Ogni giorno sara` sereno!
この日は盛りだくさんで細切れな更新になってしまいますが・・・ トリエステ、最後の晩でございます。 しかしやっぱり夏(特に6月)は日が長くて時間を有効活用できていいわ~♪ ピランから帰った後、お風呂に入り、最後の洗濯を済ませ、夕食をして トリエステ最後の夜なので町へ繰り出します! まずは、レジデンスと同じ建物1階にあるココ・・・ Caffe San Marco ↑ 写真一番左ネオン(点いてませんけど)の上が私たちのアパートでした♪ 入り口もしっとりシックで雰囲気ビンビン!! LOCALE STORICO(歴史的スポット) の表示も。 そして中は・・・ いや~ん、ス・テ・キーーーーーー!!! と私は軽く興奮してしまいましたが、同時にこんなシックな場所に子連れで来ちゃったよ、 とちょっと恐縮・・・とまさにその時、マニーノが“おしっこ!!”(爆) 蝶ネクタイをした粋なカウンターのおじさんにちょっとビビりながら声をかけると “あっちだよ”とにっこり微笑んで答えてくれたのでホ・・・ としたのもつかの間、トイレの電気の場所が分からず、また質問しに行くと “ごめんごめん、分かりにくいよね”とわざわざ電気を点けに来てくれた。 そして席に戻って、エスプレッソだけのはずが、ついつい別腹でドルチェもオーダー。 濃厚なチョコレートケーキの ザッハトルテ 、 過去にオーストリア領だったこともあってか、フリウリではどこでも見かけました。 このケーキ、我が息子たちが黙ってるはずなく・・・ほとんど食べられちゃいました(泣) この様子に、お店の店員さんたちはニコニコ顔で近づいてきて “どこから来たの?お名前は?”と話かけてくれたり、店内のインテリアを見せてくれたり 老舗の気取ったカッフェかと思ったら、皆とても気さく だったので めっちゃめちゃ気に入ってしまいました!! 時間がなくて20分ほどしかいなかったけど、もっとゆっくり過ごしたい空間です。 どこを撮っても絵になる・・・またいつか戻ってきたい。 Caff・ San Marco Via Battisti 18 34125 Trieste Tel :+39-040-363538 8:00-24:00 定休日:月曜日 歴史をたどっていくと、カッフェができたのは1914年。開店後、 すぐにイッレデンタ (オーストリア支配下から未回収のイタリアを祖国に併合使用とする運動家) だけでなく学生や知識人などが集まる場所になりました。 ここは 祖国に逃亡するための偽パスポートが発行 されていたことから、 1915年5月23日、オーストリア・ハンガリー帝国軍の兵士が押し入って火をつけ、 カッフェの閉鎖を命じます。 それから第二次世界大戦終戦まで、カッフェは放置状態でしたが、戦後、 ジェネラーリ(イタリア有数の保険会社)によって修復がなされ、 火事で被害を受けずに残ったカウンターを生かし、当時のような空間が再現されたそうです。 それから、バリソン、リルケやウンベルト・サバなどのアーティストや知識人に愛され 最後の修復を1997年の終え、今の姿となりました~ああ、そこに身を置く事ができてよかった♪♪ トリエステにはこの他にも、Caffe Tommaseo、Caffe Torinese、Caffe Stella Polare など 歴史的老舗カッフェがいっぱいあるので、他にも行ってみたいなぁ~。 その後、最後の夜だからと張り切ってチェントロを散歩しようとウニタ広場方面へ行ってみたけど 例の豪華客船セレモニーで予想以上のすっごい人・人・人!!!! でウニタ広場が近づくにつれ、普通に歩くのでさえ辛い状況(滝汗) ベビーカーにおとなしく座っててくれればいいものの、こういう状況やから仕方ないけど JOは降りるとゴネ始め、すると調子の良いマニーノがベビーカーに乗り(激重) せっかくillyの専門とかも見つけたので当然入ることも出来ず・・・ 結局、ウニタ広場につく前に“引き返そう”とダンナと意見一致、 一体何しに行ってん?って感じでしたが、トリエステ最後の晩はこんな感じでした。 さ、翌日は車を北東に、スロヴェニア遠征第二段!です。 スロヴェニア遠征第2 ~ Grotta di Postumia へ続く♪