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カテゴリ:健康
一日中を通して、座っている時間がかなりあると思います。座っていても猫に呼ばれて立ち上がるという事もよくあるのですが、猫の相手をしていると低い位置の事なのでやはりその場に座ってしまっています。
以前、見た論文に座っている時間が増えると、将来的な死亡リスクが高まるというものがあり、私の死亡リスクも結構高まっているのではとも思えるのですが、これといって生活スタイル変える訳にもいかず、適度な運動を心掛けなければと思っています。 なかなか運動を始めるというきっかけを持てないままとなっていたのですが、そんな中、一つ疑問に思っていた事があり、先日、思いがけずその答えに接する事ができて嬉しく思いつつ、改めて適度な運動をする必要性を感じています。 肉体労働に従事している人は、いつも体を動かしているのだから、それだけで日常的に運動をしている事になるのではないかと思っていたのですが、運動と疾病への罹患に関するリスクを評価した研究の中で、健康な人を対象に運動をしない人、軽い運動をしている人、少々ハードな運動をしている人のグループに分けて評価したところ、ハードな運動をしている人、軽い運動をしている人、運動をしない人の順でリスクが高くなっている事が判り、運動をする価値が伺える結果となっています。 その中で肉体労働についても評価が行われ、肉体労働には従事していない人、軽い肉体労働に従事している人、ハードな肉体労働に従事している人というグループ分けの中では、やはりハードな肉体労働に従事している人の方がリスクが低いという運動と同じ結果が得られはしたのですが、さまざまな要因を排除して検討した結果、統計学的な差異は見られないという結論になり、肉体労働では健康に対する運動効果は得られない事が判ってきています。 仕事は日常的な事であるために体が馴染んでしまう事や、運動という非日常を経験する事によるストレスの軽減作用が発揮されない事などが考えられるのですが、やはり意識して何かを始めなければ変わらないのかと、健康管理の難しさを感じたりもしてしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年10月15日 07時55分09秒
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