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カテゴリ:コミュニケーション
って言葉。すごーく日本人らしい言葉に感じますね。 そういえば田中康夫さんが昔書いた小説でなんとなくクリスタルって のがあったような気がする。。古いぜ~。だってバブルの頃。 頭にこの文字をつけると、全てが曖昧でOKになっちゃう。 仕事でも、「なんとなくそんな感じに施工しといて」 「なんとなく前の仕事のおさまりでいいよ~」思い切り抽象的。 しまには「他社さんがこうしてたからなんとなくこうだろう」 ととんでもない右へならえもあったような。 科学とか仕事ってことじゃ最悪なわけです。 意識しとないと人間ってすぐそっちへ行っちゃうから、 最近は気をつけてます。 ただいい使い方もあります。昨夜は久しぶりに友人たちと酒飲んで 焼き鳥食って、なんとなく楽しいねって思う。 何が楽しいって限定はできないけど、美味しいもの食べて語って 酒飲んで〆にラーメン食べて幸せ~。 このなんとなく幸せって凄く幸せとか最高に幸せって言葉より 幸せが長く続きそうな気がします。 住まいつくりにおいて、「なんとなくつくる」って事はご法度だけど 意味があって精魂込めて説明してつくったものに対する 評価で「なんとなくいいね」って何か超褒められているような気がする。 こちらが説明したことを全部理解してもらってなくても 出来上がった住まいが 「なんとなく温かいね、なんとなく空気がきれいだね、なんとなく 話やすそうな空間だね、なんとなく居心地がいいね」 そして総合評価は満点に近くなる。 素材だけに頼ってたら絶対にありえない評価って気がする。 こうゆう意図でつくってるけど、お客さんに「なんとなく」って 言ってもらえる喜びを感じてます。 そしてなんとなくって思った瞬間にコミュニケーションが始まる。 日本語って奥が深いですね。 体感・コミュニケーションを育む住まい♯4 コミュニケーション「ホッと一息たたみさんこーなー」 何となくいいなぁ。。。と くどくど説明しなくとも五感で味わってもらえる空間です。
コミュニケーションを育む住まい 田村工業株式会社
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