2018/12/11(火)22:19
アコムで豪快に破産した話?!
2006年プロアマオープン戦のアコム杯、若手棋士Y6段と対戦した。中部総本部2階のフロアで、ゆったりと配置されたテーブルにポットが置かれており、プロ棋戦の雰囲気を体験することができた。 私の黒番。右下の打ち方は今はすっかり打たれなくなったが、黒が単調で打ちにくいようだ。ただ、そんな事より乱戦に持ち込むことだけ考えていた。 実戦図1
以下のように進行し、白石を持て余し気味の展開となった。白1はプロらしい鋭い筋だが、得にならなかったらしい。 実戦図2
以下の図になり、白1に対し黒2から一気に勝負に出たが、読み違いがあったと思う。 実戦図3
右上はどう打っても劫になるが、黒の劫材が続かないので仕方なく左上につけて劫材作りに行った。しかし相手をしてくれず、白1からさらに戦線拡大。白は上辺5子当たりの確実な劫材があるので、どうしても黒が勝てず、他の対局がまだ序盤の昼食前に木端微塵となった。でも良い思い出になった。 実戦図4
局後に検討していただき、以下の局面で黒2から4と打てば、白全体の目がなく黒がやれたようだ。AIで検討しても、この瞬間は黒が面白くなっているようだ。黒6は一例だが、Lizzieの推奨は何と左上の星へつける手。びっくりだが、確かに緩まない方が押し込める感じがする。 参考図