃ、それじゃ、あまりにあっけなさ過ぎる。学ぶことも耐えることも、我慢することも、なにもない！お互いへの責任感というか、そういうものはどこへいったんだ？二人は、結婚の準備ができていなかった、ただ、気持ちが盛り上がっていただけだった、そんなだけだったんだろうか？なんか、近くで見ている私としては、ちょっと残念っていうか、二人にもうちょっとがんばってほしいと思うのであるが、付き合うことでもっと傷つけあって、泥沼に終わるような運命であれば、早い段階で別れたほうがいい。とはいうものの、運命っていうのは、自分の努力で変えられるわけでありまして。この二人、本当にこれで終わっちゃうんだろうか？女性34歳、男性38歳。なんか、ちょっと、あっけなく終わりすぎのような気がするんだけど。

  Feb 26, 2007

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• 選択の理由

  さて、一つ前の日記で出産は日本にするということにしたとお伝えしました。その理由のひとつが、家族のサポート。そして今回は第一子ということで、産後、子供の世話をする私にとってかなり不安があるということ。不安というのは、まず「どーいう風に扱うか？」ということです（笑）。外国で第一子を産んで立派に育てている人もたくさんいると思うんです。本当に尊敬します。ちゃんと事前にいろいろ調べたり、必要なことをアレンジしたり、考えたり、本当にすごいと思う。私の自分自身に対する不安というのは、私があまりもともと「家庭的でない」...という表現はおかしいか、家庭・家事マネジメントというんですかね？そういうの、キッチリしていない甘い適当な人間だからです。主婦、というのもきちんとした「仕事」だと思うのです。私の妹は、特に見上げた「主婦」です。（今はまた働き始めました）私が妹のように家事、家庭を切り盛りすることになるとなれば、案外、外で働くより、大変だと思うかもしれません（笑）ただ、外で仕事をするにも家庭を切り盛りするにあたっても、過剰なストレスをためてはいけないと思うのですが、こと家庭のことに関しては、私は何かと楽をしたいタイプ。パッションがあまりないタイプ。ただ、生活のクオリティを下げたくはない（部屋がどうしようもないとか、家計が滅茶苦茶でない程度に）けど、ラクをしたい。それにはどうするかというと、「特に、これに関しては人に学ぶ。経験者から学ぶ」自分で調べろ、やってみろ、試行錯誤してみろ、というところでありますが、今回は、「いや、家族に甘えちゃおう～。　大切なポイントを教えてもらおう～」まったく、ぐーたらです。甘いです。もう、予備校精神ですね。受験競争世代の申し子です。（←いいわけ）予備校の先生は受かるところだけを教えてくれますからいいわけとして....人には向き不向きがありまして、こと、今回の出産・子育てについては、かなり自分では横着をしておりまして「人に学んじゃおう」そういう甘い態度で臨んでいる私がいます。こんなんで、いいんだろうか？　（いや、よくないだろう、親として）いろいろ、赤ちゃんのケアの仕方とか、いろんなこと、調べたほうがいいんじゃないだろうか？皆さんに本音を暴露してしまっている私です。さて、あとは日本と英国で出産スタイルの選択が開かれたところを選択する予定でした。例えば、英国では無痛分娩というはとてもメジャーでありますが、日本ではまだやっているところが少ない。ただ、アクティブ・バースなど、分娩台に乗るのではなくて自分で自分がラクだと思う姿勢、スタイルで産むなど、そういうところは増えてきて、病院を探すのもすぐみつかります。ただし、無痛分娩は難しかった。私の故郷の市ではどうやらみつからなかったので、「じゃあ、英国で出産という選択肢」というのも考えておこう、そう思っていたところに、妹が病院関係の友人などに聞いてくれてひとつ病院がみつかったのでした。英国でも、いくら無痛分娩が普通のことであっても、例えばNHS（国民医療：無料）ですとその日、妊婦がたくさんいて麻酔医の手がいっぱいであれば、たとえ望んでいたとしても当然受けることはできません。だから英国だと、100％ギャランティではない、病院側の都合によるわけで、もし、日本に無痛分娩をしてくれる病院があったら、そこを選択した方が選択肢は確実に広がると思った私は、今回、家族のサポートを受けられるということも加味しながら日本で出産ということにしました。ただし、この私に出発前になんの異常もなければ、です。無事、フライトを終えて故郷にたどり着けられればいいんだけど...そして、例の故郷の病院。インターネットでいってみました。今まで、検索してもこの病院はさっぱり出てこなかったんです。そして故郷でも無名の病院で誰も知らない病院。というのも、平成18年2月に開業したばかりの新しい病院。平成18年っていつですか？　（外国にいると、コレ、まずわからなくなります）今年？　去年？とりあえず、かなり最近だよね？病院も各施設もぴっかぴかです。なんか....すごいですよ。分娩室には、視覚的聴覚的にもリラックスできるように音楽、映像も流れる巨大モニターが。これは....　機械フリークのゴーカート男にはぴったりの分娩室！（って、彼が産めればいいのにね）病院内施設、設備だけじゃないですよ、当然ながら故郷の四方八方の連峰が見渡せるという、すばらしい環境。（単なる田舎っつーことですね...しかし！）お値段も良心的？にHPページに載せてあったのですが、ちょっとお高い気が...する。ああ、またここで私は更なる金欠に入るのかおっと。4月には今まで半年以上もたまっていた給料も入るはずだから。そのはずだからっ！この際、お金のことは忘れよう（ストレスは強制的に忘れようっ）。ただ、母親が。「あ～、あそこだったのね。お父さんといっていたのよ、　この新しい建物って何かしらねって。　でも、そういう実績のない新しいところはどうかしらねぇ....」確かにそういう不安は隠せません。ま、とりあえず、病院側には事情も説明して予約も取ることができたし、まずは行ってみようと思います。で。何か悪い評判でも気に入らないところでもみつかったら、年末にいったアクティブバースをしている、歴史もあり市民の間では評判のいい病院に戻ってみようかと思います。なお、肝心の母親と父親になる予定の私たち、一昨日晩から、大喧嘩をして2日間まともにしゃべっておりません.....あれ？　関係がよくなったはずだって、伝えたのに。やっぱりダメみたい。原因の始まりは、やっぱり、昨日の日記で書いた彼の友人について、でした。

  Feb 25, 2007

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• マザー・テレサみたいな心を持ちたいけれど

  もうじき、日本だ....結局、出発までに体調がこのままよければ日本に帰国して出産することにした。両親がそれを願っているし、また、妹もあれこれ心配してくれて私が日本にいたほうが皆が安心するからだと、そんな優しいことを言ってくれる。こちらの病院も調べたけれど、割り当てられた病院がそれほど悪い状況じゃないこともわかった。そういった意味で、このまま英国にいたほうが楽...なような気がするけど。今回は、日本の家族に甘えて、帰ろうと思う。ミッドワイフにも相談したけれど、「飛行機の問題は、大丈夫よ。ずっと座っていないでときどき運動してね。　家族が一緒にいてくれるんだったら、日本の方がいいかも。それがいいわ」なんて、いう。まぁね。一人、こちらで産まなければNHSの費用も浮いて英国に貢献するわけだ。そこんとこ、英国に評価してもらいたいのであるけれど、笑。そんなわけで、もうすぐ日本に帰る。もう一瞬、一瞬が名残惜しい。なにより、Ninja君がとても心配だ。日本に帰ると、両親のところにいる....っていうことは、ブログの書き込みもたぶん、できない。皆さんのところにも訪問できない。それも、さみしい....。すごくさみしい。2ヶ月半から3ヶ月くらいの予定だろうか。さて。ところで。前の話を覚えているだろうか？詳しくは＞＞＞　うちは、シェルターかい？結局、彼のウチに滞在したい、という要望は断ったのだが、ただ、私が日本に帰り、その翌日から彼がウチに滞在することとなった。今日、ゴーカート男に聞いてみた。「で。彼はどのくらいいる予定なの？」彼、答える。「君が帰ってくるまで」私、ムッとしながらいう。「え？　じゃあ、今度は、『いつNinjaCatは日本に帰るの？』と聞いてくるんじゃなくて、　『NinjaCatは、いつ英国に帰ってくるの？』って聞き続けるわけだ」私の心が狭いのだろうか？なんか、むかつく。いい気分がしない。で、ゴーカート男に言った。「確かに、彼をここに滞在してもいいっていったよ。　でも、いつ頃出て行く予定なのか、そういうことはもっと私と　事前に話し合ってほしいんだけど。　だって、このウチ、アンタのウチだけじゃないんだからさ」そう。自分だけのウチだと思われては困るのだ。実際、ここには書きたくないが（って、書いているが）このウチの買値価格の75％は、私の支払い分だ。残りは、彼が一部払い、そしてさらに残りのモーゲージ部分を彼が払うことになっている。もちろん、何％の持分だから、どうこうというわけじゃないが、まるで自分だけのウチのように「自分の好きなようにしていい」って思われると非常にムカつく。今回、滞在する彼の友人は、ゴーカート男がロンドンに住み始めたころ、文無しになって困っていたところを助けてくれた、それからの信頼している友人である。助け合ってきた友人だったら、私だって助けてあげないといけないだろう。だから、今回も「じゃあ、いいよ、今住んでいるところの契約が2月末で切れるんだったら私が日本に出発したら滞在してもらったら？」と、ゴーカート男には伝えた。でもさ、私が帰ってくるまで滞在するって、どういうことよ？どういうつもりよ？それだけのレント（賃貸料）を浮かせれば彼に十分助けることになるのか？ことのなりは、結局現在彼が30000ポンド強の借金があることがある。だから、レントが浮けば助かることは助かるのだろう。そして、彼は「自己破産」を考えているようだ。人によっては30000ポンドの借金なんて、自己破産する程度のものではない、そう思うかもしれないが、税引き後の給料で30000ポンドを手に入れるっていうのは、普通の英国人にとっては、結構大変かもしれない。ま、そこんとこ個人の感覚によるところであるけれど、彼としては「キツイ」と思っているのであろう。実際、毎月、借金はかさんで行くわけだし。でも、納得できないのは、去年なんかもインドなんかに1ヶ月くらいホリディに行ってたよなぁ。で。1月もフランスに元妻に会いにいってたよなぁ。お金がないんだったら、つかうなよっ　っていいたいが、ゴーカート男は、同情的だ。「でも、彼、離婚して精神的にも安らぎがほしかったわけだし....」離婚ったって、それもう何年も前だろう？2－3年にはなる。いや、心がすさんだって、どうしてこう自分を破滅に導く方向にいくかなあ。で、一生懸命働いて我が家を得たっていう、私たちのところにきてそこに「じゃあ、数ヶ月滞在します」って、都合がいい～～！一度、私が電話に出たときに、「君はいつ日本に帰るの？　君に日本に帰ってもらいたくないな。　そんな身重で飛行機に乗るなんてやめてくれよ」なーんて言っていたけど、でも、この2ヶ月間新しいフラットを探す時間があったのに、結局探さなかった。最後の最後まで、私がいつ日本に帰るのか、ほとんど毎日のように聞いてきた。つまり、「アテ」にしていたことは事実だ。うーん、こういう彼の本当のような嘘のような言葉が、また私の気持ちを悪くさせるのだ～。ゴーカート男が、あわてて私にいう。「いや、レントを半分払ってもらうから」こんなの嘘に決まっている。っていうか、滞在させてあげるのが「援助」なのに、その彼からレントを取ってどうするんだ？じゃあ、このウチに滞在する意味が彼にとって何になる？第一、半分って、ウチは賃貸じゃないわけだし、いくらを想定しているんだ？そういう曖昧な返事で片付けようっていう気持ちが、またイライラしてくる。それに、ちゃんと。私は先日ゴーカート男が彼との電話で話しているのを聞いたぞ。「やあ、家賃なんてヤボなこというなよ。　もちろん食べた食費とか経費は払ってもらったとしても....」うーん。今、こうやって書きながら私もムカつく頭を冷やして整理しているつもりなんだけど。まあね。友人を助けるというのが、目的だったら2ヶ月半とかそのくらいの家賃分は、浮くようなものを捻出してあげないといけないか。そうすると、今回は「しょうがない」のかな？なんだかなあ。他人が自分のウチに住んでいるってなんだかいい気がしない。ゴーカート男の友人だから、「他人」なんて言っていてはいけないんだけど。それも、ゴーカート男が「Yes」っていえば、自由になると思っているっていうところ、このウチがゴーカート男だけで買ったもんだと思っている、みたいな、そういうのがたぶん一番腹が立つんだろうか？誰かが、「私がなるべく英国にいない方がいい」と思っているかと思うとあるいは思っていなくても、そういう状況に誰かが置かれているのかと思うと（↑　考えすぎだって、わかっているんだけど）なんだか、ムショウに....嫌だ。でもさ。ゴーカート男、「君に何かあったら、彼は何をおいても助けてくれるから」というんだけど、たぶん、彼に「助けてくれ」って私は聞かないというか、そんな状況に陥ることはないだろう（傲慢？）っていうか。じゃあ、これから私たちが留守するときに、Ninja君の面倒をみてくれたら、みたいなことも考えるけど、彼、猫アレルギー持ちだし。実際、前の猫を飼っていたときは、ウチに遊びにくることは滅多になかった。（でも、先日滞在したときは大丈夫で、Ninja君とはアレルギーがないみたいだ、という）うだうだうだうだ。考えてみる。ま、今回は、明らかに「助けた」と事実を作るということで我慢しよう。でも、次回は、ダメだから。本当に不可抗力で困って、っていうんだったら話は別だが、「借金してホリディにいって、お金なくて困っているから、住まわせてくれ」っていうようなストーリーでは、次回からはダメだからね！！！！今回は、なんとか、気持ちを落ち着かせよう....Calm down, Calm down.

  Feb 24, 2007

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• スプーンを削ってみた

  ごめんなさい。ここ2日間、前の日記へのお返事が遅れています。時間をみつけてお返事しますので、許してね....アメリカのドラマなんかではみたことがあるのだが、今まで英国では他の家庭や家を訪問したときもみたことがない。たぶん、たまたま、見ていないだけなのかな。それは、実際なんていうものかわからないが、生ごみ裁断機去年、ウチを購入したときに、キッチンについていた。エコ生活が進んでいるドイツや北欧なんかでは案外メジャーだったりするんだろうか？これは、台所、流しのところにセットされてあって、そこの穴に生ごみ、例えば果物の皮とか、肉とか、そういったもの、水道水で一緒に流し込みながら、スイッチを押すと細かく裁断されて下水道に流れていくという仕組み。どこかでみたけど、似たようなもので、生ごみを裁断して固めてコンポスト（飼料）にしたりする機械とか、いろいろあるそうだよね。ま、とりあえず、その生ごみ裁断機をおそるおそるつかっているわけだ。そうすると、日ごろのゴミ出しが減るから助かる。先日、いつものように、スイッチを入れた。料理しているときの、たまねぎの皮とか、ニンジンのいらないところとか....食べた残りとか....それが。すっごい音がするのである。「げげげっ。私ったら、まさか、マンゴの種とか入れちゃったのかな。　裁断の刃が壊れちゃったらどうしよう」なんて、スイッチを止めてよくみると....ステンレスの小さいコーヒー・デザートスプーンが穴に入っていた恐る恐る、スプーンの先をみると、減ってはいないものの、金属が削られて傷がつきまくり、その傷がピカピカ光っている。「しまった...」スプーンは、いつも取り替えることができるけど、裁断機の刃は...あまり痛んでいないといいのだけど。今度は気をつけなくちゃ。しかし、ここに、指なんか突っ込んだりしたときは（そんなことする人いないと思うけど）ホラーだよね、こわいわー。っていう、どうでもいい話でした。今日は。

  Feb 23, 2007

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• 起業人の恋の行方

  たっぷり寝ているはずなのに、昼間ムショウに眠くなって1時間ほど寝てしまった....これも、やっぱり妊娠しているからだろうか？なんか、かなり時間を無駄にしているような気がする。先日、週末も、昼間どうにも眠くなって、「あたし、ちょっと寝る（Nap)する」といって、バタッとカーペットに倒れ、黒猫Ninja君のベッドの横に横たわり、２人（一匹？）で豪快に昼寝をしたものだ。そんな感じで、バタッといきなり倒れちゃうんだよね、最近。そんなどうでもいい昼寝の話はおいておいて。昨日、起業人がマレーシアから帰ってきた。疲れているだろうと思って、今日は向こうから電話してくるのを待っていた。また、その旨、メッセージでも伝えてある。結局、5時半頃に電話がかかってきた。なんともなく、まだ疲れているような声である。ただ、今日は少し午前中横になって寝たあと、午後はずっと仕事をしていたらしい。そして、私にポツリといった。「彼女との関係は終わったよ.....」彼女、というのは、去年の終わりころから付き合い始めたマレーシア人の新しい恋人。今回も、仕事で忙しい彼女のために、なんとか時間をつくって彼がマレーシアに会いにいったのだ。彼もずっと忙しかったし、4月からは会社が本格的に立ち上がって、上場の準備もあるために、今、少しでも時間をみつけてゆっくりリフレッシュする目的でも、マレーシアに行ったことはいいことだと思ったのに.....（おかげで私も1週間のんびりできたし？）これから彼女との関係もさらに深まろうとするところ、去年の年末、彼のプロポーズの言葉を彼女が即に受けて結婚もまじかだと思っていたのに.....なんてことだろう。ただ、気になることがあった。「この理由で、あるいはこれが影響して壊れた」はずがないと思うけど。実は、今月、ゴーカート男がパスポート作成のついでにポルトガルのお母さんを訪問したとき、起業人が愛用しているモンブランの万年筆を携えていった。（飾りじゃなくて、本当に彼はビジネスの下書きなどを万年筆で書いている）いまや、起業人のもっとも親しい友人ともいえる私たち、そしてサポートついでに起業人に投資をしている私たち、としては、これからのビジネスの行方が気になって、もう一度、お母さんに占ってもらうためだ。お母さんとしては、以前にみたときにすでに「うまくいく」という結果が出ていたのだけど、苦戦してきた起業人＋周りは、どうしても今一度ここで駄目押しをもらいたい（笑）もちろん、年末に起業自体は大きな機関投資家も含めて合意に至っており、確実に前に進むことにはなっている。ただし、そのビジネスがたとえしばらくでもうまくいくか、気持ち小さい私としてはハラハラしちゃうんだけど。で、2回目の結果は、「困難はもちろんあるけれど、ビジネスの行方は大丈夫」というものだった。たかが占いではあるが、「駄目かも？」といわれるより、精神的に非常に安堵するし元気がでる。そこで、起業人、なにを思ったのか、電話口で自分と新しい恋人との将来も聞いてくれとゴーカート男に頼んだのだ。実はその結果。「だめ。全然だめ。ディザスター（破滅）に終わるわね」っていうことだったのだ。起業人は仕事の合間に、ふと、私に「いや、実はさあ、こんなこといわれて、もちろん占いだからね、　信じるってわけじゃないし、それによって僕たちの関係に影響がないがないと　思いたいんだけど....何しろ、彼女が好きだし、彼女が運命の人だと思っているし。　でも、正直、将来を見てくれって頼んだの本当に後悔しているんだ。　信じちゃいないけど、ショックだ。ああ。聞かなきゃよかった」と落ち込んでいた。ただ、ゴーカート男のお母さんの占いっていうのは、それを見た後で、悪い場合は、それが悪い方向に行かないように特別に念をかけるっていうんだろうか、そういう儀式ができる。だから、彼女の占いっていうのは、結果が必ずしも占いどおりではなく、災いを避けることもできるわけだ。もちろん、日本の誰かみたいに、高いお金をぶんどってなにかを売らせるとか、そういうことはしない。ぜーんぶ、無償でやる。ただし、あまりにショックを受けた起業人は、「もう占いをあてにするのはやめたから」といって、そこで話を終わりにしてしまったようだ。正直、私には、そこで彼女が祈ろうとそうでなかろうと違う結果がでるかもしれないというのは実はよくわからない。気休めだと思っているんだけど.....そういえば、一番最初の占いで実際、起業人のビジネスには3人の敵がいると出たのだが、お母さんが祈ったおかげ（？　ま、この辺信憑性にナゾが）もあって、そのもっとも敵だった相手は、今はなんともっとも頼もしいビジネスパートナーとなったのが、つい最近のこと。どうかなあ。彼女の祈りのせいかなあ。私はあまりそこんとこ、「彼女のおかげ」とそういうわけじゃないと思うんだけど。なにしろ、結局、ゴーカート男にしても、私にしても、起業人にしても、占いでなにが出ようと、結局最後、責任は自分で取る、自分の意思でモノゴトをコントロールする努力をすれば、違う結果が出てくる、そういう風にも考えている。占いで「ダメ」とでたから、じゃあ前に進まないのはよそうっていうのも、あまりに安易過ぎる。正直に言おう。実は、ゴーカート男と私も「将来うまくいかない」といわれていたのだ。確かに問題は山積みだったし、意見の相違もあったし、なんども別れ話が出た。そのたびに、彼のお母さん、私たちのために祈ってくれたっけ。占いで「ダメ」と出たから「別れなさい」ともいわなかったし、いつもいつも、見守っていてくれたなぁ。なんか妙なんだけど。私たちもなんだかんだいって、シツコク一緒にいたなぁ。今、思うと。ただし。ここでなにか光が注いでお互いにとても歩み寄ろうという気持ち、気持ちというより、お互いの決心が本当に固まったというんだろうか？喧嘩をしても、以前とは仲直りの仕方や早さが全然違う。なーんていいつつ、ブログで「お別れすることにしました」なんて、将来発表しちゃったりしてね。将来のことは誰にもわからない。とにかく。起業人の新しい恋愛には、こういう前置きがあったので、起業人から「彼女とは終わってしまった...」と聞いたとき、ちょっとびっくりしてしまった。「まだ恋愛の初期なんていくらでも喧嘩をするし、　お互いわかっていないこともいっぱいあるし、　別れた、終わったといっても、将来なにが起こるかわからないよ、　終わったわけじゃないかもしれないよ」なんて、慰めているんだか、辺に勇気づけているんだかわからない、そんな言葉で返した。明日は、一緒に仕事をするんだけど、いったい、二人に何があったんだろう？英国からマレーシアまでわざわざ行ったのに。行ったほうだって、そこで待っていた方だって、こういう結果を出すことはつらいはずだ。何が我慢できなくて、ダメになっちゃったんだろう？明日、彼はコトの次第を話してくれると思うけど....うーーーーーーん.....（たぶん、続く）

  Feb 21, 2007

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• 今日はパンケーキ・ディ

  朝からラジオを聴いていると、とにかく、「今日はパンケーキ・ディ！　どんなパンケーキを食べるの？　どんなのがいいかな？」そんなコメントばかり。さて、英国でパンケーキといえど、たくさんありまして、フレンチ風のクレープもパンケーキと呼ぶし、日本のホットケーキ風のスポンジ型もパンケーキと呼ぶ。それに、ロシアのキャビアを乗せるの小さいホットケーキ型もパンケーキという。とにかく、種類いっぱい、料理方法いっぱい。いわれなど、詳しくは＞＞＞こちら。どんなスタイル、ホットケーキでもクレープでも、私は大好き。ハムステッドに屋台型のクレープ屋さんがあって、そこはおいしくて、いつも行きたいと思う。（尚、同じお店はケンジントンにもあるのだけど）これも、そのうち、バレンタインデーのように日本に伝わっていくのかなぁ。森永とか、日清製粉とかが大々的に宣伝しちゃったりして（笑）

  Feb 20, 2007

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• 素敵な人、生きる幸せを知ったある人

  今、夜中の2時。遅くなってしまったので、一つ前の日記に対するお返事は後日ということでごめんなさい。ただ、ひとつ、皆さんが私を心配してくださったこと、心配してくださっていること、それにとても感謝しています。嬉しいことです。ほんとうに。さて。今日は。。。先日も、インドのお坊さんがいっていたのだけど、プラスティックの花と、本物の生きている花は違う。プラスティックの花がどんなに本物の花に似せて作られても、どんなに永遠の生命を持とうとも、本当に「生きている花」とは勢い、美しさが違う、そういっておられまして、「生命がある」ということは、たとえ一時であってもかけがえのないことなんだ、そういうことでした。「生命がある」からこそ、生きるということに限りがあるからこそ、輝く力があるのかもしれません。生きている限り、この世を去る最後まで「成長」ということも可能なわけです。実は、ある人、この楽天でリンクさせていただきまして、短いお付き合いでしたけれど、とても心の美しい女性に出会いました。最初から、とても優しくて純粋で素敵な人だな、と思ったものです。人間、どんなに持っていても、優れていても、恵まれていても、そして精神的に大人であっても、人をうらやましがったり、ねたんでしまったり、あるいはその裏返しで、自慢話をしてしまったり、人を見下したりそういう心って、こういうブログの日記からでもわかったりしませんか？ただ、人間って弱いものだし、また成長するものだし、だからといって、私がその人を心から特に排除したりするわけでもないし、私自身も自分にそういう卑しい心をみつけることがあります。ただ、この人に関しては、そういうところのない、素敵な人だなあって前から思っていました。ただ、残念ながら......最後の彼女のメッセージです。＞＞＞ちょんすけさんのmon journal *いつも、いつも頑張っていて、そして私にも、「大丈夫、彼女はまだ大丈夫」なんて希望をくれていたのだけど、私にとっては、その日がこんなにも早くきてしまうなんて思わなかった。でも、素敵な人生を過ごされました。彼女のメッセージ、好きです。「今　じっくりとフタをあけてみたら　私の中には幸せしか詰まっていなかった。」「私の体はがんに負けたけど、　心はがんを克服したのです」生きているっていうことは、最後までチャンスを与えられているっていうことです。どんな土壇場でも、「負ける」っていうことは、人の心次第で、ありえないことなんだな、と、再認識させてくれました。生きていれば、誰もかれもが、そして自分自身も、いつかこの世を去る日がくるわけですが、彼女のように、幸せいっぱいに去って生きたいと思います。ゴーカート男とも、彼女の話をして、去年、今年と、お互いにいろいろあったことを見直してこれからのことを話し合いました。また、彼女も、私たちに子供が生まれること、喜んでくれたひとり。旦那さまのかずさん、どうも知らせてくださってありがとう。素敵なメッセージを送ってくださってありがとう。冥福を祈るとか、陳腐なことは言えません、なぜなら、彼女は幸せに去っていきました、そして、ずっとかずさんが、そして周りの人々が幸せに生きていくのを見守っているだろうから。この世を去ろうが、そしてそれからどの世界にいっても、彼女は幸せを見つけられる、そういう素敵な人だから。

  Feb 19, 2007

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• お返事と...そしてファンタジーの自由

  なんだかんだいって、2日間外に出ない一日だった....そう、先日の日記について書いたこと。（一つ前に戻ってね）気持ちが予想以上に気持ちが悪いと思ったのか、外にでるのが億劫で昨日も今日も、外に行かなかった。うーん。これじゃ、運動不足。明日は、起業人に頼まれていることもあるし（土曜日だけど）ま、外にでるからいいか。適度に散歩でもしてすごそう。さて。その日記についての、コメント、どうもありがとうございました。皆様へのお返事も含め、そして私の更なる意見も、こちらにまた書いてみようと思います。例の変態野郎...おっと、そうじゃなくて、変わった？ファンタジーの持ち主に私が優しすぎるのではないかという、意見。確かにそうかも。いやな気分をさせてくれたわけだから、私ももっとケチョンケチョンに彼のことを言っていいはずだ。私が、彼に優しいというか割とふところ？大きな気持ちを持つのはなぜかというと、それぞれの人の性癖やファンタジー、快楽に関してはたとえ、ある人にとっては「変だ」「おかしい」と思っても、人それぞれは、それぞれなりに楽しむ権利があると思うからです。すべての他人に理解されなくても、自分を否定することなく自分が楽しめる、あるいは自分がこうしたい、という行動を、そして思想や、気持ちを持っていいと思うのであります。また、周りは人のそういった個性的な行動をたとえ理解しなくても、理解不可能であったとしても、否定するのではなく、そういう権利を受け入れていれるべきだと思うのです。ただし、それには絶対条件があって、どんな趣味も、性癖も、行動も「他人を攻撃しない、迷惑をかけない、不快感を与えない、危害を与えない」という前提のもとに許されるものだと思うわけです。もちろん、世の中には私の共有できなかったり、どう考えても理解できない楽しみや趣味があるわけですが、だからといって、私がその人を変態呼ばわりしたり、他の人間と差別する、それはちょっと違うのではないかな、と。たとえば、タブー的な性的なファンタジーも、ちょっと妙だからといって、だからといって、人間の道を外れているわけでもなければ、他人をとやかくいう筋合いはない...というんでしょうか。どんなに気持ち悪くても（笑）そこんとこ、他人にはそれぞれの趣味があるのだと認めてあげないといけない、というか、そのことで他人を変態扱いしてはならぬ、と、日々私も精進して（？）、自分に言い聞かせているので、それが、きっと、例の彼に優しくみえた、そういう結果になるのかもしれません。ただ、先日の場合は、彼と私の楽しみの趣味は違ったわけでありまして、「私がそういうことは嫌だ、できない」っていっているのに、執拗に「少しだけでも...ちょっとだけでも」と追いかけてくる、この時点で、彼の行動はマズイと思うわけです。この点で、皆さんが言うとおり、実は私も警察に通報すべきだったのかと、実は私も反省かなぁ。これが、たまたま彼の声をかけた女性が彼と同じことで楽しめる人だったら、それだったらそれでいいんじゃないか、と思うのです。その趣味も、好きなもの同士だったら同意の上だったら楽しみの探求をしていいと思うのだ....だから、かなり勇気を出して彼は私に声をかけた、そう思うんだけど、残念ながら、私は彼の期待に添えられるような趣味の持ち主ではなく、だから、ちょっと罪悪感を感じてしまったわけだ（笑）っていうか、あまりに一生懸命（これもちょっと妙といえば妙なんだけど）な彼をみて、哀れになってきたというか、可哀想に思えてきたというか、変態と思われても（っていうか、私はもうその時点で「気持ちわるー」と思っていたわけで）それでも「少しでいいから....」なんて聞いてくる、見た目、それだけでいれば普通に見える男性がいってくるから、可哀想になってしまった、そういう気持ちがあった。これが同じ趣味の人間だったら、「気持ちわるー」なんて、思われなかっただろうに！（笑）ま。でも。やっぱ。彼はそれでもいいと思って、声をかけてきたのか、「気持ちわるー」と思われてもぜんぜん平気な人だったかもしれないし、あるいはそれを快楽と思う人だったかもしれないし、結局のところ。「あ～、ちょっと全然想像できません、理解できませんよっ！！！」ただ、自分の理解できない趣味をもっているからあいつは変態だ、人間じゃない、と差別するのは気をつけたいと、そう思うのであります。そういえば、ここ英国のTV番組でみたんだけど、夫婦同士で相手をスワップして楽しんだり、そういうグループも公然とあったりする。顔とか名前とか堂々と出してきましたが、それだけこっちの人は「ふところが大きい」のだろうか。。。？いや。実際、私たちの知らないところで信じられないような趣味を持った人達がいると思うんだけど、でも、参加者がそれぞれ同意の下であって、他人に迷惑をかけない、また何かしらの理由で法に触れる、ということでなければ、そういう理解できない存在がどこかにあってもいいんじゃないか、個人の自由が認められるのではないか、と思うのであります。だから、例の彼だって、道行く人にシツコクお願いするんじゃなくて、そういうグループに参加してみるとか、あるいはお金を払ったらやってくれる、そういう職業の人達がいるわけで、そういうのに当たってみればいいんじゃないか、と思うわけ。でも、人を嫌がらせるのが、趣味だったりしたら、そりゃあ、「君、他に犠牲者を出さないように刑務所、あるいは精神病院にいってくれ」と思うのでありました。

  Feb 17, 2007

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• すごく書き難いことではありますが...でも、

  書こうか、書くまいかひどく迷ったけど。。。やっぱり書くことにした。それは、「その気」のある人に、もう一度よく考えて自分の行動を注意してほしいからだ。昨日はせっかく良いことをお知らせすることができたのに、人生って面白いもので、そう毎日はいいことが続かない。気持ち悪いことがあったのだ。もし、それを書いて、実はその人が偶然にもこのブログを読んで後でなにかをされると怖いな、と思ったりもして書くのを控えようともした。実は私がどこに住んでいるか、知っていたりなんかしたら仕返しなんかされたら怖い。特に、黒猫Ninja君が家をキャットフラップ（猫用ドア）から出たところを捕まえて、煮て食べられちゃったとか、殺されちゃったとか。。。そんなことまで想像しちゃうわけだけど、いっとくけど、英国では、動物を虐待すると「重い罪になりますからっ！！」（↑　日本でもそうだと思うけど、動物に関しては真剣さが違うっていうか、真面目に罰せられます）今日、昼間歩いていると、後ろから声をかけられた。以外にも日本語だった。「あの～、日本人の方ですか？」すると、そこには20代－30代くらいの日本男性がいた。暗いところも、なにか怪しいところもない普通の好青年だ。「あの～、ぜひお願いがあるんですけど。いいづらいんですけど....」私、なんだろう、私に力になれるかなと思いつつ真剣に彼を見つめて、次の言葉を待つ。「あの～、オ○ニーをしているところをみてほしいんです...」はっ？いや、本当に「はっ？」だって。よく聞こえなかったんだけど。「え？　なんですか？」ともう一度聞く。ここで、彼が言った言葉をはっきり書いちゃうと、本当に気分が悪くなるので、漢字を使うことにしよう（笑）。「僕が自慰をするところをみてもらいたいんです」「ほんの少しで、いいんです」「お願いです」「貴方に触ったりとか、そういうことしませんから」「少しだけでも....」「だめですか....？」延々と続く懇願の言葉。あぁ、ウチの黒猫、Ninja君の方がずっとアキラメが早いよ。もう、人間ていうのは、知恵がついているからしつこいのなんのって。普通の若い男性だよ？ミテクレだって、悪くない好青年なんだよ？私、そのうち、彼の希望に添えないことで罪悪感も感じてきてしまった。けど。私にはそういう趣味はないっていうか、そういうことをしたくない。こんな英国で、普段は滅多に日本人に会わない（会えない）私なのになんでこんな場所で、珍しく会ったと思ったら、その交わす会話がこんななのよっいや、その人にとっては切実なお願いなのかもしれない。真剣なのかもしれない。けど。ごめんよ。私は、その期待に添えない。執拗についてくる彼を「私は、そういうことしませんから、悪いけど。ごめんなさい」と、バツが悪い気持ちを感じながら振り切った。家に帰ると、早速、職場のゴーカート男に電話する。（他に話す人はいないのか？　笑）「あ、私。ねぇねぇ、今、2分だけでも話してもいい？」もしかしたら、「忙しいからダメ」といわれるかと思ったけど、たぶん緊急を感じたのか（ごめんよ）、「いいよ、何？」と家では聞こえないような真面目な声。....かくかくしかじか.......すると、彼。大笑いして、そして私も話したことで笑って、この事件を忘れさせてくれるかと思ったら。彼の答えは、非常にシリアスだった。ゴ：「警察に電話して、彼らに処理をさせろ」私：「は？」ゴ：「警察に電話するんだよ」私：「いや、そこまでする必要は...（タジタジする）　結局何もなかったわけだし？」ゴ：「そういう問題じゃない。ソイツは他の女性にも同じことを聞くだろう」私：「そうかもしれないけど。警察だって相手にするかな、こんなこと...」ゴ：「わかってないな。　　　そういうのに限って、最後は子供にも声をかけて悪戯をする可能性もあるだろう」こういう冗談とか、普段は大笑いしてドンっと構えているはずの彼なのだが、今回は、冗談と捉えずに非常に真面目であった。というか、社会的に考えられる悲劇を回避したかったのだろう。私は、「わかった、わかった」といって、電話を切ったのであるが。警察には電話をしなかった。なぜなら....気持ちは。同胞、日本人を警察に訴えたくない！私だって日本人だし、「日本人は変態～」とかいう認識を広げてしまうじゃないか！日本人に対する、悪いうわさなんか外国で広げることは避けたい。（↑　まったく、こういう思考の仕方があまりに日本的である）しかし。性的なこと、犯罪というのは、外国人はとても敏感だ。性的に日本人よりオープンではあるが、しかし、性的嫌がらせは大きな問題と捉えている。そして、特に子供に対する虐待、また性的嫌がらせは英国でも非常にシリアスに受け取っている。だから、本人は単に個人的な性的ファンタジーを満たすだけだよ、特に大きな犯罪を犯すつもりはない、そんなつもりで、通勤電車での痴漢行為などに軽く及んでしまうんだろうが、少なくとも西欧ではありえないことだ。そういうところ、外国人に話すと「日本人は性的に抑圧されているのか、変態が多い。暗い」と印象を持たれてしまうのが通常だ。もしかすると、100歩譲るとして日本人は性的にも繊細なファンタジーを持つ傾向にあるともいえるかもしれない。だから、「そんな程度（痴漢行為）のことで満足できるなんて、変態、未成熟」っていうのが、西欧人からみた大半の意見になるだろう。今回、あまりに真剣に「警察に通報しろ」といわれたことで驚いた私だが、しかし....今自分がいる場所を考えて、自分の行為がどのように他の国では受け入れられるのか、よく考えて行動してほしいな、と思った。日本だったらやってもいい、って、そういうわけじゃないんだけど、違う国でやると、とんでもない刑罰を食らう可能性、国外追放になるかもしれないし、「犯罪者、幼児虐待者、性的犯罪者注意リスト」に載ってしまうかもわけだ。警察も、近頃起こっている女性及び子供への虐待、性的嫌がらせの上殺人などから、将来犯罪を起こしそうな挙動不審な人物は（犯罪に至ってなくても）積極的に通報を受け入れる、そんな状況でもあるわけだから、ぜひ、気をつけてほしい。海外にきて、孤独を感じるときがあるかもしれないけれど、それには心から同情するけれど...時と場所をわきまえて、と（いや、日本ではやっていい、って言う意味ではないけど）自分をコントロールしてほしいと思ったわけだ。

  Feb 15, 2007

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