昨日、上海国際サーキットで行われたF1中国GP。
ハミルトン、107点。アロンソ、95点。
ハミルトンが勝てば、史上初の新人王者が誕生する。
しかし決勝での最大のニュースは、何といってもハミルトンのリタイヤだろう。
事件は30周目に起きた。
2位を走っていたハミルトンのレインタイヤはどんどん磨耗していって、遂にはタイヤの生地が見えるような状態になってしまった。ハミルトンはピットインを余儀なくされる。しかし、ピットレーンで大変なことが起きてしまった。
タイヤが磨耗しすぎて、コーナーが曲がれない!!
私はそのシーンを見て驚いた。十分に曲がることのできないマシンになってしまった。そしてマーシャルに対し、マシンを押すよう呼びかけるが、応答なし。こうして1分近くタイムロス。表彰台どころか入賞も危うくなった。
そして・・・
マシンを降りた!!
ハミルトン、今シーズン初めてのリタイヤである。彼にとって、F1に上がってきて、こんな屈辱的な終わり方をするのは初めてだろう。
その後、ライコネンとアロンソが激しい優勝争いを展開。結局、優勝したのはライコネンだった。これでハミルトンとは7点差である。2位:アロンソ、3位:マッサ。
このGP、最も健闘したのがトロロッソ。20歳のベッテルが4位入賞。リウッツィも6位ゴールで、ダブル入賞を果たした。おめでとう!
そして今シーズン、苦しみ続けたバトンは5位入賞。本家ホンダはやっとスーパーアグリをポイントで上回った。
私としては「今頃まともなポジションを取ったのかよ、空気読めよ!」(笑)である。
次回は泣いても笑っても最終戦。ブラジルでの天王山である。
ハミルトン、アロンソ、ライコネンの3人が7点以内にひしめく大混戦。
誰がチャンピオンになってもおかしくない。
果たして王座に輝くのは誰なのか?期待したい。
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Last updated
Oct 8, 2007 09:16:23 PM
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