母が還暦・60才になりました。お誕生日会に出席するために、昨日私の実家へ車で１１時半に家族３人で出発。
娘は新しく買った真っ赤なチャイルドシートの気持ちよさそうに収まっています。→１０分後には目がとろ～ん、そしてお口を小さく開けたまま眠りへ突入。途中べろをちょっとつきだしてまるでおっぱいを吸っているようにちゅぱちゅぱしたりしながらも熟睡。いいなぁ、子供の寝顔ってとても平和だ。（＾＿＾）/
姉が予約をしてくれた実家の側のフランスレストランで大人７人、子供３人でランチメニューを堪能。ここは出来た当初からとてもリーズナブルなお値段でランチ、ディナーの本格的なフランス料理の味を楽しむことが出来て、また店長さんも感じが良いのでいつも繁盛している。この地区の周りのお店はみんなつぶれたり変わったりしているのに。私もここが出来た当初に何度か行ったことがあり、それは結婚前のもう何年もまえのこと。ここに将来夫や娘と一緒に来るなんて、（しかもあれだけ結婚を反対された母のお誕生会で！）思いも寄らなかった。すてきなイベントです。
時間きっちりに現れた母はかわいらしくおしゃれをしている。６０才になること自体は、やはり女性として微妙な気持ちだろうけれど、こうして家族総出てお祝いをしてもらえることにはとてもうれしそう。
テーブルについて早々、父から母へバラの花束が渡され、続いて私の娘から小さな花束を渡した。そしてシャンパンで乾杯！　姉が音頭をとって皆で母におめでとう！　前菜、スープ、パン、メインまでとてもおいしく、お酒もはいっているので話もはずむ。娘もコースに出てきたパスタをもぐもぐ、焼きたてパンのやわらかいところをぱくぱく、スープもカボチャ味でじゅるじゅると全ておいしく頂いている。よかったね、きょうのお昼ご飯はスペシャルだよー！ママはいつもこんなにおいしいものあげていないものねぇ。いろいろな人の膝に抱かれて、でもどこへいってもおとなしく座っています。でもとりわけおばあちゃんの肉ぶとんもとい、クッションにはとても反応して一番気持ちが良さそうです。

デザートを待っている間、いよいよプレゼントを渡すことに。以前から私たち３姉妹でプレゼントは何がいいかなぁと考えに考えを重ねてやっと今回の企画にたどり着きました。おかげでお誕生会も一月も遅れてしまったのだけれど。プレゼントは姉が見つけてきたずっと思い出に残すことができる、しかも世界でひとつのもの。それは詩とイラストがすてきな額に入ったもので、詩はオリジナル。娘３人で考えました。しかも詩の各行のあたまは両親の名前の一文字ではじまるのです。つまり、詩の行の頭だけを横に読んでゆくと両親の名前、（あきお　さちこ）になるのです。パート分けして３人で言葉を考えて下のようなものが出来上がりました。

「あふれる感謝　きずな深く　おおきな心に救われた　さんびきの子豚をそだてあげ　ちからを合わせて　これからが人生満開の時」

イラストには実家のわんこもちょこんと座っています。さんびきの子豚とは私たち３姉妹のこと。私が考えたパートです。額は１メートルx60センチくらいあるので、結構立派です。これを見た母の目から涙がぽろり。やった！喜んでくれました。
３年前の父の還暦にちゃんとイベントをしてあげた記憶が私たち姉妹の誰一人、全く無い！ので、ついでに一緒にお祝いということで父の名も載せました。父、ごめん。(´Д`)
そして2万円分の旅行券。年越に旅行へいくときいていたので、少しでも足しになれば、とおもって用意しました。今まで外で年越しなんてしたことがない両親、娘達も巣立ち、これからは今までよりももっと楽に、自分たちの楽しみを優先にライフスタイルをかえてゆこうと思っているのでしょうか。是非そうして欲しいものです。
そしてこれから、、、、今まで育ててもらった分の親孝行をしてゆきたいと強く思ったのでした。私の夫や姉のだんなさんも一緒に参加してくれたことも母にとってもうれしかったでしょうし、特別な誕生日のイベント、これからも毎日を楽しく、そして健康に生きる母の原動力になってくれればいいな。とても楽しい一日でした。