2007/02/20(火)06:46
もくもく読書中
ここでもよく書いてますが、家ではほとんど昼寝しない マニーノ。
だから散歩に出るようになったのか、散歩で寝る癖がついたから家で寝れないのか
そちらが先かは??ですが、毎日、雨さえ降らなければガンガン外 に出ています。
午前中は郵便局や買物などの用事とあわせて、湖をかるく1周、
ちょっと寝てくれたらいいかなって感じ。
逆に午後は、たっぷる離乳食を食べた後でもあるし、ここで寝てくれないと
夕方~夜機嫌が悪いので、思いっきり寝させる目的で、最低寝て欲しい1時間は
念のためにぐるぐると湖を何周も歩き回ります。
1時間が過ぎると、万が一起きてもまぁOKなので、ベンチに座って読書開始!
、4ヶ月くらいまでは止まるとすぐに起きてしまってたのに、最近は良く寝てくれること!
家でもこれくらい寝てくれれば、たくさんやれることもあるのに・・・
長い時は、座ってから1時間以上も爆睡してくれるので、たくさん本が読めます。
まずは、大分前に読んだ本でもう1回読みたかった、アレッサンドロ・バリッコの“SETA(絹)”
本の表紙に“絹”と漢字で書いてるように、舞台は日本とフランス。
1800年代の後半、日本へ蚕を買い付けに来るフランス人のお話です。
続いて、義妹のルチアから借りた、“Storia di una gabbianella e del gatto che le insegno` a volare
(子カモメと飛び方を教えた猫の物語)”、Luis Sepu`lvedaというチリ人の作家の作品。
実はこの物語、アニメ(映画?)もあって、私が語学学校最初のクラス(中級の下)の授業で見たもの。
内容はまさにタイトルの通りで、石油に汚染された海に巻き込まれ、
命からがらある家へとたどり着いた母カモメが産み残した卵を、その家の猫が約束どおり卵を温め、
仲間の猫と力をあわせて育て、最後は飛び方を教えて巣立たせるというお話。
これはいつか、マニーノとまた一緒に見たいと思わせる素敵な作品です。
そして、今日一気に読み終えた(マニーノ、今日は1時間半読ませてくれたので!)のが、
Vasco Pratolini の“Le ragazze di Sanfrediano(サンフレディアーノの女の子達)”
サンフレディアーノとは、フィレンツェの1地区で、今でも下町情緒の残るアルノ川を越えた
サントスピリトやカルミネ教会のあるところの名称。
この地区のプレイボーイ・Bobと、彼が手をつけた・彼に恋した6人の女の子の話。
出てくる通りや広場の名前も自分が知ってるのもあるけど、
この登場人物が、今でもその界隈にいそうなほどイキイキと描かれていて、ラストも痛快♪
1948年のこの作品は、1954年にも映画化されているけど、今度はTVドラマでやるらしく、
女の子のうち2人は、フィレンツェ出身でもあるヴィットーリア・プッチーニ(エリーザの女優さんね♪)と
マルティーナ・ステッラ(映画・L'ultimo bacioでステファノ・アッコルシに恋する女子高生を演じた)。
誰がどの役をするのか・・・私の予想では、ヴィットーリア・プッチーニがMafalda、
マルティーナ・ステッラがToscaの気がする・・・て、この話を知ってる人しか分からんか。
これで読もうと思ってた本はなくなった・・・本棚も1回見てみて、何か見つけよう!
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