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　今回の第20話、そして次回の第21話とシリアスエピソードが続く中盤。

　私的なことなので恐縮なのだが、このアニメを見ようとする度に胸が締め付けられる気分になるのはなぜなのだろうか？


　大空へ飛んでいってしまったロイヤルクリスタル。レジーナと中ボス3人が一足先に向かったのだが、一方でマナ達は困ってしまっていた。そんな時でもマナは後先考えずに行動しようとした。考えるよりまず行動するというマナと、とりあえず考えるという六花。2人の性格の違いが強く伝わったシーンだった。
　そんな中、タイミングよくセバスチャンが登場。

　GPS！！アンテナ！！さすがは財閥！！

　ありす「人工衛星で送られてくる情報で、位置を特定できるんですわ」

　ペドロ・ディニスか、こいつは（ブラジル人の元F1ドライバーで父が大手スーパーマーケットの経営者。実家は人工衛星も持っているとのこと）。

　なんでもかんでもスケールがでかすぎるよ･･･。でもしばらくするとクリスタルの位置がデータから消えてしまった。そこで、セバスチャンがヘリコプターを用意し、全員移動。これについてはFC2・ひまわり動画のコメント欄では「もうセバスチャン一人でいいんじゃないかな」というコメントが出てくるくらいだった。

　でもヘリコプターの中では真剣な会話が。
　マナ「（レジーナの）目付きが違ってた」
　まこぴー「本性を現したのかもしれないわ」

　・もうこれは女の子向けアニメじゃなくて、RPGゲームだよ！

　たどり着いたのは雪山のふもと。ここで作戦会議ならびに山小屋のおっさんから雪山について注意を受けた。おっさん曰く「あの山は霊峰で、いまだかつて山頂に登った者はいない」とのこと。エベレストより攻略が難しそうな雪山だ･･･。これは最早RPGゲームだよ（「テイルズ・オブ・ジ・アビス」みたいな）。
　ここでコメント欄を見ると「このJC体張り過ぎである」「死ぬwwww」というメッセージが。プリキュアはそういうものなんです！私も視聴を始めてから4カ月でもう慣れてしまった。

　・昔のドラえもんの映画と状況が似ている！

　そこで4人はさっそく登頂を開始。ジョー岡田もついてきた。とりあえず雪原に着いたところで状況を確認。プリキュアの4人はかなり寒そうな格好だが･･･、
　キュアダイヤモンド「変身しているから（寒さに）耐えられるけど･･･」

　何だ？プリキュアの衣装ってドラえもんのエアコンスーツと一緒の機能でもあるのか？
　このシーンはドラえもんの映画「のび太の日本誕生」（1987年）を彷彿とさせる。クリスタル探し、ヘリコプターで移動、雪山攻略･･･。いろんなところでオマージュが見られる。


　・キュアハートとレジーナ、クレバスの底へ！

　キュアソードがクリスタルのありかを探すために自ら叫んで反応を試そうとするが、現れたのはクリスタルではなく、レジーナと中ボス3人！戦闘状態に入ったところ、レジーナがクレバスに落ちそうになった。そこでキュアハートが自ら敵の大将の娘を助けようとした。しかし重みに耐えられずに氷河が崩落！2人はクレバスの底へと落ちていったのだった･･･。


　レジーナと、いつの間にか変身が解けていたマナが倒れていた。運良くロイヤルクリスタルが登場し、レジーナの元へ。彼女が握った瞬間、強く光り出した！しばらくして目の前を見ると、氷漬けにされている王女様が現れた。思わず見とれる両者。その時、レジーナが不可解な？行動に出た。王女様を見たせいか、目の色が赤から水色に戻ったレジーナはマナにロイヤルクリスタルを全部渡したのだった。マナは「いいの！？」と言いそうな表情だった。

　レジーナ「約束破ってごめん･･･」
　前回まで知ってる感触が戻って来たと感じたマナ。
　マナ「あたしの知ってるレジーナだ！」
　レジーナ「当たり前でしょ！変なマナ！」

　レジーナが水瀬伊織（アイドルマスター）みたいなツンデレキャラになったように見えた。
　
彼女は今作のラスボスである自分の父についても話してくれた。怒るとすごく怖いとのこと。これに対して
　マナ「あたし達は王女様とレジーナのパパの架け橋になろっ！」
　･･･マナもぶれてねえなあ･･･。実に頼もしい子だよ。

　・レジーナ、連れ去られる！

　そんな中で中ボス3人が再登場し、王女様を発見したプリキュアを邪魔しに来た。取り敢えず化け物は倒せたものの、レジーナは王女様とともに中ボス3人に連れ去られてしまった。個人的な信頼関係を構築できたキュアハートにとっては実にショッキングだったに違いない。

　キュアハート「レジーナ！！！」


　次回、4人はいよいよ第7話以来となるトランプ王国再訪！
　そして公式でも追加戦士登場が発表された。これは先々代の「スイートプリキュア」以来のことになる。