テーマ:囲碁全般(745)
カテゴリ:囲碁
※45路盤? kyonchnさん記事に碁盤をつなげて39路としたという記事があったので思い出したのだが、私が正真正銘1つの盤としての最大の多路盤を見たのは2000年。富山囲碁国体の時に体験ショーとして置かれていた超大型の脚付き碁盤。確か45路盤だったと思うのだが、49路のような気もして記憶が曖昧だ。ただ、とてつもなく大きくて、着手の選択に途方にくれたのは良く覚えている。 碁盤の広さは面積からすると19路盤の数倍のはずなのに、体感的には桁違い。冗談でなくてまるで宇宙のような広さだ。みんなが自由に石を置いていたのだが、布石の辺りは、何となく19路の布石の雰囲気を真似て進んでいた。 しかし地模様と言っても十線くらいで構えているので、実際はその下に入れば簡単に生きてしまう。何となく目のない石を攻めているような場所もあるのだが、良く考えると、中央が広すぎて永遠に捕まりそうもない。 序盤に何線を打ったらいいのか、どのように進めたら良いのかもサッパリわからない。3線~4線に打つのが実はいいのかも知れないが、その高さだと視覚的には19路で1~2線に置いているような感じになる。興味深いことに8~10線くらいがみんながバランスよく感じるラインだった様子だ。 あの盤、まだどこかにあるのだろうか?一度最後まで誰かと打ってみたいものだ。 ※Xデー後 ところで、19路盤で囲碁ソフトが人間の上を行った時に盤の広さを増やしたら再び人間が勝てるようになるのか?という質問を例の電通大訪問の時に専門家にしてみた。これについては「疑いようもなく明らか」に、「そうなったらいくら盤を広くしても、ソフトの対応力の方が上なので人間はますます不利になるだけ」とのこと。確かに45路盤を前にした感覚からすると、それは頷ける。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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