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テーマ:モータースポーツ(1599)
カテゴリ:おシゴト
前月までのしか日記、書けないんですねぇ楽天さんは・・・てな訳で、 通常後から更新でもその日の日付で書いてますが、いきなり2ヶ月前の出来事を更新です。 3月・9月とお仕事を頂いたメーカーがスポンサーを務めるあるイベントにやって参りました。 モータースポーツ好きの方なら、トップの写真を見ただけでお分かりですね MOTO・GPでもお馴染みの、ムジェッロ・サーキット です。 実は家から車 で30分くらいなのに、今まで行った事がありませんでした。 でもこんなに近いのに、フィレンツェ日本のプレスさん達が宿泊するホテルに集合だった為、 エンライ時間はかかりましたが・・・ メーカーのプレスルームはスタート&ゴール地点まん前の最高 の場所で 小市民な私はそれだけでかなり 興奮しておりましたっ。 テラスからは、F1やMOTO・GPでのTV観戦でお馴染みの景色が見えます。 スポンサーを務めるイベントは、“フェラーリ・ヒストリックチャレンジ” 、 フェラーリのクラッシックカーレースです。 この丸いフォルムがたまらなく可愛い!・・・何万ユーロとかしちゃうんでしょうけど・・・ ちなみにドライバーはクラッッシックカーのオーナーさん、つまりアマではあるんですが この高価な車をまぁ皆さんすごいスピードで、しかも超本気でぶつけたりしてるし!! 仕事をすっかり忘れ(まぁ仕事は午後遅くからだったんですが)観戦を楽しんでしまいました。 このイベントは年間を通して行われるフェラーリの車レース(プロのF1以外)の最終戦で、 クラッシックカー以外のさまざまなジャンルのレースの決勝が行われました。 今写真とイベントのパンフみながら書いてるので、今ひとつ自信がないのですが、 ↓は F430のピレッリ杯・シェル杯 の様子 ・・・のはず 日本からはメーカーの業種の専門誌の記者の方他、車雑誌の記者さんもいらっしゃったのだけど ミーハーなだけで無知な私にもいろいろ教えていただきました。 このF430は予約を入れてもかなり待つほどバカ売れのお化けモデルだそうで、 タイムリーに読んでいた日本の雑誌でも今まで暴れ馬的な車の多かったフェラーリが この車では万人が乗りこなせるスポーツカーを出したと書いてましたが その運転のしやすさと美しいフォルムがこのブームとなったようです。 が、そんなスーパーカーも、レースとなればぶつかり合いながら凄まじいもの! 帰りがけに見ると、サーキット外のテントでは修理が行われていました。 そして最大のイベントは・・・・ F1 !!! 当然ながら、全部フェラーリです。F1のフェラーリファンにはヨダレモノ 最初から配られていたけど使用してなかった耳栓も、F1になるとさすがに必要でした。 個人的にお気に入りは、特別参加したF500。1953年のものだそうです! こうして一通りレースを楽しんだ後、やっとこお仕事です。 インタビューの相手は、フェラーリの“コルサ・クリエンティ”という部門担当の女性。 しかも、意外にもめがねをかけた金髪の30後半の女性らしい女性でした。 イスに座るも、携帯 が鳴り続けインタビューを何回か中断したものの、 通訳しながら私もびっくり のお話がたくさん聞けました。 レースを見ながら疑問だったのは、このF1ってどこから?誰が運転してんの?ですが・・・ F1の本物のレースで活躍した車を販売しレースはそのオーナーが参加! つまり、セナやシューマッハーが乗っていた車ですよ、奥さん!! 車がシーズンを終えた後2年フェラーリの元に置かれ、一般人にも運転できるシステムに改造後 (とはいえ、パワーやスピードはそのまんまらしいです!!) 販売するそうですが、気になるのは・・・お値段! これはその車のドライバー、またそれだけ勝ったかで決まるそうで、 例えばシューマッハーが引退最後の年に優勝したものは・・・約5億円 そっからは誰が買うの?どこに置いてるの?輸送は?修理は?などなど いろんな 質問 がわんさか出てくるんですが、 誰が・・・いうのは、言わずもがなお金持ちの方々、レースもこの方達の気合の入った道楽? ちなみに日本人参加者も3名いらっしゃいました もちろん公道で走れる訳でもないので、お客様の希望によりフェラーリで保管する事もできるし、 希望であれば、F1チームのスケジュールをお教えして一緒にお車をお運びします・・・ 修理は皆さんご自分の修理工をお持ちでしょう、でも足りない部品や必要な物は私共が・・・ ・・・何だか聞けば聞くほどとお~い世界のお話。 こうしてフェラーリを愛するファンにF1ドライバーの気分を味わって頂く、 FXXというテスト車においてはテストドライバーの気分を味わって頂き、 実際に意見を出して頂いて開発に反映させる、華やかなF1の世界ばかりが注目されますが、 我々の真髄はお客様と本当の意味で家族になる事 なのです・・・と言う。 つまり、F1だけではなく、クラッシックカー、F430、FXXのレースドライバーも 皆一般ユーザーであり、年間を通じて世界中に行われるレースに参加しており、 そのオーガニゼーションを一手に担うのが、この“コルサ・クリエンティ”・・・ 更に続けて・・・こうして我々の世界中のレースに参加に来られるお客様がいらっしゃいますが 要望があればホテルなども手配しますし、またその地方の郷土料理が食べたいとおっしゃれば 私共でお調べしてコーディネイトも致します・・・ イタリアにも“お客様は神様”企業が存在したのだ! ・・・じゃなくって インタビューの後、メーカー専門誌の記者の方は言った。 “これは車に大金を出すと言うよりも、フェラーリの家族になる値段なんですね・・・ 熱烈ファンにとっちゃあ、それはもうたまらないでしょう・・・” 続けて車専門誌の記者の方が言った。 “だからフェラーリは凄いんです、他のどの会社もこのスピリッツは真似できませんね” フェラーリ=すごいスポーツカー くらいのイメージしかなかったけど、 このお仕事でフェラーリの本当の凄さを思い知った気がします。 さて肝心のお仕事なのですが、このフェラーリの方のインタビューは 話が長くて苦労はしたものの、なかなかうまい具合にいったのですが、 もう1つのスポンサー企業トップの方へのインタビューでは ・・・凹みました この方には3月にもインタビューをしたのですが、その時もコワモテの顔で じーーーっとにらまれると (って本当はにらんでないんでしょうけど) 緊張して頭がうまく回らない。 で、私が訳し終わって考えたような顔をされると心臓がバクバク、 で、“もう1回言って?よく分からなかったんだけど”などと言われたものならアワアワ・・・ 3月も同じだったんだけど、インタビューが長くて、その間に自分でこんなんではイカン!と 気持ちを入れ直して挽回できたからよかったんですが 今回は時間も短くてそんなチャンスもなくインタビュー終了・・・ ・・・次回からは呼んでもらえないかも ・・・というのが正直な感想です。 しかし、いくらコワモテで睨まれたからと言って、それで通訳に支障をきたすなんて大失態。 相手によって自分を変えない、通訳のレベルを下げない、というのが今回の反省点でした。 しっかし、私の長所(短所でもある)は、根性座ってるところなのになぁ・・・まだまだアカンたれです さて夕方にはインタビューもレースも終了、帰りの送迎バスに向かったところ・・・ ここにもフェラーリだらけ! レース参加者の普段使いの車も、もちろんフェラーリ・・・やっぱ金持ちはちゃうわ~ ↑万が一次回また呼んでもらえたら、絶対挽回します! ・・・ぽちっと応援よろしく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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