2023/03/03(金)16:02
ISO第3世代 54.環境監査その6 ISOの師匠の力作ドラマです。
ISO第3世代 54.環境監査その6
ご存じとは思いますが
裁判官は裁く人と書く。では誰を裁くのか?
被告人ではない。検察を裁くのである。検事が出してきた証拠がまっとうか否かを判断する。そして証拠が被告人を有罪とするに足りなければ無罪と判断する。無罪とは被告人が悪いことをしなかったということでなく、 遠山の菌さん検察が犯罪を立証できなかったこと。
まず被告人は企業だということは一致するだろう。
ここで不思議だと思うことがある。
ではISO審査は誰が検察で裁判官なのだろう?
ISO審査は裁判官がいないように思う。
いや審査員が検事であり裁判官なのかもしれない。
となるとテレビドラマの遠山の金さんのようだ。
自分で犯行を見て、
捜査して容疑者を捕まえ、
自分で裁判を仕切って判決し、
はては被告人の心情を思いやって弁護までする。
まさに警察、検察側・弁護側・裁判官、広報役まで、一人三役どころが一人全役、
劇団ひとりである(注1注1
「痛快憲法学」、小室直樹、集英社インターナショナル、2001、p.24)。