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カテゴリ:子育て
少し前からマグカップでおままごとをするのがお気に入りだった息子は、主人と私の使う陶器のマグを食卓に並べ、この日も楽しそうにお茶を飲んでいた(実際は何も入ってないけれど)。
台所で夕食の準備をする私の背中越しに「カチャン」という音が聞こえた。 振り返ったそこには取っ手の取れたマグが落ちていた。 あーやっぱりやっちゃったか・・・ 息子はとても慎重な性格で、「大事にしてね」と言えばとても丁寧に物を扱うし、投げてはいけない物は投げないし、元々ダメということはあまりしないので、欲しがるままに与えてしまっていた私が悪いのだ。 マグは残念だったけれど、仕方が無い。 でも私以上にがっかりしたのが主人。 なぜならそのマグは主人が選んで買ったもの。 不妊治療を始める前の冬(2005年12月)に、子供ができたらこれで一緒にお茶を飲みたい、と、願いを込めて大小2個ずつ買ったものだったから。 主人と私はこれを「子宝マグ」と呼んで、一年中キッチンのカウンターに飾っていたのだ。 今回割れたのは小の方。 治療をすると双子の可能性があるから二つ買った小マグ。 まだ小も一つ残っているから、息子が将来使う分は有るのだけれど、そろそろ二人目治療が視野に入ってきた矢先のこと、なんだか幸先悪いなぁ。 とっくにディスコンになっているものだから今更買い足しもできないし。 この日以来、陶器マグ禁止になったのは言うまでも無い・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月06日 09時28分15秒
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