2004/12/14(火)17:27
どこまでドラマ?
お昼のラジオニュース、仕事をしながら何となく聞いていると
「…戦闘状態になったときには、国民の基本的人権を最大限守りながら、国や地方自治体が…」
「…の場合は、距離が近くミサイルが着弾するまでに時間がないので、情報をできるだけ多く集めて…」
(…のところは聞きそびれた。肝腎なところを聞いてないというか、忘れたのか)
えっ、日本のどこかで何かあったのかと一瞬思ってしまった。
有事法制、周辺事態法など、活字で読んだことはあっても、目で見た感じと、耳で聞いた感じって全く違う。
かつてウェルズのSF『宇宙戦争』を「火星人襲来~」とラジオを通じて流したところ、ほとんどの人が事実と信じてパニックを起こしたことは有名な話だ。
有事が起こって、周辺事態を見きわめながらの、国をあげて防衛訓練の計画を放送しているように感じた。
国民の意識を「戦争が始まっても不思議のない状況」というところに持っていこうとしているのか。軍備を持てる国にしたくて…
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ここからはもっと楽しい話。
NHKの新撰組が終わった。
最初の数回と、最後の数回を見ただけだったけれど、最終回とそのひとつ前は、結構ドラマに引きずり込まれて見ていた。
新聞に「近藤勇の人生を生きたのは、本人と僕の2人だけ」と、慎吾くんがコメントしたという記事が載っていた。どんな風に生きたのか…
普段の軽妙な慎吾くんとは全く違って、彼はこのドラマの中で、本当に別の生き方をしてみせたような気がする。「近藤勇の人生」と言い切ったことも許せる演技、いや生き方。
近藤勇は享年35才、士方も同じ、沖田は29才。新撰組って正しく青春群像そのもの。あの時代にあの年齢で、あれだけ日本の政治に深く真正面から関わった若者たち。
対照的に、勝海舟や西郷隆盛たちのかけひき。
多分にドラマの脚本に影響されているとは思うけど。
光明寺の階段を見た影響もあって、久方ぶりに大河ドラマに引きずり込まれた単純な私なのでした。