「やらなきゃゼロ」
尊敬するひとのブログひとことで言って感動した。 地元と利害関係もないただ単に日本一財政が真っ赤っかで、滅びゆく限界集落的自治体に出向した一公務員が、自分が関わった自治体を良くしたいと思い、自分がやろうと考えて市長に立候補する。 傍目にはバカとしか見えないだろう。もしご本人が初めから市長、知事、衆院議員、大臣という野心を持っているなら、その善悪は別として市長をやる気になったのは分かる。あるいは地元出身とかその土地に関わる人ならそれもわかる。だけどそうではない。 公務員を辞めて首長に立候補する。当選すればハッピーだが、落選すれば一失業者だ。まして市長になっても次の選挙はどうなるか、いや思い描くビジョンが実現でき夕張市を良くしていくことができるのか否か、それは彼個人の家庭生活、人生に関わる重大問題だ。それを決断して実行したことをまず尊敬する。もちろんその決断は彼一人で負えるものではない。奥様となった方、ご夫妻それぞれの親など複数の人の人生に影響する。彼を支えた関係者も大きな決断をしたはずだ。でも周りの人を動かしたということも彼の力、人徳であるわけだ。(抜粋)※ 千葉市の熊谷市長も連想する。