福祉・介護タクシードライバーの日記

お初にお目にかかります。
二宮佳介と申します。
親父に代わりまして本日の日記を担当させて頂きます。


実は昨日、大学受験というやつを経験して参りました。
ここではその子細を報告いたします。

前日に泊まった新宿ニューシティホテルでは、ご丁寧に勉強部屋が用意されており、ワタクシを含め10人程の受験生がその部屋の恩恵を被りました。

少しその部屋での勉強に飽きてきたので、気分転換にと部屋を出てすぐの自動販売機に向かいました。

すると…



“香りでほっ～と”ぽかぽかレモン








ワタクシ「東京は寒いけんなぁ。あったかいもんでも飲まなやっとれんぜ。」





購買意欲を駆り立てるキャッチコピー。
まったく敬服に値しますね。




コインを入れてボタンを・・・

!?


押しちゃダメだろ!!


なんと　ぽかぽかレモン
まさかのつめた～い

こ、これは・・・


なんと先程敬意を表したキャッチコピーは
悪魔の手招きだったのです！


「これが日本の首都"Tokyo"の縮図か…。

大都会は矛盾に満ちているな…」





翌朝。

とうとう当日です。

電車に乗っているともう受験生だらけです。


ホテルで同じだった制服姿の男を電車の中でまた見かけました。
話を聞くと、
広島からロシアへをスローガンに頑張っているそう。


彼は
「東京の人らの話し方って腹立たん？ナヨナヨしとるっちゅうか・・・」

と言っていました。





合格したとして

東京で暮らしていけるんでしょうか？


通学、買い物、行く先々で募る怒り

彼の忍耐力に、
なんていうか･･･
お願いします！（何を？）





さていざ受験。

まず英語です。


(英語の試験の様子は150分間机に向かっただけなので省略させていただきます)


終わったー


（昼休み）
周りを見渡すと、いろんな人がいました。
ひげの生えた女性とか・・・。



やはり大都会は矛盾に満ちているな…



次は世界史です。

私の受験した大学では今年度から入試に世界史を導入しました。
論述形式です。


私が400字で述べる設問の解答を、最後のマスで終わらせた時、
ふと疑問が生まれました。


“原則として数字は１マスに２文字記入すること”


「これは２字と数えるんだろうか・・・？」

最後のマスまで使っているため、文中の年代1902などを、２マスで４文字と数えると字数オーバーになってしまいます。


挙手をして試験官に質問すると

「わたしでは今は答えられない」

と言って退室していきました。


多分本部にでも聞きに行ってくれたのでしょう。


それから約10分して戻って来られて、

「そんなに神経質になるなということだ」

あ、はい。どうも・・・。
時間かけた割りにアレですね・・・アレ。




そしてやれやれ私の前期日程国立受験は終わりました。


落ちていた場合、後期日程を受験することになります。

えー、頑張ります。