あけましておめでとうございます。２００８年・平成２０年になりました。高校の時に天皇陛下が崩御されて平成になってから２０年？！　こう考えると人の一生なんて本当に夢のごとしですね・・・日々精一杯、たのしく生きなきゃなんて改めて感じるのでした。休み中は夫・娘達・実家の両親や姉と子ども達とたくさんの時間を共有して、とくにゴージャスな旅行もなにもなかったけれど、私にとっては有意義な１週間でした。(^_^)
実家に４泊した間は朝起きると朝ご飯もできてるし～！母の雑煮も上手かった♪今までは実家に行くと「少しは楽したい・子供から解放されたい」願望があって、実家の両親に”子ども達をちょっとお願い”、なんていうのが多かった気がしますが、今回はなるべく子ども達と時間を一緒に過ごそうと心がけ、公園に連れて行ったり、かいものにも連れて行ったりとどこへ行くにも一緒でした。普段朝から夕方まで離れているんだものね。１週間のお休みくらいべったりしなくちゃ。
今回の正月休みのおかしな出来事といえば、スゥイートポテト騒動です。これは元旦の朝のAの寝言から始まりました。うっすらと目を開けたでもまだ寝ているAが、私の隣で「スゥイーとポテト。。。うふふふ♪」ととてもうれしそうに笑っています。どうやら保育園のおやつでお気に入りのスウィートポテトの夢でも見ていたようです。ぷっと隣で吹き出した私に気づいてぱちっと目を開けたA。今度ははっきりとした口調で「ママぁ、スウィートポテトたべたいなぁ～♪」。「あはは～、夢見てたんだね。じゃ、一緒に作ろうね。」お菓子作り土素人の私ですが、料理好きの妹に頼めばなんとかなるでしょう。事前に実家にいる妹に連絡を入れて、レシピを頼んでおきました。
さて、実家について数日目、レシピを見ながらAちゃんと２人で初のスウィートポテト作り開始です。Aはばあばにもらったエプロンと、三角巾をして張り切っています。水道の前に台を置いて、そこに乗ったAにたわしでサツマイモ洗いをしてもらいます。「お芋さん、しっかりお風呂にいれてね～。美人になるようにごしごし洗おうね～」
慣れない手つきで一生懸命に巨大なイモ２本を洗うA。こうして親子で料理ってなかなか楽しいかも♪
お芋をあらったらざくざくと輪切りにして、レンジでおいもをふかします。その間ちょっと休憩。柔らかくなったらクリーム、砂糖、バターを入れながらお芋をつぶして行きます。少し熱を加えて柔らかくしていきます。うん、初めてにしてはなかなかいい感じ。これならAも喜んで食べられる美味しいスウィートポテトができそうだ！
火から下ろしたら手で形をつくっていきます。しゃれた型などないので、手で自由自在に好きな形にね。Aは「へびさん」といいながらながい形をつくっていました。
お皿にたくさんならべたスウィートポテトをオーブンで焼いたらできあがり。けっこう簡単にできるし、材料もそんなに要らないのでお菓子など作ったことのない私には新しい発見でした。そしていよいよ試食・・・・・Aもさぞかし喜んでぱくぱく食べてくれるでしょう、と思いきや。。。。なっなんとAの口から出た言葉は「いらない。」へっ？ウソでしょう？あんなに夢に見るまで食べたがっていたのに～？！
もう一度きくとやっぱり「いらない。」しかもかなり断固とした口調で。「保育園のスウィートポテトと違うの？」「違う（きっぱり）。」これは私の考えですが、どうやら作る工程を経て、スゥイーとポテトがサツマイモからできるということを知ったAにはもはや魅力のない物になってしまったようなのです。何で食べないの？ときいたときに「Aちゃん、お芋は食べないの！」というようなことをボソリといったので。「おまけに保育園で出されるものとは若干色や形もちがうようで？　見た目って子供にとっては絶対のようです。だからママと作ったのは”偽スウィートポテト”と思っているのかもしれません。ブサイクでも一応スウィートポテトのレシピに沿って作った本物なんですけど？　Aにとってのスウィートポテトとは、保育園で食べる何か特別な、魅惑のお菓子だったのでしょう。それを手作りをしたばかりに、なんだか化けの皮が剥がれたようになってしまったみたい。それにしてもAの「食べない。」をきいたときはさすがに私も耳が悪くなったか？と疑ったほどびっくりしたのでした。近いうちに保育園で”ほんとの”スウィートポテトが出るといいねぇ。。。
今朝は久々の登園でしたが、２人とも元気にクラスにとけ込んで行ったので安心しました。
私たち夫婦は・・・・休み中の起床時間にアラームをセットしたままだったので、あわや遅刻！っていうか、夫はほぼ遅刻。やっぱり久々の早起きは辛かったですねぇ。今も頭がぼーっとしています。
本年もぼちぼちと日記の更新をしていきたいと思います。