もう１０月。思えば６月末から娘のならし保育をはじめ、７月に私が仕事を始め、太陽ぎんぎんの季節を親子で自転車で駆け抜けた夏もおわり、、、、ふぅっ、最近つかれがどっと来たような。夫の仕事も先週から毎日残業。家に戻るのは１０時、１１時。今日は週末からまた鼻水がひどい娘を夫に病院へ連れていってもらう予定でしたが今日も残業になってしまった知らせを受けて、急遽５時１５分に私が会社を出、自転車をすっとばして娘を迎えに行き、その足で病院へ。家族み～んなが疲れている。。。。こんな風に秋になって、夏の疲れを感じている人々も多いのかな？
さて、今日は読書の話。私はもともと文学少女。小学2年生くらいから行き着けのお店といえば本屋さん。お小遣いでよく買ったな。コバルト文庫、青い鳥文庫、講談社、ポプラ社文庫などなど、欲しい本が沢山あり過ぎてお小遣いが入るたびに本屋で時間をつぶしていたっけ。小学生の時に沢山集めたのは佐藤さとるさん（文）／村上勉さん（絵）のコロボックルシリーズとか、その他このお二人がペアになっている作品。佐藤さんの少年の目で見たような世界、村上さんのとってもとってもあたたかいそしてユニークなイラストは今でも大好き。娘にも伝えてゆきたい素敵な世界が広がっています。
大人になって会社勤めをするようになっても、いつも通勤時間は読書タイムだった。森容子、江國佳織、宇野千代など女性独特の視点から広がる世界、吉田ルイ子、永倉洋海らジャーナリストのノンフィクション、たまには芥川や太宰、漱石など昔教科書に載っていたなつかしい文学をきちんと読みたくなったり。スティーブンキングのミステリーを読んで想像が広がり過ぎてしまって恐くて眠れなくなったこともある。いつもいつもかばんには１冊入れておきたい！というのが本音なのだけれど、正直最近は本を読む暇もなく、一日頭も身体もフル回転でオーバーヒート気味かな。
妊娠中家にいる時に出会って好きになった作家はズバリ浅田二郎。ほろりと人情を感じる彼のどくとくなタッチにとても惹かれて、結構読んでいる。
読書の秋。。。。身体も心もほんのいっとき休めて本に没頭できる１日をひとりっきりで過ごしたいな、と心に抱くささやかな願い。