Ninja250では、初めての相模湖
ついこの前、PCX160で相模湖の峠を走ったので、Ninja250だったら、どう走れるのか気になった。どうもこうも、なかった。峠のMTバイクはスクーターとは雲泥の差。MTのバイクはもはや峠を走るためにあるんだ。非力な250のバイクをカチ回して峠を走るのは、本当に文字通り「ライディングプレジャー」だった。5月中旬だというのにこの暑さ。日陰は涼しくて気持ちがよかった。箱もナビも付けたまま峠を走ったけど、風がなかったせいか、走りを邪魔されることはなかった。今までの走りで一番気持ちがよかったかもしれない。Ninja250は懐(ふところ)が深い。8,000回転を超えると、しっかり加速し、音も良くなる。8,000回転以上をキープするために、乗り手は頻繁なシフト操作を要求される。それが技術の向上にもなり、それがなおかつ気持ちがいい。安いし、軽いし、楽しい。カワサキは男だ。刺激の中にもちゃんと優しさがある。いいバイクを買った。欲を言えば、もっと若い頃に出会っていれば。いやいや、このバイクに若いうちから乗っちゃったら、ずっとバイクばかり乗っちゃうよ。相模湖・津久井湖大明解MAP (別冊つり人)