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少し前に行われた大韓民国の李明博大統領の島根県・竹島への上陸強行で、李大統領の真意は不明だが我国領土の竹島に上陸し、「韓国領」と漢字で白く刻まれた岩に一人で登ってポーズを取る李大統領の姿を韓国メディアは繰り返し流したそうなのだ。李大統領は「国土東端の独島をしっかり守ってほしい」と常駐する警備隊員たちを激励したそうだが、この件では武藤正敏駐韓国大使を帰国させたそうだが日本政府は及び腰姿勢が目立つのだ。李大統領の竹島上陸を受けた日も関係閣僚による会合準備が進められながら、「藤村修官房長官らが慎重姿勢を示した」ことから見送られたそうで、結局は野田佳彦首相が記者会見で「極めて遺憾で毅然と対応する」と抗議するにとどめたそうなのだ。
玄葉光一郎外相が表明した竹島領有権問題の国際司法裁判所への提訴についても、野田首相と玄葉外相会って対処方針を打ち合わせる予定だったが、野田首相が「お盆休み」に入ったことを理由に電話協議に切り替えられたそうなのだ。韓国側は日本の朝鮮半島統治からの解放を記念する8月15日の光復節を前に「反日ナショナリズム」をむき出しにしている。韓国の与党セヌリ党報道官は日本政府の国際司法裁判所への提訴方針を「盗人たけだけしい」とののしった。その野田首相は公邸に米村敏朗内閣危機管理監を呼び、「緊張感を持って情報収集に努め、事態に応じて法令に基づき適切に対処するように」と指示し、官邸に情報連絡室が設置されたが、首相は終日公邸にこもったままだったそうなのだ。 李大統領は天皇陛下のご訪韓に関して独立運動家への心からの謝罪を天皇訪韓の条件だとする発言をするなど挑発をエスカレートさせているが、日本政府当局者は「竹島上陸への対抗措置の検討が行われている状況で、こんな発言をされたら感情的反発が強くなる。決していい結果にはならないだろう」と話しているのだ。自民党の安倍元首相は韓国の李明博大統領が天皇陛下の訪韓には独立運動家への謝罪が必要だとの考えを示したことについて、「常軌を逸している。そもそも天皇陛下が訪韓される環境がない中にあって、大統領の発言はあまりにも礼を失している」と批判したのだが、政府筋は「真意をはかりかねている」といい政府高官に至っては「誤報と聞いている」とまで言い切ったそうなのだ。 李大統領は天皇陛下のご訪韓に関しての発言は、地方視察での教育関係者との会合でのものだそうなのだが、竹島上陸について話してほしいと参加者に言われ、「思いつきではない。深い配慮と日本からの反発という副作用がありうると検討した」などと述べた上で、天皇訪韓に自ら話題を移したそうなのだ。玄葉光一郎外相は李大統領が天皇陛下のご訪韓に条件を付けたことについて、韓国メディアの記者団から問われると「報道は承知しているが、内容は一切聞いていない」と述べるにとどめたが、韓国の主要メディアは李明博大統領による天皇訪韓に関する発言を「李大統領、連日の対日強硬メッセージ」とか、「2連続の対日直撃弾。独島訪問に日王への謝罪要求」などと伝えているそうなのだ。 この李大統領は天皇陛下のご訪韓に関しての発言で日韓関係の展望はまったく見通せなくなったそうなのだが、韓国政府は、李大統領の竹島上陸後、竹島周辺に整備する予定だった「総合海洋科学基地」の建設を当面見合わせることにするなど、日本側の反発を意識したかのような動きを見せていた。それだけに今回の李大統領の発言は唐突感があり、与党セヌリ党の議員からも「日本にとっては敏感な問題なのに……」と今後の展開を危ぶむ声が出ているそうなのだ。日本側の外交関係者は「信じられない発言だ。悪影響は数年単位に及ぶのではないか」と述べたそうで、来年2月に発足する韓国の次期政権下でも日韓関係の修復は簡単ではないとの見方を示したそうなのだ。 --- On Thu, 2012/8/16, > wrote: お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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