□■□■□■□■□ポジティブ・マインド■□■□■□■□■□
　良い考えは良い行動に結びつきます。悪い考えは悪い行動に結びつきます。自分を取り巻く環境が悪くなったとき、人の心も荒廃し、モラルも低下する。阪神大震災の時、本当に無法地帯になったと聞きます。最悪の環境になったときこそ、自分をしっかり持ちたいものです。
　いつでも、どんなときでも、自分を見失わないで欲しい。明るい未来を夢見、希望の種をまき、生きていること自体が幸福であると信じ、感謝し、自分だけではなく、自分のまわりのヒトが幸福になれることを心から願う気持ち。こういう気持ちを常に持ち続けたいものです。
　そのためには、まず、自分を見つめなおし、自分にできることは無いかを考える。ヒトを変えるのは難しいけれど、自分を変えることはできる。ジェームズアレンの言葉を借りれば「自分の心に良い思いの種をまき、育てる」そうすることによって周りに伝染し、自分を取り巻く環境の変化を起こすことができる。僕はそう考える。
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　人間の心は庭のようなものです。それは知的に耕されることもあれば、野放しにされることもありますが、そこからは、どちらの場合にも必ず何かが生えてきます。
　もしあなたが自分の庭に、美しい草花の種を蒔かなかったなら、そこにはやがて雑草の種が無数に舞い落ち、雑草のみが生い茂ることになつます。すぐれた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育みつづけます。同様に、私たちも、もしすばらしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、そのあとに清らかな正しい思いを植えつけ、それを育みつづけなくてはなりません。
　もしあなたがその作業をつづけたならば、やがて必ず「自分は自分の心の園芸主任であり、自分の人生の総責任者である」という事実に気づくことになります。
自分の人格、環境、および運命の形成に、自分の思いがどのような影響を与えているのかを、日を追うごとに、より明確に理解していくことになるでしょう。
『「原因」と「結果」の法則』ジェームズ アレン (著), 坂本 貢一 (翻訳)(2003/04) サンマーク出版p21
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□■□■□■□■日商２級過去問を解こう！■□■□■□■□■
□　96回第3問改題　第３６期（自平成１１年１０月１日至平成１２年９月３０日）において、社債は当期首に額面￥１００につき￥９６で発行したもので，利率は年５％，利払日は３月と９月の末日の年２回で，償還期日は平成１６年９月３０日である。社債発行費および社債発行差金は発行の際に生じたもので，商法規定の最長期限にわたって毎期均等額の償却を行う。決算に必要な仕訳をしなさい。
決算整理前残高試算表
社債発行費 （借）90,000
社債発行差金（借）16,000
社債 （貸）400,000
社債利息 （借）20,000

…解説…
社債に関する決算処理です。まず、100円につき96円で発行したということは…400,000円×96円/100円が入金、すなわち、4%割引されて入金ということになります。そして満期日に返済するときは400,000で返済します。この入金されなかった社債発行差金16,000円（4%）部分はいわば、前払利息のような性格を持っています。ですから発行日から償還日までの期間に応じて利息計上（差金償却）していく必要があります。仕訳は以下のようになります。
（借）社債発行差金償却（社債利息）××　　（貸）社債発行差金××
期間はH11年10/1～H16年9/30までですからタイムテーブルを書くと
H11年10/1～H12年9/30…当期
H12年10/1～H13年9/30
H13年10/1～H14年9/30
H14年10/1～H15年9/30
H15年10/1～H16年9/30
16,000÷5年＝3,200

　つぎに、社債には通常利札（クーポン）がついています。クーポンは上記の差額の利息とは関係なく、契約により年利率５％で支払います。したがって、400,000円×５％で20,000円計上ということになりますが、すでに試算表にあがってますのでここでは処理済みということになります。

　さらに、社債発行費がある場合、社債発行日は発行年度より3年で償却します。当期首に発行していますので90,000円÷3年＝30,000円を当期に償却します。
（借）社債発行費償却30,000　（貸）社債発行費30,000
…解答…
（借）社債発行差金償却3,200　　（貸）社債発行差金3,200
（借）社債発行費償却30,000　　（貸）社債発行費30,000
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