御殿場線・乗車記(その5)
ロマンスカー・はこね20号の乗車率は私が見た感じ、わずか3割足らずだった。私は町田で降りたが、町田から新宿までほぼ同じ感じだった。EXEの10両だと輸送力過剰だと言われても仕方がないかもしれない。 「いっそのこと、EXEだったら6両で十分じゃないの?」 と思ってしまった。いや、それ以前に新宿側が6両で十分なのかという疑問は残るが。 車内での私は、自分の席でウトウトしそうになった。今日もいろいろ動き回ったからだと思う。それに30000系EXEは日常型の車両だと思った。VSEや7000系といった展望車のある非日常型の車両とは違い、EXEはビジネスライクな作り。だから特にこれといった魅力がなく、もし毎日乗ってたらいずれ飽きるかもしれない。そういう意味で、EXEは日常型なのだ、と。 そうこうしているうちに、はこね20号はまもなく町田に到着する(町田・14:20発)。長いようで短かったような気がしてならない。もしや私は小田急線完乗に慣れてしまったから、なのかもしれない。私の自身2回目の体験となったロマンスカー乗車は、あっけない感じで終わった。 ロマンスカーを降りた後、後発の急行に乗り換えて、帰宅した。自宅を出てから帰宅まで、約6時間の日帰りミニトリップであった。 「御殿場線・乗車記」はこれにて終了です。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。