私は5日から7日まで、2泊3日の日程で福島県・西郷(にしごう)村に行ってきました。目的は、大学の教職課程メンバーによる特別活動合宿。この合宿は将来教職に就く際の、総合学習の時間での自然教育、グループ活動の指導力の向上を目的としたものです。
西郷村は福島県の南の端に位置します。
-初日(5日)-
午前中に大学を出発し、東京外環道から東北自動車道に入り、北上する。途中、宇都宮近郊の大谷PAで休憩。出発から2時間程度だろうか、11時過ぎに白河インターで降りた。国道289号線を通り、到着したのは那須甲子(なすかし)青少年自然の家。
昼食を取り、午後はイニシアチブ・ゲーム。これはグループ単位で協力しあってゴールを目指すというゲームで、みんなで協力しなければ達成しようがないほど難しいものばかりでした。
夕食は炊飯。外の炊飯場でグループで協力してカレーを作ります。結果として、お米もおいしく炊け、カレーも絶品ものでした。
-2日目(6日)-
この日はハイキング。近所の山を登り、阿武隈川の上流を目指します。子どもたちの指導に当たるとき、どうハイキングのアドバイスをするか、植物の種類についてどう伝えるか。これが大きなテーマでした。その中で記憶に残っている言葉があります。
ミズナラの木はすぐに腐ってしまうので、住宅工事には使えない。しかし水分をたくさん吸収する性質を持つので、「自然のダム」と呼ばれています。
コンクリートダムだと長く持つと思っている人がいるけど、実は長くても50年程度しか持ちません。大雨によって侵食されてしまいには土砂崩れによってコンクリートダムそのものが崩壊してしまいます。しかしミズナラの木は、大雨が降ったときに水分を吸収してくれるので町を洪水から守っているのです。このことを次の世代に残さなければなりません、と。
夜はキャンプファイヤー。外は大雨だったので、「青少年自然の家」の中でのプレイホールで行われました。その中ではスタンツと呼ばれる寸劇を披露し、雰囲気を盛り上げます。
希望の火、友情の火、団結の火、協力の火、愛情の火、創造の火、最後ひとつは何か忘れましたが、火の7つの意味を聞いて感激しました。
最後は「翼を下さい」をみんなで歌い、解散。楽しい時間だったと思います。
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Last updated
Sep 8, 2008 09:29:50 PM
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