小泉さんが首相に就任したのが、5年前の今日だった。それ以前に「神の国発言」などでマスコミや国民から大ひんしゅくを買った森さんに代わっての登板だった。
自民党総裁選で圧勝し、そのまま新首相に就任。「聖域なき構造改革」を唱え、主として特殊法人の統廃合・民営化に取り組んだ。当初は私も含め、多くの国民は小泉さんを支持した。支持率は80%をゆうに超えていた。それは前任者の森さんの時の反動が大きかったのだろう。
しかし外交政策というジャンルで見てみると、現時点で及第点を与えることは到底できない。5年前に小泉さんが靖国神社に参拝してから、その問題がクローズアップされるようになった。私が靖国神社の正体を知ったのは、ほんの1年前だ。私も当初は(正体を知らずに)「靖国神社に行って何が悪い!」と思うようになった。
しかし靖国の正体が分かった現在では、私は小泉さんの靖国参拝に反対している。A級戦犯が祭られている限り、私は断固として反対する。5年前に比べて中国、韓国との関係がかなり悪くなった。経済発展を続ける中国。ヨン様ブームで日本からも多くの観光客が来るようになった韓国。仲が悪いようでは危うい。
小泉さんのままではダメだ。靖国参拝を明言している安倍さんも同様だ。それに部外者になるが、靖国に参拝している民主党議員も大喝だ。自民党と民主党の違いがますます分からなくなってくる。
3ヶ月前にもこのブログで書いた通り、福田さんや二階さんという靖国参拝に批判的な人が次の自民党総裁&新首相になるべきだ。
そして前述の特殊法人改革、特に郵政民営化、道路公団民営化といった成果はこの先見ていかないと分からない。政府系金融機関の統廃合・民営化にも注目だ。無駄を省けるかどうかに期待している。
自民党総裁選挙まであと5ヶ月。5ヶ月後の総裁選挙の結果で日本の進む道が決まる!
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