20日にNHKのシルクロードを見ていたら、カシュガルの学校で中国語を勉強している子供たちの様子が映った。そして中国語の歌をも歌う。「団結は力なり!」といった軍隊調の歌だ。
これを聞いてた弟が「ふん、独裁国家らしいね」と言った。私は「独裁国家とは何事だ!」と思い、憤慨した。中国という国はある程度民主化が進んでると思うし、私が独裁国家と考えたことは一度もない。これは中国に対する侮辱といっていいのではないか。
靖国問題などの解決の目途が立っていない今日では、中国国内の反日感情が収まってる気配などないと感じる。今、日本人が中国に行くのはやや危険だとさえ感じる。弟も私と同じく、小泉さんの靖国参拝には批判的だが、中国を独裁国家呼ばわりしたら、擁護してるのか批判してるのか分からない。
冒頭の軍隊調の歌に関して、私は「かっこいい歌だなあ…」と思って聞いていた。それを弟の発言で随分しらけた感がある。北朝鮮をそう批判するならまだしも、中国に対してならあれは適切ではないと思うのだ。
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Last updated
Nov 24, 2005 09:26:18 PM
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