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2021/07/07(水)13:28

中共の殺人の歴史 ⑧

大紀元時報日本、フォーカス台湾(333)

(二) 状況に応じ異なる殺人手段を使用 1.世論先行 中国共産党はあらゆる殺人方法を用いた。異なる時代には異なる殺人手段がある。大多数の殺人は「世論先行」である。共産党は常に「殺人しなければ民衆の怒りは抑えられない」と言っているが、まるで国民の要求に応じて殺人したようである。実質上、「民衆の怒り」は、中国共産党が煽り出したものであった。 例えば“白毛女”の劇は、民間の伝説物語を改竄したものであった。劇中に登場する地主“劉文彩”は実在するが、地代を厳しく徴収したり、水牢の拷問などもすべてでっち上げられたもので、人々に地主を恨むように「教育」することが目的だ。この種の「敵」を妖怪化したやり方は今までもずっと用いられて来た。国家主席でさえ妖怪化することが出来る。法輪功(ファールゥンゴン)に対しても「天安門焼身自殺事件」をでっち上げ、民衆の法輪功(ファールゥンゴン)に対する敵意を引き起こした。その後、法輪功(ファールゥンゴン)の学習者達に対して、ジェノサイド(集団虐殺)の方法で迫害を加えた。共産党はこのような殺人方式を改めることなく、情報伝達技術の発達に連れ、ますますエスカレートしている。以前は中国人のみを騙したが、今は外国人までも騙す。 2.群衆を煽動し殺人を教唆する 共産党は自ら殺人を起こすほかに「群衆を煽動し、殺人を教唆する」ことをしている。もし初期において規則法律があっても、群衆の殺人がエスカレートした時には、取り締らなくなる。例えば、「土地改革運動」の時に、一土地改革委員会が地主の生死を決めることが出来るのだ。 3.先ず魂を殺し、そして肉体を殺す 殺人のもう一つの手段は「先ず魂を殺し、そして肉体を殺す」である。過去の歴史に於いて最も残虐な秦の王朝でも、精神を虐殺することはなかった。しかし、中国共産党は、人にそう言う正義のために、粛然として死に臨むような機会を与えない。「白状した者は寛大に、抵抗する者は厳重に処分する」、「頭を下げて罪を認めることが唯一の生きる道」しかない。必ず自身の思想と信仰を放棄させ、犬のように何の尊厳もない状態で死なせるのだ。そうしなければ、烈士のように正義のために死ぬ気概は、他の人を鼓舞してしまう。卑しい死に方こそが、中国共産党が達成したい、未来の人達に対する「教育」の目的である。中国共産党が現在残虐極まる迫害を法輪功(ファールゥンゴン)に加えている理由が、法輪功(ファールゥンゴン)は、命より信仰を重んじるからである。彼らの尊厳を打ち砕けない状態で、中国共産党は彼らの肉体に虐待の限りを尽くす。 4.暴力と甘い餌(アメとムチ)を施しながら殺人する 殺人の過程において、中国共産党は「ニンジンと棍棒」、暴力と甘い餌を同時に用いる。共産党は常に「ほんの僅かな部分を打撃する」と言う。5%の比率に例え、「大多数の人」が常に良い人で、常に「教育」の対象になる。この種の教育は「恐怖」と「保護」の二つが使い分けられる。「恐怖」とは、共産党と対立すれば必ず悪い結末を迎え、打撃対象の人々とは距離を持つように戒められる。「保護」とは、共産党の信頼を得られれば、党の味方であり、安全が確保され、重用もされる。もしかしたら、何かの勝利品をも分けてもらえる。林彪は「今日は少し、明日も少し、合わせればたくさんになる」と言った。しかし、一つの運動を幸いにも安全に避けられた人は、往々にして次の運動における犠牲者となるのだ。 5.「芽の内に摘み取る(芽生えた時に消滅させる)」殺人モデルと「隠蔽された違法殺人」の殺人モデル 今のところ中国共産党は「芽の内に摘み取る」、「隠蔽された違法殺人」という殺人モデルをさらに発展させている。例えば、各地での労働争議や農民の抗争が増えつつあり、中国共産党は「芽の内に摘み取る」の原則に基づいて、その都度「リーダー」を逮捕し、重刑を加える。また、人権と自由が世界の共通認識であり、時流となっているので、中国共産党は決して法輪功(ファールゥンゴン)学習者に対して死刑を下さない。しかし、江沢民の「殴打して死なせても当たり前」の教唆と放任の下、各地で法輪功(ファールゥンゴン)学習者が、拷問によって死亡した悲惨な事件が頻繁に起きている。また、憲法では公民が陳情する権利を有することに対して、中国共産党は私服警察、甚だしくに至ってはヤクザ、チンピラを雇い、陳情する公民を「阻止」し、逮捕し、強制送還している。更に陳情する人々に対して、強制労働させることまで起きている。 6.見せしめにする方法の殺人 張志新、遇羅克[23]、林昭[24]などを迫害。

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